500人に聞いた接客業から異職種への転職理由と転職活動時の注意点

接客業からの転職理由 キャプチャ

接客スタッフは、ショップ・アパレル・飲食・美容・ホテルなど幅広い分野で活躍しています。

店舗などで直接顧客と接するので、顧客から感謝の言葉を受けたり、自分の接客が売上につながっていることを感じられたりとやりがいの多いお仕事ですよね。

一方で接客の仕事をするうえで悩みをかかえ、異職種への転職を考える人も。

とはいえ「接客業の経験しかないけど、異職種に転職できるのかな」と不安な人も多いのではないでしょうか。

今回は接客業から異職種に転職した500人を対象にアンケートを実施し、「接客業から転職した理由」や「異職種への転職が順調だったか」を聞きました。

【調査概要】

  • 調査対象:接客業から異職種に転職した人
  • 調査日:2021年6月8日~21日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 調査人数:500人(女性352人/男性148人)

結果、順調に接客業から異職種へ転職できた人は71.0%、接客業から異職種へ転職してよかったという人は91.6%にも上っていることがわかりました。

当記事では、アンケート結果にくわえ、「接客業から異職種への転職を成功させるためのポイント6つ」について紹介しています。

記事を読み終わる頃には、接客業から異職種への転職に不安を抱いている人も、転職への一歩を踏み出せますよ。

【500人に聞いた】接客業から異職種に転職した理由ランキング

まず接客業から異職種に転職した理由を尋ねたところ、結果は以下のようになりました。

上位10位までをランキング形式で紹介します。

接客業から異職種へ転職した理由

1位になったのは「接客のストレス」でした。

2位以下は「勤務日時への不満」「他職種に挑戦したい」と続きます。

転職理由のアンケートで上位に入ることが多い「人間関係」は8位となりました。

なお11位以下には「転職時に接客業の求人が少なかったから」など、「接客業を続けたかったができなかった」という人もいました。

では具体的な回答を紹介します。

1位 接客のストレス

  • ずっと笑顔で接客することに疲れてしまった(女性、23歳で転職)
  • クレーマーや態度の悪い人への接客に疲弊した(男性、30歳で転職)
  • 接客業は気を使って神経がすり減ると感じたから(女性、39歳で転職)

接客業から異職種への転職理由第1位は「接客のストレス」でした。

とくに「笑顔でいることに疲れた」「クレーム対応がつらかった」「お客さんの愚痴や八つ当たりに嫌気が差した」と答えた人が目立ちました。

中には「接客のストレスから体調を崩した」という人も。

接客に大きなストレスを感じて「お客さんと直接関わらない仕事に変わりたい」と、転職を考えた人が多いようです。

2位 勤務日時への不満

  • 長い拘束時間、不規則なシフトといった勤務形態への不満がきっかけでした(男性、26歳で転職)
  • まとまった休みを取りにくくプライベートの予定も立てられないので、カレンダー通りに休みたいと思ったから(女性、29歳で転職)
  • 接客業をしているときは子どもの運動会などに参加できなかったので、土日休みの職種に転職しました(男性、33歳で転職)

2位は「勤務日時への不満」です。

「拘束時間が長い」「不規則な勤務」「休日が少ない」「土日や年末年始に休みにくい」などの不満から転職を決意した人が多数。

具体的には「日によって違うが、10時出勤で23時退勤。休憩は1時間、休日は月5日」「ひどい時は始発~終電まで仕事をした日も。休日出勤もあった」などの体験談が寄せられました。

「採用面接時は土日休み可能という話だったが、実際には周りに気を使ってしまい休みづらかった」という声も。

「結婚や子どもの誕生をきっかけに、勤務日時が合わなくなった」という人も多くいました。

3位 他職種に挑戦したい

  • プログラミングに興味を持っていたため(男性、28歳で転職)
  • リラクゼーションの仕事をしていたのですが、健康の土台は食にあると悟り、農業がやりたくなりました(女性、39歳で転職)
  • 接客業である程度の職位まで昇進できたので、他の業界も経験してみたくなった(男性、41歳で転職)

