介護職として働く中で「体力的に不安」「収入アップを目指したい」などの理由で、異職種への転職を決意する人もいます。
今回は介護職から転職した経験がある男女191人にアンケートを実施。
転職理由や「転職が順調だったか」「転職に満足しているか」について聞きました。
- 調査対象:介護職から転職した経験のある方
- 調査日:2021年10月2日~20日
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 調査人数:191人(女性114人/男性77人)
さらに「介護職の経験・強みが活かせる転職先におすすめの仕事5選」や、人気の高い「事務職への転職を成功させるコツ」についても紹介。
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介護職から異職種への転職理由ランキング
まず「介護職から異職種に転職した理由」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
上位7位までをランキング形式で紹介します。
ランキング1位は「体調・体力面の不安(67人)」です。
2位「収入アップのため(45人)」、3位「労働時間への不満(33人)」と続きます。
以降、4位「仕事内容への不満(29人)」、5位「人間関係への不満(23人)」、6位「他の仕事に興味があった(15人)」、7位「スキルアップのため(12人)」の結果に。
全体的に見ると「働く現状への不安・不満」が多くランクインしているとわかります。
8位以下には「上司・施設と理念が合わなかった」「休みにくい」などが入りました。
では各ランキングの解説とあわせて具体的な回答を紹介します。
1位 体調・体力面の不安で転職した
介護職から異職種への転職理由1位は、191人中67人が回答した「体調・体力面の不安」なさでした。
年齢や性別に関わらず多くの人から回答が寄せられており、とくに「腰痛」を理由に挙げた人が目立ちました。
中には「入浴介助中に腰を痛めて動けなくなり、病院に担ぎ込まれた」という人も。
また夜勤がある施設で勤務していた人からは「夜勤が体力的にきつかった」という声も寄せられています。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 腰を痛めてしまったから。また夜勤もあるので生活リズムが不規則になり体調を崩してしまい、転職することにした(女性、転職時26歳)
- 一日の勤務が終わるとクタクタになり、「身体的にこのままではもたない」と思い他職種に転職した(女性、転職時30歳)
- 身体介護をする際に、体力的につらいと感じたため(男性、転職時46歳)
2位 収入アップのために転職した
介護職から異職種への転職理由2位は、191人中45人が回答した「収入アップのため」でした。
「命を預かる仕事なのに、給料は低い」など、仕事と収入が見合っていないという回答が目立ちました。
「ボーナスがお小遣い程度だった」という人も。
「先輩から『何年働いていても昇給はほぼない』と聞いて、長く勤めたいと思えなくなった」という体験談もありました。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 年収を上げたかったので転職しました(女性、転職時27歳)
- 仕事量と賃金が見合わないと思ったため(男性、転職時34歳)
- 一番の理由は賃金の安さです。「このまま介護職を続けていては、子どもを大学まで行かせてやれない」と思いました(女性、転職時46歳)
3位 労働時間への不満で転職した
介護職から異職種への転職理由3位に入ったのは、191人中33人が回答した「労働時間への不満」です。
「勤務時間が長い」「夜勤がつらかった」「不規則な労働時間・生活リズムを変えたかった」などの回答が寄せられています。
「子どものために、シフト制ではない仕事に変わりたいと思った」という人も。
「フルタイムで働けるようになったので転職を考えた」という回答もありました。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 夜勤が多くて疲れるから(男性、転職時24歳)
- 結婚して夫の休日に合わせるため、夜勤がない土日祝休みの職種に転職しました(女性、転職時28歳)
- 交代勤務がつらかったから(女性、転職時37歳)
4位 仕事内容への不満で転職した
