そんな風に思っている派遣社員の方も多いかもしれません。
しかし、最近は社会情勢の後押しもあって、リモートワークを扱っている派遣会社は意外に多いんです。
それどころか、「在宅勤務」の特集を組んだり、仕事用のパソコンを貸し出したりと、リモートワークに積極的な姿勢を示している派遣会社も。
当記事では、リモートワークの仕事が見つかるおすすめの派遣会社をランキング形式で紹介していきます。
「現在利用している派遣会社にはリモートワーク求人がない」という方や、「リモートワークができるなら派遣をしてみようかな」と考えている方は、参考にしてみてください。
リモートワークでおすすめの派遣会社ランキング
ではさっそく、リモートワークで働きたい人におすすめの派遣会社をランキング形式で紹介します。
なおランキングは、以下をもとに編集部が独自に順位付けしています。
各派遣会社の特徴や、おすすめポイントなども紹介しているので、派遣会社選びの参考にしてみてください。
【1位 アデコ】職種豊富!高時給のリモートワークが見つかる
アデコには時給1,700円前後の高時給案件も多数あり、在宅でも高収入を得られる可能性が高いです(※)。
「パソコン貸与あり」の求人が多数あるのもアデコの特徴。
自宅のパソコンが家族と共有な方や、仕事用のパソコンを買うお金がない方には嬉しいですね。
また、在宅勤務は引き継ぎや教育体制に不安を感じる方も多いですが、アデコなら大丈夫。
はじめの1ヶ月で引き継ぎや研修をしてから在宅勤務をスタートできる求人や、週に数日は出社して派遣先の担当者とコミュニケーションを取れる求人も多数あります。
完全在宅勤務の求人なら全国どこからでも応募できるので、「地方在住だけど、東京の企業で働きたい」という人も挑戦しやすいですよ。
※調査日2023年9月24日
- 高時給の在宅勤務求人が多い
- パソコンが貸与されるリモートワーク求人あり
- 引継ぎや研修が充実した在宅勤務求人が多数
【2位 テンプスタッフ】未経験OKのリモートワーク求人が充実
テンプスタッフには「未経験歓迎」の在宅勤務求人が多数あります(※)。
しっかりと実務研修を受けた後で在宅勤務に移行できたり、丁寧なマニュアルが付いていたりするので、不安なくリモートワークを開始できますよ。
大企業や有名企業の派遣求人が多く、憧れの企業で働けるのもテンプスタッフの魅力。
自宅で受講できる無料eラーニングなどのスキルアップ支援も充実しているので、やる気があれば在宅勤務でも十分ステップアップできます。
「キャリアアップしたい」「正社員になりたい」「キャリアチェンジしたい」と思ったときは、キャリアカウンセリングも受けられます。
※調査日2023年9月24日
- 未経験歓迎のリモートワーク求人が多数
- 大企業・有名企業の求人が多い
- スキルアップ支援やキャリアカウンセリングを受けられる
【3位 リクルートスタッフィング】東海・関西在住でも首都圏企業の高時給ワークができる
リクルートスタッフィングには、「東海・関西在住のITエンジニア・WEBクリエイター」向けの「首都圏企業」のリモートワーク求人が多数あります(※)。
首都圏には、東海や関西より高時給な案件も多く、収入アップが見込めますよ。
月1回程度は派遣先に出社するので、「在宅勤務だと、派遣先の担当者やチームメンバーとコミュニケーション不足になるかも」という心配は不要。
もちろん、出社時の交通費は遠方でも全額支給されます。
「機密情報に関する研修」などを事前に受講できるので、在宅での派遣ワークについての疑問点を解決してから就業開始できるのも嬉しいですね。
また、パソコンは派遣先企業から貸与されるので、新たに購入する必要がありません。
※調査日2023年9月24日
- 東海・関西から首都圏企業に応募可能
- 遠方の企業への出社でも、交通費支給
- 業務用パソコンが貸与される
【4位 パーソルクロステクノロジー】高時給の在宅エンジニア求人が豊富
パーソルクロステクノロジーは、エンジニア派遣に特化した派遣会社。
リモートワークの求人も扱っており、時給2,500円前後の高時給のお仕事が揃っています(※)。
就業開始後1ヶ月は引き継ぎや教育のために出勤し、それ以降は週1回程度の出社でOKという求人が多数。
IT系から機電系まで多彩な職種があるので、どの分野のエンジニアでも希望の仕事を見つけやすいですよ。