3位になったのは「他職種に挑戦したい」でした。

「もともとやりたかった仕事に挑戦した」「働く中で他の仕事に興味を持ちはじめた」という回答が多数寄せられました。

転職先の職業は、保育士、公務員、新聞記者、事務職、営業、製造業などさまざま。

もともと持っていた資格を活かして転職した人もいれば、「勉強して介護関係の資格をとった」など、転職のために働きながら資格の勉強をした人もいました。

4位 体力的につらい

  • 体力仕事であったため疲労の蓄積が著しく、体調を崩したので事務職への転職を考えた(女性、27歳で転職)
  • 立ち仕事が嫌だったから(男性、28歳で転職)
  • 体力的に立ちっぱなしの接客がつらくなったからです(女性、42歳で転職)

4位には「体力的につらい」がランクイン。

「立ちっぱなしでの勤務や、重い荷物を運ぶのがつらい」「不規則な勤務で身体がついていかなかった」という回答が多く寄せられました。

「年齢も考えて体力的に一生できる仕事ではない」「40代にさしかかり、体力的に夜勤と立ち仕事が少しずつ苦になってきた」という回答も。

年齢を重ねたときに、さらに体力的に厳しくなると考え、転職を決めた人が多くいました。

5位 収入をアップさせたい

  • 営業でもっと稼ぎたかった(男性、25歳で転職)
  • 収入が少ないので、収入アップのために転職しました(男性、27歳で転職)
  • 時給が他の業種と比べると安いから(女性、30歳で転職)

5位にライクインしたのは「収入をアップさせたい」です。

厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」で産業別の賃金を見ると、「宿泊業、飲食サービス業」の賃金はもっとも低く、賃金の増加も緩やかで収入が上がりにくいことがわかります。

参考:厚生労働省 令和2年賃金構造基本統計調査

「仕事内容や勤務時間がハードなわりに、収入が少ない」と不満を感じ、転職を決意した人が多いとわかりました。

また「アルバイトで収入が不安定だったので、固定給の仕事に変わりたかった」という回答もありました。

6位 長く続けられない

  • 接客業も楽しかったが、デスクワークのほうが将来的に長く働けそうだと思ったから(女性、23歳で転職)
  • 接客の仕事は「何歳になっても続けられる」というイメージがなかったため、なるべく長く続けられる仕事をしたかった(女性、28歳で転職)
  • 接客業だと対個人営業になるので、定年まで続けられるか不安があり転職しました(男性、30歳で転職)

6位は「長く働ける仕事がしたい」でした。

「接客の仕事は長く続けられない」「接客業は年を重ねると需要が減る」「25歳を過ぎたころから、年齢を気にするようになった」などの意見がありました。

ちなみに厚生労働省の令和元年雇用動向調査では、 産業別の離職率で「宿泊業・飲食サービス業」が離職率1位となっています。

参考:厚生労働省 令和元年雇用動向調査(再集計完了後の統計)

接客業で長く活躍する人もいますが「離職する人が多い」「長く活躍しているロールモデルが周りにおらず、将来像を描きにくい」などの理由で、「長く働けない」と感じる人が多いのかもしれません。

4位の「体力的につらい」でも意見があったように、「年齢があがったときに、身体がついていかないだろう」と感じる人も多いと思われます。

7位 接客に向いていない

  • 内向的な性格の為、接客が向いていなかった(女性、23歳で転職)
  • お客様に悪絡みされることが多かったです。気にしない性格ならいいのですが、表情に出てしまうので向いていないと思いました(男性、25歳で転職)
  • 接客業をしてみて、向かないと思ったから。一度も仕事を楽しいと思わなかった(女性、28歳で転職)

7位は「接客に向いていない」でした。

「自分の感情を出さずに笑顔でいるのが向いていない」「もともと人見知りだから」など、働いてみたものの接客業との相性が良くなかった人も多いようです。

笑顔で合わない仕事を続けるのは苦痛ですよね。

「対人関係は苦手だったが、正社員採用されたのが接客業だったから」働いていたという人も。

「接客業の奥が深くて、自分のキャパが限界だった」という回答もありました。

8位 キャリアアップのため

  • 資格をとってそのスキルを利用したいと思った(女性、22歳で転職)
  • キャリアを考えたとき、身につくスキルに限界があると思った(男性、26歳で転職)
  • 会社に頼らず自分で自由に仕事ができるスキルを身につけたかったから(女性、26歳で転職)

