仕事が楽しいと思う瞬間ランキング!男女500人へのアンケート調査まとめ

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仕事が楽しいと思う瞬間 キャプチャ

あなたは仕事が楽しいですか?

「やりがいがあって毎日楽しい!」という人もいれば、「朝や週明けが憂鬱で仕方ない…」という人もいるかもしれません。

人生の時間の1/3を占める仕事。楽しいと思えたら最高ですよね。

今回、全国の20~60代の働く男女500人に「仕事を楽しいと思うか?」アンケート調査を実施したところ、6割以上の人が「仕事が楽しい」と感じているとわかりました。

「とても楽しい(9.8%)」「どちらかといえば楽しい(51.4%)」が合わせて61.2%という結果に。

仕事を楽しいと感じる割合

【調査概要】

  • 調査対象:全国の働く男女
  • 調査人数:500人(女性292人/男性206人/未回答2人)
  • 調査期間:2020年10月17日~10月19日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答

仕事が楽しい 属性

さらに「どんなときに仕事が楽しいと思うか?」についてもアンケートを行い、調査結果をランキング形式で発表。

また、「仕事が楽しい人の特徴」や「仕事が楽しく感じられない場合の対処法」もあわせて解説していきます。

楽しんで仕事がしたいと思っている人は、ぜひ当記事を参考にしてください。

仕事が楽しいと思う瞬間ランキング

仕事が「とても楽しい」「どちらかといえば楽しい」と答えた306人に、どんなときに仕事を楽しいと感じるか聞いてみました。

回答数の多い上位10位までをランキングで発表。

仕事が楽しいと思う瞬間 ランキング

1位は「感謝されたとき(88人)」、2位の「仕事がうまくいったとき(85人)」とは3票の僅差でした。

次ぐ3位は「顧客や会社に貢献できたとき(40人)」でした。

1位の「感謝」、3位の「貢献」など、自分が誰かの役に立っていると実感できることは、仕事を楽しいと感じる大きな要因となっています。

また、「仕事がうまくいく」「仕事をやりきる」「ノルマ達成」などの成功体験を積むことも、モチベーションアップにより仕事が楽しくなる理由と言えそうですね。

それでは、4位以降の結果とあわせて具体的な回答を紹介していくので参考にしてみてください。

1位 感謝されたときが楽しい

仕事が楽しいと思う瞬間ランキング1位は、306人中88人が回答した「仕事の中で誰かから感謝されたとき」でした。

「ありがとう」という感謝の言葉は、何ものにも変えがたい喜びであり、仕事をするうえでの原動力になっているようです。

お客様からだけでなく、上司や同僚から労い(ねぎらい)の言葉も、仕事が楽しいと感じる理由となっています。

以下、実際に寄せられた回答を紹介していくので確認していきましょう。

回答者の声
  • 生徒や生徒の保護者から夢が叶ったと感謝されたとき(20代 男性 塾講師)
  • お客様に楽になったと喜んでもらえたり、その後の変化を教えてもらったとき(30代 女性 セラピスト)
  • お客様から「解決できて良かった」「丁寧に教えて頂いてありがとう」などの温かい感謝の言葉を頂いたとき(40代 男性 PCのユーザーサポート)
〔出典〕独自アンケート調査
ワンポイントアドバイス

仕事で感謝されるためには、先回りして相手が喜んでくれそうなことをやってみましょう。

業務が円滑に回ったり、相手の負担が減ったりするなど、周りもあなたの気配りに気づいてくれます。

たとえば、会議に必要な書類をコピーしておいたり、お客さんが困っていそうなことを先回りしてアドバイスするなどですね。

与えられた仕事だけをしていても、やって当然のことなので、まわりから感謝はされにくいです。

ぜひ自分から積極的に行動してみてください。

ただし、場合によってはありがた迷惑になることもあるので、状況を見ながら判断しましょう。

2位 仕事がうまくいったときが楽しい

仕事が楽しいと思う瞬間ランキング2位は、306人中85人が回答したした「仕事がうまくいったとき」です。

自分の思いどおりに仕事が進んだときや、納得のいく仕事ができたときに、達成感とともに「仕事が楽しい」という気持ちになる人が多くいました。

成功体験により自分に自信がつくことで、また頑張ろうと思えたり、次の仕事にチャレンジする意欲が生まれたりするようですね。

仕事に対する前向きな気持ちは、仕事を楽しいと思える大きな要因となっています。

以下、実際に寄せられた回答を紹介していくのでチェックしてみてください。

回答者の声
  • お客様の要望を実現し、次の仕事につなげたとき(40代 男性 システムエンジニア)
  • 自分の考えがそのまま通り、スムーズに図面が仕上がったとき(50代 男性 設計事務所)
  • 正確でムダがなく、誰が見ても理解ができる図面を作成し、建築申請が降りたとき(50代 女性 CADオペレーター)
〔出典〕独自アンケート調査
ワンポイントアドバイス