介護職から異職種への転職理由4位に入ったのは、191人中29人が回答した「仕事内容への不満」です。
「介護の仕事が向いていないと思った」「仕事が大変だった」などの回答が寄せられました。
また「やりがいは感じていたが、利用者様との別れがつらくて」という回答も複数あります。
「終の棲家」となる高齢者施設に勤めていると、利用者とのお別れは避けられないこと。
覚悟はしていても、真摯に介護に向き合ってきた人ほどお別れがつらく感じてしまうのかもしれません。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 認知症の利用者様への対応が大変だったから(男性、転職時30歳)
- 毎日20人程の入浴介助するのに疲れ果てた(女性、転職時34歳)
- 利用者様とのお別れに向き合うことが精神的に辛くなったから(女性、転職時38歳)
5位 人間関係への不満で転職した
介護職から異職種への転職理由5位は、191人中23人が回答した「人間関係への不満」となりました。
職員間の人間関係に悩んでいた人が多かったものの、中には「利用者様とのコミュニケーションに困難を感じた」という人も。
介護の仕事にやりがいを感じていても、人間関係が難しいとつらくなってしまいますよね。
一人で抱え込んでいるとますますしんどくなるので、まずは理解者や信頼できる人に思いを吐き出してみてはいかがでしょうか。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 職場の人間関係が合わないと思い、転職しました(女性、転職時26歳)
- 利用者さんとの関わり方がなかなか上手く行かなかった(女性、転職時32歳)
- 「毎日同じ施設内にいることで人間関係がぎくしゃくしてしまうのかな」と思い、異業種に転職しました(男性、転職時38歳)
6位 他の仕事に興味があったから転職した
介護職から異職種への転職理由6位は、191人中15人が回答した「他の仕事に興味があった」でした。
「新しいことにチャレンジしたいと思った」「介護士以外の仕事に就いて視野を広げたかった」「違う職種にも挑戦したかった」などの回答が寄せられています。
「元々保育士をしていたので、戻りたくなった」という人も。
「介護の仕事を8年半ほど経験し、違う方面からお年寄りに携わる仕事がしてみたいと思って、訪問歯科の営業職に転職しました」という回答もありました。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 「学生時代にアルバイトで経験していた販売業をもう一度やりたい」と考えていたため(女性、転職時25歳)
- 介護職よりやりたいことができたので、自分の可能性を試したかった(女性、転職時30歳)
- 「介護以外でひとの役に立つ仕事に就いてみたい」という気持ちになったためです(男性、転職時49歳)
7位 スキルアップのために転職した
介護職から異職種への転職理由7位は、191人中12人が回答した「スキルアップのため」でした。
「自分を磨きたいから」「介護士として働く中で、医療行為も行いたいと思った」などの回答が寄せられています。
看護師や理学療法士の資格を取得して転職したという人も複数いました。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 介護以外のスキルを身につけたかったから(女性、転職時23歳)
- 転職先は看護師です。介護士として5年勤務していましたが「看護師になればもっと関われるのでは」と考えて社会人枠で進学しました(男性、転職時26歳)
- フロアリーダーをしており24時間オンコール状態でした。そのような状況ではスキルアップが期待できなかったため(男性、転職時39歳)
アンケート結果より、介護職から異職種へ転職する際のポイントは、体力に自信がなくてもできる仕事内容で、年収アップも見込める職種だといえます。
また、シフト勤務や夜勤といった介護職ならではの不規則な労働時間に不満を抱く人も多く、安定した勤務時間であることも押さえておきたいですよね。
ただし、介護職から上記すべての不満を解消できる職種は限られており、すべての不満を満たす転職はなかなか難しいでしょう。
希望条件に優先順位をつけて、介護職の経験が活かせる職種を選ぶと、転職活動もスムーズに進められるのではないでしょうか。
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介護士から異職種への転職は順調だったか?