「キャリアアップのため」が8位になりました。

「手に職をつけたくて」「スキルアップしたかった」という回答が寄せられました。

具体的な転職先は事務、営業、電気工事関係など。

資格をとり、その資格を活かして転職した人もいました。

9位 人間関係の悩み

  • 店長がよく怒るので(男性、25歳で転職)
  • ハラスメントに耐えられなくなった(女性、26歳で転職)
  • 社長のえこひいき。悪天候や猛暑の日に店舗周りの草取り、毎日ごみ当番とトイレ掃除をさせられました(女性、27歳で転職)

9位は「人間関係の悩み」です。

メジャーな転職・退職理由のひとつですね。

「ハラスメントやいじめ」「上司や同僚との関係に疲れた」「上司と意見が合わない」という意見が目立ちました。

同じ店舗で働くスタッフが少人数であったりすると「馴染めない」「人間関係がツライ」と感じたときに、逃げ場がないのかもしれません。

10位 将来への不安

  • 接客業の将来性に限界を感じたから(男性、27歳で転職)
  • 30歳になったとき「毎年若い社員たちが入社してきて、自分はどうなっていくのだろうか」という不安に苛まれた(女性、33歳で転職)
  • 店の業績が悪く将来性に不安を感じたため転職を決意しました(男性、34歳で転職)

10位は「将来への不安」でした。

「業界や自分の将来に不安を感じる」という回答が寄せられました。

「勤務していた店舗が休業して不安を抱いた」「今後自分の職種がなくなっていくのではと不安になった」という人も。

不況の影響を受けやすい接客業だけに、社会情勢の変化に大きな不安を感じたのでしょう。

なお11位には「安定した仕事につきたかった」という回答が入りました。

接客業から異職種への転職が順調だった人は71.0%

続いて「接客業から異職種への転職は順調でしたか」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。

接客業から異職種への転職は順調だった?

「順調」「まあ順調」と答えた人が71.0%で、7割を超えました。

「異職種への転職って難しいのでは?」と不安を感じている人も多いでしょうが、実際は多くの人が転職に成功しているのですね。

では「順調だった人」「大変だった人」別に、具体的な回答を紹介します。

接客業から異職種への転職活動が順調だった人の理由

  • 派遣会社を通しての転職で、紹介のされ方や仕事先が決まるまでの早さがよかったです。住まいの相談にも乗ってもらえて助かりました(男性、25歳で転職)
  • 接客業で店長を経験していたことから、コミュニケーション力やマネジメント力を評価していただき、2か月で4社から内定を得た(女性、26歳で転職)
  • ハローワークで「事務」「土日祝日休み」などの希望を伝え、すすめられた会社に応募したところ、即採用が決まったため(女性、35歳で転職)

接客業から異職種への転職活動が順調だった人からは「接客業の経験が評価された」という回答が多く寄せられました。

具体的には「ホテルから不動産業への転職。ホテル業界で15年以上経験を積んでいたので、多少の業務負荷には耐性があると判断されたと思う」「教育業界への転職。接客の経験が保護者対応などに役立った」という体験談がありました。

また「派遣会社やハローワークを通じて、スムーズに転職できた」「家族や友人を通じて転職した」など、公的機関や専門家、周りの人たちのサポートを得て転職に成功した人も多数いました。

接客業から異職種への転職活動が大変だった人の理由

  • 接客業をやめて手に職をつけるために、三年間学校に通いました。20代半ばからの通学や勉強はとても大変でした(男性、29歳で転職)
  • 事務職に転職するために簿記や秘書検定などの資格を取ったが、求人数が少ないうえ経験者優遇が多く、思うように仕事が見つからなかった(女性、36歳で転職)
  • 年齢が40代だったこともあり、正社員としての就職先が見つからず不安定な契約社員などで働くことになりました(男性、43歳で転職)

接客業から異職種への転職活動が大変だったという人からは「未経験での転職はハードルが高かった」という意見が多数。

経験者優遇だったり年齢制限があったりして採用に至らず、苦労した人が多くなりました。

経験がないため「希望の給料で雇ってくれるところがなかなか見つからなかった」という回答も。

仕事が見つからずに「退職後、1年10ヶ月無職だった」という人もいました。

接客業から異職種へ転職してよかった人は91.6%

最後に「接客業から他の職種に転職してよかったですか」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。

接客業から異職種へ転職してよかった?