仕事がうまくいったときに楽しさを実感するためには、日々仕事に対して真剣に取り組むことではないでしょうか。

仕事での成功は一朝一夕で手に入るものではありませんが、たまたま上手くいってしまうケースも少なくありません。

成果は同じであったとしても、まぐれで上手くいったのと頑張った結果が報われるのでは、得られる充実度や成長実感への差につながります。

「業務をうまく遂行していくためにどのような段取りで動いたら良いか」「効率のよいパソコンの使い方」など、身近なことから始めてみてはいかがでしょうか。

3位 顧客や会社に貢献できたとき仕事が楽しい

ランキング3位は306人中40人が回答した「顧客や会社の利益に貢献できたときに仕事が楽しいと思える」です。

心理学の三大巨頭と称されるアルフレッド・アドラーは、『自分の価値は他社への貢献によって得られる』ということを言っています。

人は誰かの役に立っていると実感できると、自分に価値があると感じられるというわけです。

顧客や会社に貢献できることで仕事が楽しくなり、相手からは感謝され、もっとも仕事が楽しくなるという好循環が生まれているようです。

以下、実際に寄せられた回答を紹介していくのでチェックしてみてください。

回答者の声
  • 自分の開発したシステムが実際に運用されて利用者の役に立ったとき(40代 男性 システムエンジニア)
  • 自分の専門性を活かして会社に貢献できたとき(50代 男性 研究開発職)
  • 会社と会員様との契約に結びついたり、自分のしたことが会社の利益につながったとき(30代 女性 事務職)
〔出典〕独自アンケート調査
ワンポイントアドバイス

顧客や会社に貢献するためには、相手が何を求めているか考える習慣を身につけるといいでしょう。

常にアンテナを張っていることで、顧客や会社が本当に必要としていることを察知し行動できるからですね。

また、貢献度が大きいほどやりがいも感じられ、より顧客や会社に貢献したいとモチベーションアップにもつながるでしょう。

今の仕事で顧客や会社へ貢献できることが見つからない人は、社会貢献度の高い「保育士」や「介護士」の仕事に挑戦してみるのもいいのではないでしょうか。

保育士資格のとり方については、『【保育士63人の口コミ】保育士資格の取り方と資格取得で苦労したこと』の記事も参考にしてみてください。

4位 仕事で人と関わっているときが楽しい

ランキング4位は306人中32人が回答した「仕事の中で人と関わっているとき」です。

接客や販売、受付といったお仕事の方からは、「いろいろな人と関わったり、会話できることが楽しい」という口コミが多く集まりました。

接客業の仕事を選ぶ方には、もともとコミュニケーションを取ること自体すきな人が多いことも理由の一つと考えられます。

また、保育士や介護士の方からは、「同僚との関わりは疲れるが、子どもたちや利用者さんと過ごす時間は楽しいし、癒やされる」といった声も聞かれました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介していくので確認していきましょう。

回答者の声
  • 外国の方や世代問わずたくさんの方と関われること(20代 女性 フロントスタッフ)
  • 私の事を覚えてくれて話しかけてくれるお客さんが増えてきたのが嬉しくて、楽しいと感じる(50代 女性 販売)
  • 利用者と共に作業をしながら悩みや楽しみなど様々な話をしたとき(40代 女性 福祉作業所の支援員)
〔出典〕独自アンケート調査
ワンポイントアドバイス

人との関わりで仕事の楽しみを得るためには、他社から何かを学ぼうとする姿勢を意識するのはおすすめです。

仕事上で関わる人達と、ときにはわかりあえずに苦労することもあるかもしれませんが、視点を変えればさまざまな気づきへとつながって、喜びを得られるケースも多々出てきます。