続いて「介護士から異職種への転職は順調でしたか」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
「順調(24.6%)」「まあ順調(40.3%)」と答えた人が合わせて64.9%です。
「異職種への転職って難しそう」と感じる人が多いかもしれませんが、実際は順調に転職した人のほうが多いとわかります。
介護職で身につくコミュニケーション能力・観察力などは、異職種でも活かせる力ですよ。
では具体的な回答をもとに「順調だった理由」「大変だった理由」を紹介します。
介護職から異職種への転職が順調だった理由
転職が順調だった人からは「年齢的に有利だった」「対人スキルが活かせた」「経験不問の職種だった」などの声が寄せられています。
「面接担当者が介護福祉士の資格を持っていることに関心を示してくれました」という体験談もありました。
また「以前から転職を考えており、登録販売者の資格を取得していた」「介護職をしながら医療事務の資格を取った」など、在職中から転職に向けて着々と準備していたことが功を奏した人も。
「派遣会社に登録してサポートしてもらった」という人も複数いました。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 若かったのでスムーズに転職できた(男性、転職時20歳)
- 専門学校に通い、医療系の資格を取得したので。「介護経験のある医療職」という強みを転職活動でも活かせた(女性、転職時28歳)
- 大手派遣会社に複数登録して、お仕事を紹介していただいたから(女性、転職時52歳)
介護職からの転職を順調にすすめるためには、事前準備をしておくのがおすすめです。
順調だった人の回答では、介護職で培った対人スキルを活かしていたり、在職中から転職に活かせる資格を取得している人が目立ちました。
ただし20代の若手は、未経験の異職種転職であってもポテンシャル採用が見込めるため、スキルや資格取得に時間をかけるよりも、早めに転職活動をはじめたほうがいいでしょう。
逆に30代・40代の介護職から未経験の異職種転職は厳しくなる可能性が考えられるため、準備をした上で転職活動をはじめましょう。
もし30代、40代で未経験の仕事にトライしたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
介護職から異職種への転職が大変だった理由
転職が大変だったという人からは「介護以外の経験がなかったから」「資格取得のために勉強するのが大変だった」などの回答が寄せられています。
「新卒で介護職だったから、基本的な社会人としての礼儀がわからないと思われた」「一般の企業に就職しようとすると介護がキャリアとしてカウントされないことが多い」と感じた人も。
また「人材不足でなかなか退職できなかった」という体験談もありました。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 介護以外の仕事をほとんどやったことがなくスキルや経験が乏しかったため、募集条件に合致せず、応募すらできないことが多々あった(女性、転職時28歳)
- 介護以外の経験がなく、スキルもなにもなかったので、他業種への転職には苦労しました(男性、転職時32歳)
- 退職理由が理解してもらえなかった。「どうして次も介護の仕事をしないのか」と疑問を持たれ、疑問を払拭するのに手間取った(男性、転職時39歳)
異職種への転職に苦戦しないためには、介護職の経験が活かせる職種を選ぶといいでしょう。
アンケートの回答を見ても、介護以外のスキルや経験のなさがネックになっている人も多かったからですね。
介護職の経験が活かせない職種を選ぶと、仕事が決まりにくいのは当然です。
たとえば、介護士からプログラマーを目指す場合、まずはプログラミングスキルを身につけるための学習が必要なため、すぐに転職というのは難しいでしょう。
一人での転職活動が厳しい状況なら、「転職エージェント」や「派遣会社」に仕事を紹介してもらうのもいいのではないでしょうか。
さらに、職場の状況を見ながら転職を言い出すタイミングも大切となってきます。
介護職は人手不足の業界のため、退職を引き止められる可能性も大で、職場と揉めてしまう恐れも。
退職がスムーズにできそうにない人は、「円満退職できた理由と上司への伝え方のコツ【転職経験者500人アンケート調査】」の記事もぜひチェックしてみてください。
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介護職から異職種に転職してよかったと思うか?
次に「介護職から異職種に転職してよかったと思いますか」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
「思う」「まあ思う」と回答した人が合わせて89.6%で、約9割という結果に。
多くの人が介護職から異職種に転職して満足しているとわかります。
「転職に苦労した」という人の中でも、転職したこと自体には満足している人が多いようです。
では「よかった理由」「よかったと思わない理由」について、具体的な回答を紹介ます。
転職してよかった理由