「よかった」「まあよかった」が合わせて91.6%で、9割を超えました。

多くの人が接客業から異職種への転職に満足しているとわかります。

転職活動が大変だった人からも「転職してよかった」という回答が多く寄せられました。

では具体的な回答を紹介します。

接客業から異職種へ転職してよかった理由

  • 気の使い方が違うので、同じ時間仕事をしていても、疲労感が全然違います(女性、24歳で転職)
  • 給料が毎年上がるし、土日に休めるからです(男性、26歳で転職)
  • デスクワークは座っていられるし、電話やメールでの対応は対面よりも楽に感じる(女性、37歳で転職)

接客業から異職種へ転職して良かった理由としては「規則正しい生活ができ、土日に休める」「待遇がよくなった」「ストレスが減った」「体調管理がしやすい」「やりがいを感じる」などが挙げられました。

「給与がグンとあがったわけではないが、休日が増えて残業も前に比べ少なくなった」と、給与と勤務時間のバランスに満足している人も。

「子どもの予定に合わせられる」「自分のペースを取り戻せたので、趣味の時間など自分の人生を充実させられるようになった」と、プライベートが充実しているという人も多くいました。

接客業から異職種へ転職してよかったと思わない理由

  • 自分の思っていた以上に営業がつらく、向いていないと思ったから(男性、25歳で転職)
  • 嫌になって離れたのに、結局「接客したいな」なんて思ってしまうこともある(女性、30歳で転職)
  • 一から習うのが大変だったから。結局、接客業に戻りました(男性、37歳で転職)

接客業から異職種へ転職してよかったと思わない理由としては「接客業のほうが楽しかった」「新しい仕事が大変だった」などが挙げられました。

接客から「職場での会話禁止」の製造に転職して、「コミュニケーションや人と関わる大切さを痛感し、転職は大失敗でした」と答えてくれた人も。

転職してあらためて「自分は接客が好きだったんだ」と気づいた人も多いようです。

「事務職でも残業しないといけない雰囲気」など、転職先が思っていた環境とは違っていた人もいました。

接客業から異職種への転職を成功させるためのポイント6つ

今回のアンケートの回答者と同じように、異職種への転職を成功させるためにはどうすればいいのでしょうか。

接客業から異職種への転職を成功させるためのポイント6つを紹介します。

1.接客業の経験や強みが活かせる仕事を選ぶ

接客業から異職種へ転職するなら、接客業の経験や強みが活かせる仕事を選びましょう。

接客業の経験者には、「コミュニケーション力」や「問題解決能力」など、ビジネスの基本ともいえるスキルが身についています。

具体的には以下のようなスキルですね。

  • いろんな人とコミュニケーションが取れる
  • 老若男女問わず自ら声をかけられる
  • 理不尽なクレームにも臨機応変に対応できる

「コミュニケーション力」や「問題解決能力」の高い人は転職市場でも評価が高く、接客業でスキルを磨いてきた人は、幅広い業種や業界への転職が可能です。

とくに「営業職」と「介護職」は接客業からの転職におすすめです。

「営業職」と「介護職」がおすすめな理由を紹介します。

幅広い業界への転職が可能な営業職

接客業経験者の転職で営業職がおすすめなのは、幅広い業界への転職が可能だからです。

企業の売上や利益をあげるために重要な職種の営業職。

どの業界にもある仕事のなので、接客業で働いていた業界とはまったく別の異業界へ進むこともできれば、同業界の営業職として活躍もできます。

たとえば、美容関係の接客をしていた人が、美容商品を扱う企業の営業職に転職するケースは同業界への転職となりますね。

また、コミュニケーション能力や商品提案力など、接客業で培ったスキルは営業職に活かしやすく、異職種転職であっても優位に転職活動を進められますよ。

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人と接することが好きなら介護職もおすすめ

人と接することが好きなら介護職への転職もおすすめです。

接客とはまた違うコミュニケーションが必要となる仕事なので、キャリアアップや新たなチャレンジがしたい人にぴったりです。

介護スキルや専門知識もさることながら、高齢者とのコミュニケーションや、突発的に起こることにも臨機応変に対応する力が求められる介護職。

接客業で培ってきたスキルを存分に活かせる仕事だと言えますね。

また、景気に左右されにくい業界なので安定性もありますし、人手不足のため、転職が難しくなってくる40代・50代でも活躍できますよ。

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2.未経験からでもできる仕事を選ぶ

接客業から異職種へ転職する場合、未経験からでもできる仕事を選ぶといいでしょう。

なぜなら、業種や職種によっては未経験からの転職が厳しいからですね。

ハードルの高い業種や職種を目指してしまうと、なかなか転職が決まらず、ズルズルと接客の仕事を続けることになったり、ブランク期間が生まれてしまいます。

未経験からできる仕事のなかでも、「技能工」はとくにおすすめです。

大手転職サイトのリクナビNEXTで、「未経験者歓迎」にチェックを入れて求人検索してみると、営業職に次いで「技能工・設備・交通・運輸」は未経験者歓迎の求人が多い結果に。