たとえば、外国の方たちと接することで、それぞれの国の文化を知れたり、言語を学べたりなどですね。

多様な人と関わりながら仕事に楽しさを覚えたい人は、販売・接客などの仕事などはおすすめといえるでしょう。

5位 職場環境・人間関係がよいと仕事が楽しい

ランキング5位は306人中24人が回答した「職場環境・人間関係がよいと仕事が楽しい」です。

言うまでもなく人間関係のよさは、仕事の楽しさに直結します。

気の合う同僚、尊敬できる上司に恵まれれば、それだけで会社は居心地の良い場所になり、仕事は楽しくなります。

また、協力しあったり、うまく連携が取れたりするチームワークのよい職場だと、仕事が楽しく感じるという声も多く聞かれました。

「残業が少ない」「きちんと休みが取れる」といった職場環境の良さも、健全に楽しく働ける条件となっています。

以下、実際に寄せられた回答を紹介していくので参考にしてみてください。

回答者の声
  • 職場に行けば気の合う同僚に会い、たわいも無い会話ができるので、それだけで毎日とても楽しい(30代 男性 製造業)
  • スタッフとの連携が取れて、チームワークで円滑に業務を回せたとき(30代 女性 薬局)
  • 上司がとてもいい人で常に気にかけてくれる。また残業をしたことが一回もない(20代 女性 システムエンジニア)
〔出典〕独自アンケート調査
ワンポイントアドバイス

より良い職場環境や人間関係のもとで仕事をするために、自分自身も良い空間を作り上げるように常日頃から意識しておきましょう。

たまたま運良く職場環境や人間関係に恵まれることもありますが、自分からの働きかけで職場の環境や人間関係が改善するケースも少なくありません。

カンタンなところで言うと、自分から挨拶をしたり話しかけやすい雰囲気を作り出すだけでも、周りの人とコミュニケーションが取りやすくなったりしますよ。

6位 仕事をやりきったときに満足感を得られる

ランキング6位は306人中22人が回答した「仕事をやりきったときに、満足感とともに楽しさを感じる」でした。

とくに多かったのは、エンジニアや建築設計など、ものづくりをしている方からの声です。

プロジェクト単位の仕事、成果物や締切がある仕事は、達成感をより強く感じられるのかもしれません。

「製品の納品」や「システムの稼働」のようにゴールがはっきりしているためですね。

事務や作業系のお仕事の方からは、「大量の仕事をさばいて時間内に終わらせたとき」、経理のからは「収支がピッタリと合ったとき」なども楽しく感じる瞬間だとの声がありました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介していくのでチェックしてみてください。

回答者の声
  • 積み上げられた書類を片付けられたとき(50代 女性 事務職)
  • 顧客に提案したシステム提案が受け入れられ、開発・設計・開発を行い、システムの本番稼働を迎えた時が最高に楽しい(50代 男性 システムエンジニア)
  • プロジェクトが完了して、メンバーと飲みに行ってる際に楽しさを感じる(40代 男性 システムエンジニア)
〔出典〕独自アンケート調査
ワンポイントアドバイス

「仕事をやりきったときの満足感」を得るためには、仕事の目標を設定してみてはいかがでしょうか。

今回のアンケートの回答にもあるように、プロジェクトや成果物の作成といった仕事であれば、ゴールが明確なので達成感も味わえ、楽しさにもつながりやすいです。

しかし、明確なゴールのない職種もありますよね。

日々同じ業務を繰り返す事務職なら、データ入力の仕事をする際、時間を設定して「時間内に作業を終える」といった目標を作ってみるといいのではないでしょうか。

小さな取り組みでも継続すればスキルアップにもつながる点からみても、目的を持って仕事に取り組んでみるのはおすすめですよ。

7位 仕事自体が楽しいと感じる

ランキング7位は306人中21人が回答した「仕事自体が楽しい」という羨ましい声です。

保育士やエンジニア、旅行業務、マーケティングなど、夢だった仕事や自分のやりたい仕事ができている人に多かったです。

好きな仕事であれば、「大変なことも乗り切れる」「努力することも苦にならない」という人も多いのではないでしょうか。

やはり、やりたい仕事ができることは、仕事を楽しめる大きな理由となっているようです。

以下、実際に寄せられた回答を紹介していくので確認していきましょう。

回答者の声
  • 子どもの頃からやりたかったことを仕事にできたので、大概のことは楽しい(20代 女性 農業)
  • とにかく子どもがすきなので、子どもに癒されるときが本当に幸せで楽しい(20代 女性 保育士)
  • 学生の頃から英語を使う仕事に就きたくて英語を勉強してきた。今の職場は、生きた英語で外国人上司を持っての仕事なので楽しい(40代 女性 米軍基地従業員)
〔出典〕独自アンケート調査
ワンポイントアドバイス