登録はオンラインで簡単にでき、短期や期間限定の求人もあるので、次の仕事が始まるまでのつなぎを探している人も利用しています。
※調査日2023年9月24日
- 高時給のリモートワーク求人が充実
- 多彩な職種や業種が揃っている
- 登録はオンラインで完了
【5位 マンパワーグループ】時短や週4日以内のリモート求人あり
マンパワーグループには、「1日6時間以下」「週3〜4日勤務」といった週5フルタイム以外の在宅勤務求人も多数(※)。
事務、電話業務、エンジニアなど、様々な職種のリモートワーク求人が揃っています。
リモートワークの頻度も「フルリモート」「週1日」などさまざまなので、希望に合わせてお仕事を探せますよ。
また、在宅勤務中に不安なことがあった場合に、相談しやすい環境も整っています。
TOEICやExcelに関するオンラインセミナーを受講できるなど、「自宅でのスキルアップ」の支援も充実しています。
※調査日2023年9月24日
- 時短や勤務日数少なめの求人も豊富
- さまざまな職種が揃っている
- 「完全在宅」から「一部在宅」まで多彩な勤務形態がある
【6位 ランスタッド】登録から就業まですべて在宅の求人を紹介
ランスタッドの『おうち派遣』は、スタッフ登録から派遣先企業との顔合わせ、就業まで、全て在宅でできます。
『おうち派遣』には、「就業後しばらくは出社が必要」「週1回は出社」などの条件がつくお仕事はありません。
そのため、地方在住でも都市部の企業で働けますし、引っ越しをしても同じお仕事を続けられます。
しかも、就業前には在宅勤務に関する研修があり、就業中は担当者が丁寧にフォローしてくれるので、一人で仕事する不安を感じることもありません。
お仕事の種類は、事務、経理、人事、データ入力、コールセンター、エンジニアなど多彩なので、あなたのスキルを活かせる仕事がきっと見つかるでしょう。
- 登録から就業まで全て在宅でできる
- 就業中は担当者が丁寧にフォロー
- 職種が多彩
【7位 在宅派遣】在宅勤務でも社会保険に加入して安定収入が得られる
「在宅派遣」をプロデュースしているのは、800人以上(※)のフルリモートワーカーを抱える株式会社キャスター。
「在宅派遣」では、残業分も含め、働いた分だけきっちりお給料が出ますし、勤務時間や日数の条件を満たせば社会保険にも加入できます。
子育てや介護と両立しながら働きたい方に嬉しい「週3日」や「1日3時間」のお仕事もありますよ。
都市部のIT企業でのお仕事が多いため、ほとんどの求人が高時給なのも魅力。
「自宅近くで就業しようと思うと時給が安い」「近所にはスキルを生かせる仕事がない」と悩んでいるにも満足のいく仕事が見つかるでしょう。
お仕事への応募や相談も自宅からできるので、早ければ2週間ほどで就業を開始できますよ。
※2023年9月時点
- 残業代もきちんと支給される
- 時短・勤務日数少なめの求人あり
- 高時給のお仕事が多い
リモートワークの求人数が多いおすすめの派遣会社ランキング
「リモートワークの求人数が多いおすすめの派遣会社」をご紹介します。
ランキング | 派遣会社名 | 求人数 |
---|---|---|
1位 | テンプスタッフ | 2,276 |
2位 | リクルートスタッフィング | 2,191 |
3位 | パーソルクロステクノロジー | 1,975 |
4位 | アデコ | 1,327 |
5位 | マンパワーグループ | 1,043 |
(調査日:2023年9月20日)
テンプスタッフやリクルートスタッフィングといった大手派遣会社の求人数が多い傾向に見られるので、一社だけでも押さえておきたいといえるのではないでしょうか。
派遣のリモートワーク|3つの勤務形態
派遣のリモートワーク(在宅勤務)には、以下3つの勤務形態があります。
- 一部在宅勤務
- 完全在宅勤務
- 基本在宅勤務
当メディアが28人の派遣リモートワーク経験者に聞いたところ、「一部在宅勤務」と「完全在宅勤務」をしている方が多いとわかりました。
- 調査対象:派遣で「リモートワーク(在宅勤務)」の仕事をした経験がある方
- 調査期間:2020年10月22日~11月1日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:28人