転職してよかったという人からは「生活リズムが安定した」「収入があがった」「身体の負担が減った」「希望の仕事に就けた」などの回答が寄せられています。
「介護職の時は、勤務中はもちろん退勤後も利用者様のことを考えていて、休まりませんでした。再就職後は『仕事は仕事』と割り切れて、心身ともにストレスが軽減したように感じました」という人も。
「看護師になってできることが増えた」という体験談もありました。
一方、事情があって介護職を離れ、転職には満足しているものの「介護の仕事自体は大好きですし、また働ける環境が整ったらチャレンジしたいです」という人もいました。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 給料面です。今はやればやるほど自分の給料に反映するので(男性、転職時29歳)
- 休みが土日休みの固定になったため(男性、転職時35歳)
- やりたい仕事に就けたから(女性、転職時58歳)
異職種へ転職して良かったと思うためには、なぜ介護職から転職したいのか理由を明確にしておくことです。
なぜなら『転職してよかった』と回答した人の多くが、転職理由ランキングで挙がっていた不満点を改善できたり、希望する職種の転職先を見つけていたからですね。
また、転職理由を明確にしておくことで、転職先候補も選びやすくなります。
たとえば、体力を使う仕事が厳しい人は、座ってできる仕事を選択肢に入れたりです。
さらに異職種への転職が難しい人は、介護職のまま職場だけを変えて、不満点を解決するのもおすすめです。
同業種であっても別企業へ転職することで、また別の視点から介護職の良さややりがいを確認できたりしますよ。
転職してよかったとは思わない理由
「転職してよかったと思わない」という人からは「仕事が見つからなかった」「転職先の条件がよくない」などの回答が寄せられました。
また「介護職が好きだと気づいた」「介護職に戻りたくなった」という人も目立ちました。
異職種への転職後に「再転職して介護職に戻った」という人も。
「施設の運営方針」「人間関係への不満」「労働時間」などが理由で転職を考えているのなら、介護職として別の施設への転職を考えるのも手ですね。
デイサービスやデイケアなど、日勤のみの介護職もありますよ。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 介護職の待遇が見直されて条件のよい会社も増えていると思うので「介護を続けて手に職をつけていたほうがよかったのかな」とも感じます(女性、転職時24歳)
- 全くの異業種への転職はなじむのに時間がかかる(男性、転職時28歳)
- 介護職の時は利用者様とのコミュニケーションで楽しい時間を過ごせました。今の仕事は人との関わりが少なく「介護職が合っていたのかも」と思いました(男性、転職時32歳)
異職種転職をする場合、転職先のリサーチはしっかり行っておきましょう。
あなたのスキルでは転職が難しいケースや、介護職よりも条件が悪い職種や職場もあるからですね。
企業の口コミサイト「転職会議」などを使って、勤務経験のある人からの評判をチェックしておくと参考になるでしょう。
ただ、実際に働いてみないと分からないケースもあります。
アンケートの回答にもあるように、人手不足の介護職は出戻りも可能なので、転職がうまくいかなかった場合は介護業界への再転職を検討してみてもいいのではないでしょうか。
また、「施設の運営方針」「人間関係への不満」「労働時間」などが理由で転職を考えているのなら、介護職として別の施設への転職を考えるのも手ですね。
デイサービスやデイケアなど、日勤のみの介護職もあるので、介護士向けの転職サイトなどで条件を絞り込んで検索するといいでしょう。
介護職の経験・強みが活かせる転職先におすすめの仕事5選
介護職の経験や強みが活かせる転職先におすすめの仕事は次の5つです。
- 医療事務
- 看護助手
- 接客・販売業
- 保育関連
- ほかの介護施設に転職するのもアリ
いずれも「資格なし」または「数ヶ月で取得できる資格」で就ける仕事となっています。
それでは他の詳しい理由とあわせて順番に紹介していきます。
【1.医療事務】介護職で培ったホスピタリティが活かせる
「医療や福祉の仕事がしたい」「お年寄りが好き」「人の役に立てる仕事をしたい」という方には医療事務がおすすめ。
医療事務は、病院やクリニックで受付業務や「レセプト(診療報酬明細書)」の作成をする仕事です。
事務的な業務も多いですが、クリニックのような小規模な医療機関では、患者さんとの触れ合いが多いのも特徴。
診察券や保険証の確認、診療費の会計、再診や予防接種の予約管理のほか、患者さんのサポートをすることも。
医療事務に資格は必須ではありませんが、未経験ならもっていた方が採用には有利。
医療事務は複数の民間資格があり、合格率60~80%ほどと難易度の高くないものがほとんどです。
3~6ヶ月ほどの通信講座で学習する人も多く、「医療事務認定実務者試験」や「医療事務技能審査試験」など、在宅でテキストを見ながら受験できる資格もありますよ。
直接「ありがとう」と言ってもらえることも多く、人の役に立ちたい方にはピッタリの仕事です。
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【2.看護助手】看護師資格がなくてもできる