仕事自体を楽しいと思うためには、あなたにとって『天職』と感じられる仕事に就けたらベストといえるでしょう。

残念ながらすべての人がやりたい仕事に就けたり夢を叶えられているわけではありません。

そこでおすすめしたいのが、何のために仕事をしているのかを改めて考えてみることです。

生活のためなのか、社会貢献のためなのか、仕事の目的を再認識することでやりがいを見い出せ、働くことを前向きに捉えやすくなりますよ。

8位 仕事で評価されたときや上司に褒められたときが楽しい

ランキング8位は306人中17人が回答、「仕事で評価されたときや上司に褒められたとき」です。

自分の頑張りや成果を評価されたときに仕事が楽しいと感じる、という人も多くいました。

誰しも認められたり褒められたりすれば嬉しいもの。

ちゃんと自分を見てくれている、努力をわかってくれていると実感できるからです。

きちんと評価されると「もっと頑張って会社に貢献したい」「もっと上司に褒められたい」という気持ちになり、仕事へのやる気に直結します。

前向きな気持ちでできる仕事は楽しめますよね。

以下、実際に寄せられた回答を紹介していくのでチェックしてみてください。

回答者の声
  • 仕事ぶりを上司に褒められたとき(30代 男性 事務職)
  • 職場の上司たちからの私への評価が良かったときに「この仕事楽しいじゃん」と思える(20代 女性 清掃員)
  • パートが5人いる中で、上司が私の目を見て指示を出すことが多々ある。自分の存在が認められているんだと思いやる気が出て楽しくなる(50代 女性 食品製造業)
〔出典〕独自アンケート調査
ワンポイントアドバイス

仕事で評価されたり褒められたりするためには、常に何を求められているのかを考えながら仕事に取り組むことです。

求められている結果を出せば、会社や上司は当然評価をしてくれます。

たとえば企画を任された際、上司の指示からどのような企画を求められているのかを判断し提案することで、評価につながるのではないでしょうか。

仕事の結果だけでなく、日々の小さな業務への取り組み方や、職場の人に対する気遣いなどを見ている上司もいます。

今一度、仕事の取り組み方や仕事に対する姿勢を見直してみてはいかがでしょうか。

9位 ノルマや目標を達成したときが楽しい

ランキング9位は306人中15人が回答した「ノルマや目標を達成したとき」でした。

キツすぎるノルマは強いストレスを与えますが、きちんと考えて設定された達成可能なノルマや目標は、人によっては仕事へのモチベーションにつながります。

簡単ではないからこそ、それをクリアしたときの達成感や喜びもひとしおかもしれませんね。

以下、実際に寄せられた回答を紹介していくので参考にしてみてください。

回答者の声
  • 売上げ目標を達成できたときが楽しい(20代 女性 販売職)
  • 仲間と力を合わせて目標を達成できたとき(30代 女性 外交員)
〔出典〕独自アンケート調査
ワンポイントアドバイス

ノルマや目標を達成することで得られるメリットを理解しておくと、楽しく仕事に取り組めるのではないでしょうか。

「臨時収入がもらえる」「出世できる」「褒められる」など、ポジティブなイメージをもつことで、モチベーションアップにもつながります。

しかし、達成できないと「怒られる」「評価が下がってしまう」など、ネガティブなことばかり考えてしまうとプレッシャーとなり仕事も楽しめません。

簡単なノルマや目標を設定して成功体験を積んだり、目標にとらわれすぎずに長い目で見るなど、ノルマという強迫観念から解放される工夫も必要だと言えるでしょう。

10位 人の成長を感じたときが楽しい

ランキング10位は306人中11人が回答した「人の成長を感じたとき」です。

塾講師や保育士、看護や介護といった人と向きあう仕事をしている方からは、「子どもや利用者さんの成長を感じたときに嬉しく楽しい気持ちになる」との声が多く挙がりました。

  • 生徒の成績が上がった
  • できなかったことができるようになった

のように成長を近くで見届けられること、自分が成長の一助になれることに幸せややりがいを感じているようです。

以下、実際に寄せられた回答を紹介していくのでチェックしてみてください。

回答者の声
  • 自分の声掛けによって子どもが「分かった!」となったときに喜びと楽しさを感じる(30代 女性 学習指導員)
  • 利用者に”できなかったことができるようになる”などの成長が見られたとき(30代 男性 グループホーム)
  • 子どもの成長を感じたときや、子どもの笑顔を見たとき(20代 女性 保育士)
〔出典〕独自アンケート調査
ワンポイントアドバイス