【1.完全在宅勤務(フルリモートワーク)】出社ゼロ!居住地以外の会社でも働ける
完全在宅勤務とは、勤務日すべてにおいて、在宅で仕事ができる雇用形態です。
出社の必要がないため、たとえば「北海道にお住まいの方が東京にある派遣先の仕事をする」なんてことも可能です。
通勤が苦手な方はもちろん、通える範囲に良い求人がない方や、時給の高い都市部の仕事がしたい方にもおすすめです。
【2.一部在宅勤務】メリハリのある働き方ができる
一部在宅勤務とは、週または月の何日かは出勤し、残りの何日かは在宅で働く勤務形態です。
在宅の頻度は、以下のとおり求人によってさまざま。
- 週3日在宅+2日出勤
- 週4日在宅+1日出勤
- 週1日在宅+4日出勤
- 月1回出勤+それ以外は在宅
在宅が多く出勤は少なめな派遣先もあれば、基本は出勤で在宅は月1~4日程度のところもあります。
「在宅勤務をしたいけど、ずっと家にいるのは息が詰まる」「自宅と会社でメリハリをつけて働きたい」という方には理想的なスタイルですね。
【3.基本在宅勤務】出勤は必要があるときのみ
基本在宅勤務とは、「基本的には在宅で働き、必要なときだけ出社する」という勤務形態。
一部在宅勤務のように定期的に出勤日があるのではなく、「社内作業が必要なときには、まれに出勤することもある」という働き方です。
子どもが小さいのでできるだけ家で働きたい、仕事は好きだけど毎日の通勤が苦手、といった方におすすめです。
ただし、いざというときには出勤しなければならないため、派遣先は電車や車で通える範囲でないと難しいでしょう。
居住エリア以外で「基本在宅勤務」の仕事をしたい方には、リクルートスタッフィングがピッタリ。
リクルートスタッフィングでは、東海・関西エリアの人向けの首都圏リモートワーク求人を扱っていて、月1回程度の出社時にかかる交通費は全額支給してもらえます。
リモートワークの仕事が多い派遣の職種
派遣のリモートワーク経験者28人に行ったアンケートでは、最も口コミが多かった派遣の職種は事務のお仕事でした。
事務(一般事務・経理事務など)
データ入力、資料作成、受発注といったパソコン作業をメインとする事務職には、リモートワーク求人が多くあります。
仕事内容や手順の決まっているものが多いことから一人作業がしやすく、また作業の指示も出しやすいケースが多いためです。
一般事務やOA事務、営業事務、英文事務、経理事務など職種が幅広く、求人数も多いため、経験や希望にあったお仕事選びができますよ。
当然ではありますがエクセルやワードのパソコンスキルが求められます。
求人に応募する前に、派遣先が求めるスキルを満たしているか確認しましょう。
自宅にパソコンがない場合は、テンプスタッフ、アデコ、リクルートスタッフィングのようなパソコン貸与がある派遣会社を利用しましょう。
IT・WEB系職種
エンジニアやプログラマーなどのIT系職種やWEB系のお仕事は、リモートワークに就けるケースが非常に多いです。
IT系職種は、もともとパソコンがあればできるお仕事。
それに加えて、ペーパーレス化が他業界に比べて進んでおり、働く側のITリテラシーが高いことも、コロナ禍でスムーズにリモートワークが浸透した理由となっています。
パーソルクロステクノロジーのようなエンジニアに特化した派遣会社では、求人全体の3割ほどが「リモートワーク可」となっています(※)。
開発エンジニア、ネットワークエンジニア、プログラマー、テクニカルサポート、WEBサイトのデザインなど職種も豊富。
フルリモートで実機操作が必要な場合には出社、週に2~3日出社など、さまざまなタイプの求人がありますよ。
※調査日2023年9月24日
テレオペ/テレアポ/カスタマーサポート
テレオペ(受信)やテレアポ(発信)のリモートワーク求人も多く出ています。
パソコンや電話があれば、在宅でも十分成り立つお仕事だからです。
ただし、家族の声や騒音がない静かな環境は必要となります。
日中家族が家にいない方や一人暮らしの方であれば、まとまった時間お仕事をすることも可能です。
家電やパソコンなどのテクニカルサポート、オンラインショッピングや通信販売のカスタマーサポート、企業や個人に電話をして商品やサービスを勧めるテレアポなどの仕事があります。
まとめ
いかがでしたか?最後におさらいとして、当記事内でご紹介した派遣会社ランキング一覧を掲載しておきますね。