看護助手とは、看護師のサポートをする仕事。
看護師と違って医療行為は行わないため、看護資格は不要です。
仕事内容は、医療機関や求人によってさまざま。
介護職のように患者さんの食事介助や入浴介助をする仕事もあれば、検査の付き添い、リハビリの助手、病室の環境整備などをする仕事も。
「夜勤や身体介助はつらいけど、医療や福祉の仕事がしたい」という方にマッチする求人も多いですよ。
勤務形態も、交代勤務や夜勤がある職場、日勤のみの職場と多くの選択肢が用意されている点でもおすすめといえるでしょう。
医師が立ち上げた会社なので現場に詳しい。
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【3.接客・販売業】人と関わる仕事が好きな人にピッタリ
利用者さんとコミュニケーションを取ることが「好き」「得意」という方は、接客や販売の仕事が天職になるかもしれません。
よく「介護職の経験は他職種では活かせない」などと言われます。
しかし、介護職で培った「目配りや気配りができる力」「コミュニケーション能力」は、接客・販売業では大いに役立ちます。
お年寄りとの会話が得意なのであれば、顧客の年齢層が高い商品やサービスを扱う仕事選びもおすすめですよ。
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【4.保育関連】介護職からシフトしやすい
保育と介護はどちらも人と向きあい、日常生活のサポートをする仕事。
お世話する対象が「子ども」か「お年寄り」かの違いはあるものの、共通点も多い仕事です。
介護福祉士の資格があれば、保育士試験の一部科目が免除されることもあり、「介護職→保育士」のキャリアパスは珍しくありません。
また保育関連の仕事には、介護職にはないメリットがあります。
- 日勤の求人が大半なので、生活が不規則にならない
- 子どもは体重が軽いので、同じお世話でも身体的負担が少ない
- 生死に関わることは基本的にない
- 老いではなく成長を見守れるので明るい気持ちになれる
「人と関わる仕事や誰かの役に立てる仕事がしたい。でも介護職は心身ともにキツイ」という方にとって、ピッタリの仕事と言えそうです。
保育士のサポートをする「保育補助」は資格不要なため、すぐに働き始めることもできますよ。
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5.ほかの介護施設に転職する手もアリ
介護の仕事は好きでやりがいを感じる。でも…
- 夜勤や交代勤務がつらい
- 入浴介助で腰を痛めた
など、労働環境や体力面の不満から転職を考えている人もいるでしょう。
この場合、介護施設の種類を変えることで問題が解決されるケースもあります。
介護施設にはさまざまな種類があり、施設によって勤務形態も提供するサービスも異なるからです。
たとえば、デイサービスや訪問介護であれば夜勤はありません。
また、自立した入居者さん向けの「サービス付き高齢者向け住宅」であれば、フロント業務や見回り業務がメインとなるため、身体介助がない求人も。
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介護職から事務職への転職を成功させるコツ
勤務時間が規則的で、体力的にも無理なく働ける事務職は、転職希望が多い仕事です。
ただ、「介護職から事務職への転職は難しい」という話を耳にしたこともあるのではないでしょうか。
この章では、介護職から事務職への転職を成功させるコツの紹介をします。
パソコンスキルを身につける
介護職から事務職に転職したい方は、パソコンスキルを必ず身につけておきましょう。
事務職の中途採用では、「事務経験がある」または「パソコンスキルがある」ことが、応募条件になっているケースがほとんどだからです。
「介護施設でもパソコンで介護記録の作成をしていた」という人もいるかもしれません。
ただ、文字入力ができる程度では、パソコンスキルとしては「弱い」と言わざるを得ません。
そこで、事務職を希望している方は、「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」の取得をおすすめします。
MOSは、エクセルやワードといったオフィスソフトの使用スキルを証明できる資格。
メジャーな資格なので、実務経験がなくてもMOSを取得していれば、「オフィスソフトを使えます」というアピールができます。
転職に役立つスキルを知りたい方は「転職で役立つおすすめスキルランキング【スキルアップのために取り組んだ方法も紹介】」の記事も参考にしてみてください。
20代の方なら「第二新卒」に強い転職エージェントを利用する
20代前半の方であれば、第二新卒の求人に強い転職エージェントを利用するのもおすすめです。
中途採用は「即戦力」を期待して募集しているため、最初からある程度のスキルを求められてしまいます。
その点、「第二新卒枠」は社内で育成することが前提なので、社会人経験が浅いことを承知の上で募集しています。
そのため、採用基準のハードルが低く、研修が充実しているケースも多いですよ。
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