生徒や利用者の成長を感じるためには、一人ひとりに目配りできる余裕をもつことです。

ついつい指導やサービスを提供することだけに力を入れてしまう人もいるのではないでしょうか。

生徒や利用者の成長に気づけないと、仕事の達成感や喜びを味わえなくなってしまいます。

たとえば保育士の場合、子どもの成長過程に携われることにやりがいや楽しさを感じる人が多い傾向にあります。

しかし、日々の業務でいっぱいいっぱいになり、子どもの成長を実感できなければ、ただ仕事に忙殺されてしんどいだけになってしまいますよね。

人の成長は、生徒や利用者の努力による部分も大きいですが、指導やサービスを提供する側の努力の賜物でもあります。

達成感や喜びを覚えながら、自信を持って今後も仕事に取り組んでください。

次に、仕事が楽しいと実感している人の特徴について紹介していくので確認していきましょう。

仕事が楽しい人の4つの特徴

仕事が楽しい人の特徴は次の4つです。

  1. やりたかった仕事に就いている
  2. 成長意欲・向上心がある
  3. コミュニケーションスキルが高い
  4. 仕事にやりがいを見いだせる

この章では、「仕事が楽しい人」の特徴について解説していきます。

1.やりたかった仕事に就いている

やりたかった仕事に就いている人は、「仕事が楽しい」と実感しながら働いています。

今回実施したアンケートで、「今の仕事はあなたがやりたかった仕事ですか?」と質問したところ、「はい」と答えた人は53.0%と過半数を占めました。

やりたかった仕事?

また、やりたかった仕事をしている人は、そうでない人に比べて「仕事が楽しい」と思う割合が2倍にのぼることがわかりました。

仕事を楽しいと感じる割合

すきな仕事や望んでいた仕事に就けているかどうかは、仕事を楽しいと思える気持ちに影響していることがわかります。

楽しんで仕事をしたい人は、やりたい仕事への転職を検討してみてはいかがでしょうか。

2.成長意欲・向上心がある

与えられた仕事をただこなすのではなく、「もっと良い方法はないか」「もっと良いものはできないか」と工夫や改善をする成長意欲のある人は、仕事を楽しめます。

例えば、単純作業と言われる「データ入力」でも、

  • ショートカットキー
  • よく使う文字の単語登録
  • エクセルのオートフィル機能

などを活用すれば、作業時間や入力ミスを大幅に減らせます。

漫然と作業するよりも、「もっと作業スピードを上げたい」「もっとミスをなくしたい」といった向上心のあるほうが、仕事へのモチベーションも上がりますよね。

また、接客業をしていて「最近外国人の観光客が増えたな…」と思ったとき、すぐに英話の勉強を始める人は、お客様ともっと流暢に会話できるようになります。

成長すると自分に自信がつくだけでなく、周囲の人に頼られたり認められたり、ワンランク上の仕事を任されるでしょう。

目標を設定するなどし、向上心をもって仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか。

3.コミュニケーションスキルが高い

仕事が楽しいかどうかは、人間関係によるところが大きいです。

そのため、コミュニケーションスキルが高く、同僚や上司と円滑な人間関係がつくれる人は仕事が楽しくなる傾向にあります。

また、自分の気持ちを上手に伝えられる人は、相手の気分を害さないように意見を言えますし、困っているときに助けを求めることもできますよね。

結果、ストレスを溜めずに働けるメリットもあります。

もちろんコミュニケーションスキルが高いと、社内だけでなく顧客にも好感をもたれるため、仕事の成果も出やすくなるでしょう。

職場の人間関係を良好にすれば仕事も楽しめるはずなので、コミュニケーションスキルを磨いておきましょう。

4.仕事にやりがいを見いだせる

やりがいを感じられる仕事は楽しいですよね。

逆に言えば、どんなことにもやりがいを見いだせる人は仕事を楽しめます。

例えば、製菓工場のライン作業に対して「同じ作業の繰り返しでつまらない」という人もいれば、「自分が作ったスイーツを食べている人の顔を思い浮かべると嬉しくなる」という人もいます。