職種 求人数(件)
営業 3,621
事務・管理 2,416
企画・マーケティング・経営・管理職 706
サービス・販売・外食 1,477
Web・インターネット・ゲーム 228
クリエイティブ(メディア・アパレル・デザイン) 385
専門職(コンサルタント・士業・金融・不動産) 1,140
ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ) 743
エンジニア(機械・電気・電子・半導体・制御) 1,387
素材・化学・食品・医薬品技術職 306
建築・土木技術職 1,679
技能工・設備・交通・運輸 2,520
医療・福祉・介護 446
教育・保育・公務員・農林水産・その他 518

(調査日:2021年11月26日)

求人数が多いので、選択肢が広がりますし、転職成功の可能性もアップします。

現場作業員や工場でのものづくりを担う技能工なら、接客する必要はなく、一人で黙々と作業をこなせる仕事なので、「もう接客はしたくない」という人にピッタリです。

未経験歓迎の技能工のお仕事は、仕事内容が簡単なものや単純作業も多いので、接客業からの難易度も低いと言えるでしょう。

工場・製造業の仕事探しにおすすめ
リクナビNEXT

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工場求人ナビ

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日研トータルソーシング(e仕事)

技術研修や資格取得支援あり。
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3.仕事内容や転職先の業種・業界をリサーチする

接客業から異職種へ転職する場合、仕事内容や、希望する転職先の業種・業界についてリサーチするようにしておきましょう。

なぜなら「想像していた仕事内容じゃなかった」とならないよう、ギャップを解消しておく必要があるからですね。

たとえば、何もリサーチせず接客業から事務職に転職すると、以下のギャップを痛感する可能性が。

  • 「事務職は誰からもありがとうと言ってもらえない」
  • 「毎日地味な作業の繰り返しで面白くない」
  • 「事務職なのに忙しい業界のせいで残業が多く、逆に座っているのがしんどい」

転職後に「思っていたのと違っていた」とならないよう、以下の内容をリサーチしておきましょう。

  • 業種・業界・職種の特徴
  • 業種・業界の現状や将来性
  • 活躍できる人物像など

業種や業界を研究しておくことで、転職成功にも結びつきますし、転職の判断材料にもなりますよ。

ほかにも、自分に合う仕事なのか理解できたり、面接時や転職後にもリサーチしたことは役立ちます。

業種や業界のリサーチに使える情報源は以下を参考にしてくださいね。

  • ネット
  • 新聞
  • 業界代表企業のホームページ
  • ニュース
  • 四季報など

自分でリサーチするのが難しい人は、転職エージェントに登録すると、それぞれの業界や職種に精通したキャリアアドバイザーから情報を提供してもらえますよ。

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4.転職の方向性を明確にした上で転職活動を行う

何を重視した転職にするのか、転職の方向性を明確にした上で、接客業から異職種への転職活動を行いましょう。

なぜなら、「とりあえず接客業が辞めたい」という動機だけで、やみくもに転職活動をしても異職種への転職はうまくいかないからですね。

方向性を明確にするために確認しておきたいのは以下の4つ。

  • 自身の経験やスキル
  • 希望する職種や業界
  • 希望する条件
  • 転職後のキャリアプラン

まずは、経験やスキルの棚卸しを行いましょう。

自身の強みや得意なことが把握できると、希望の職種や業界なども見えてきますし、今後のキャリアプランも具体的にイメージできます。

条件面も希望を明確にしておくことで、希望に合った転職先や仕事が見えてきますよ。

たとえば、接客業ではムリだった「土日休みの仕事」を条件にしているなら、オフィスワーク系の仕事を中心に探すことになります。

スキルの棚卸しやキャリアプランの立て方がわからない人は、転職エージェントのキャリアカウンセリングを活用しましょう。

キャリアアドバイザーが丁寧に相談にのってくれるので、自身の強みや今後の方向性などが見えてきますよ。

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5.「志望動機」や「自己PR」は接客業で培ったスキルをアピールする