また、コールセンターのクレーム処理に対して「怒っている人をうまくなだめられると達成感がある」という人も。

お客様にありがとうと言われる「接客業」や、成果が目に見える「営業職」などでなくとも、

  • 自分の仕事が誰かの役にたっている
  • 以前はできなかったことができるようになった
  • うまくやり遂げられた

といったやりがいを日々感じられる人は、楽しく働けるでしょう。

些細なことでもいいので、やりがいを見つけてみてください。
ワンポイントアドバイス

「仕事が楽しい」と思えるようになるためには、キャリアプランをしっかり立てておくことが大切です。

今回実施したアンケートで、やりたかった仕事に就いている人の8割が「仕事が楽しい」と実感していることからもわかるように、希望の仕事に就くことが、仕事の楽しさにつながるからですね。

やりたい仕事に就くためには、まずは自分が「何をやりたいのか」「将来どうなりたいのか」をハッキリさせておく必要があります。

キャリアプランが明確であれば、成長意欲や向上心にもつながり、楽しく仕事にも取り組めるでしょう。

しかし、具体的な理想像がなければ、目標に向かって努力もできません。

キャリアプランが曖昧な人や、どうやってキャリアプランを立てたらいいのかわからない人は、「キャリアコーチングサービス」を利用してみてはいかがでしょうか。

マジキャリ』や『キャリアアップコーチング』なら、自己分析や性格診断などから理想のキャリアを導いてくれるでしょう。

仕事が楽しく感じられない場合の対処法

では、どうしても仕事を楽しいと感じられない人はどうすればいいのでしょうか。

仕事が楽しく感じられない場合の対処法は次の3つです。

  1. 自分に目標を課す
  2. 転職サイトで適職診断を受けてみる
  3. 多くの人が楽しいと思う仕事をしてみる

それぞれの対処法について解説していきます。

1.自分に目標を課す

仕事が楽しく無い人は、自分に目標を課してみましょう。

人は目標があると、仕事に対して意欲的になれます。

目標を達成するために、考えたり工夫したりするようになるからです。

また目標を達成できれば、「できた」「がんばった」と達成感を感じることもできます。

目標というと契約件数や売上などを思い浮かべる人も多いと思いますが、大きなものでなくても構いません。

  • ここまで終わらせる
  • 何時までに提出する
  • 入力ミスをなくす
  • もっと見やすい資料を作る

など、自分が頑張れる目標を設定しましょう。

英語・簿記など、今の仕事に役立つ資格取得を目指すのもおすすめです。

2.転職サイトで適職診断を受けてみる

仕事が楽しくない方は、転職サイトで適職診断を受けてみてはいかがでしょうか。

「どうしても仕事を楽しめない」という場合、今の仕事があなたに向いていない可能性もあるからです。

dodaリクナビNEXTといった大手転職サイトでは、自己分析に役立つ「適職診断」が無料で受けられます。

自分の「強み」や「ウリ」を客観的に知ることは、あなたの能力が活かせる仕事探しに役立ちますよ。

無料診断ツールがある転職サイト
doda

自己PR・キャリアタイプなど複数の診断ツールあり。
【公式】https://doda.jp/

リクナビNEXT

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3.多くの人が楽しいと思う仕事をしてみる

今の仕事が楽しくないという場合、「多くの人が楽しいと感じている仕事」をやってみるのも一つの方法です。

もちろん、どんな仕事を楽しいと思うかは人それぞれです。

しかし、たくさんの人が「楽しい」と感じる仕事は、あなたにとっても楽しい可能性が高いからです。

下記の記事では、500人の人が実際にやってみて楽しかった仕事をランキング形式で紹介していくので参考にしてみてください。

ぜひチェックしてみてください。

仕事が楽しいと思う瞬間のアンケート調査まとめ

感謝されたとき、貢献できたとき、仕事がうまくいったとき、仕事をやりきったとき…など、仕事を楽しいと思える瞬間は人それぞれです。

一方で、仕事を楽しいと思えるか思えないかは、心の持ちようや仕事への向き合い方によるところも大きいです。

「誰にも感謝されず、やりがいもなく、ツライことばかりで仕事が全然楽しくない」と感じている方は、ぜひ自分自身の仕事への向き合い方も見つめ直してみてください。

それでもやはり今の仕事に楽しさを見いだせない場合は、転職も検討しましょう。

人生の1/3を占める仕事の時間。休日のために我慢して働くには、あまりにも長すぎます。

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