接客業から異職種へ転職する際、「志望動機」や「自己PR」は接客業で培ったスキルをアピールしましょう。

なぜなら、接客業での経験は、異職種でも活用できるスキルが豊富だからですね。

接客業といっても、「ショップの販売員」「飲食店のホールスタッフ」「美容部員」「宿泊施設の受付」など幅広く、身につけられるスキルもさまざまです。

接客業で得られるスキルの一部を挙げてみました。

【接客業で身につくスキル】

  • コミュニケーション力
  • ヒアリング能力
  • 商品やサービスの提案力
  • 対人マナー
  • 問題や課題を解決する力
  • 強い精神力
  • マルチタスク
  • 事務処理能力
  • 協調性

上記のスキルを見てみると、幅広い職種や業種に通用する「ポータブルスキル(持ち運びできるスキル)」が目立ちますね。

転職先に貢献できる強みとして、接客業で培った上記スキルを踏まえたアピールをするといいでしょう。

もちろんスキル以外にも、以下の基本的なアピールも忘れないようにしてくださいね。

  • 志望理由は具体的に伝える
  • ネガティブな内容よりポジティブな内容を伝える
  • 資格取得など異職種で活躍するために取り組んでいること
  • 異職種でやりたいことや目標

もし、「志望動機」や「自己PR」の内容に迷ったら、転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントに在籍するキャリアアドバイザーが、職務経歴書の作成や面接時に必須な「志望動機」「自己PR」などのアドバイスもしてくれますよ。

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6.有効求人倍率の低い人気の事務職も可能性ゼロではない

「接客の必要がない」「座って仕事ができる」「カレンダーどおりに休める」など、事務職は接客業として働いている人にとって、憧れの強い職種の1つではないでしょうか。

有効求人倍率の低い人気の事務職ですが、可能性はゼロではありません。

厚生労働省の発表している「一般職業紹介状況(令和3年9月分)」によると、事務的職業の有効求人倍率は「0.36」と非常に低いことがわかります。

求職者一人あたりの事務職求人数は、1件にも満たないのが現状です。

しかし、事務職で使える資格を取得したり、事務職に活かせるスキルのアピールができる人なら、転職できる可能性大です

たとえば、電話や来客応対の多い営業事務なら、接客業経験者の強みでもある「コミュニケーション力」や「ヒアリング力」が重視されるので、アピール次第で有利に転職活動を進められるでしょう。

接客の仕事以外にも、売上管理や書類作成といった事務仕事を経験してきた人は、即戦力と判断してもらえる可能性も。

今回のアンケートでも、実際に接客業から事務職へ転職した人は複数いました。

正社員での転職が難しい場合は、派遣社員や紹介予定派遣で経験を積んで直接雇用を目指す方法もありですよ。

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まとめ

接客業から異職種に転職した経験をもつ500人にアンケートをしたところ、接客業から転職した理由第1位は「接客のストレス」でした。

「笑顔を絶やさないこと」「クレーム対応」などに疲れ、転職を決意した人が多数いました。

「異職種への転職が順調だったか」という質問には、7割以上の人が「順調だった」「まあ順調だった」と回答。

「接客業の経験が評価された」「ハローワークや派遣会社のサポートがあった」という体験談が寄せられています。

最後に「異職種に転職してよかったか」と聞くと、9割以上の人が「よかった」「まあよかった」と答えました。

接客業から異職種へ転職できるか不安な人や、接客業を辞めて後悔しないか心配な人も、今回のアンケート結果で転職に興味を抱いたのではないでしょうか。

ぜひ「接客業から異職種への転職を成功させるためのポイント6つ」を参考に、転職活動をはじめてみてくださいね。

はじめての異職種転職でよくわからないという人は、転職エージェントなど専門家の力を借りてみるのもありですよ。

もちろん、異職種に転職してから「接客が好きだった」「接客のほうがおもしろい」と気づく人もいます。

接客は好きだけれど「収入」「勤務時間」などへの不満から転職を考えているのなら、条件を満たす「別の接客業」を探すのも選択肢のひとつです。