- 「35歳の壁」という言葉もあることから転職は厳しいかも
- この歳で転職に失敗したら後がないんじゃないか
- 35歳が転職限界って話もあるし、ギリギリまだイケるかも
35歳という年齢の不安から、転職活動するか迷っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、35歳で転職を経験した男女97人にアンケートを実施し、「35歳での転職理由」「転職後の年収の変化」「35歳の転職が難しかったか」について調査。
- 調査対象:35歳で転職をした全国の男女
- 調査期間:2021年5月15日~28日
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 調査人数:97人(男性55人/女性42人)
また、上記結果とあわせて「35歳での転職失敗を防ぐ成功へつなげるためのコツ」についても解説していきます。
【男女97人に聞いた】35歳での転職理由ランキング
男女97人に35歳で転職した理由や目的を聞いたところ、以下のような結果となりました。
回答数の多かった順に、ランキング形式でご紹介。
ランキング1位は「収入アップのために転職(13.4%)」の結果に。
2位「会社の倒産や経営状況の悪化(12.4%)」、3位「35歳を区切りと考えた(10.3%)」、4位「職場の人間関係トラブル(9.3%)」、5位「職場環境への不満(8.2%)」と続きます。
上記の具体的な理由について、実際の回答を元に解説していきます。
1位 収入アップのために転職
35歳で転職した理由1位は「収入アップのため」でした。
主に「給料アップの見込みがない」「子育てをする上で今の収入では不安」といった理由から、転職に踏み切った人が多数の結果に。
給与水準の低い業界に見切りをつけ、異業種に転職した人もいました。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 35歳まで介護の仕事を続けていたが、収入アップの見込みがなく、子どもも大きくなり教育費などお金が必要になった
- 自営業で収入がダウンしたから
- 給料があまりにも安かったから
2位 勤めていた会社の倒産や経営状況の悪化
倒産や事業の縮小、経営状況の悪化などを理由に、転職した人が2位となりました。
昨今の社会情勢により、望まない転職をした人も多いようです。
ただし、倒産や経営状況の悪化で転職した人の6割は、転職後の収入がアップしています。
経営状態の悪い会社に見切りをつけた決断が、よい結果に結びつくケースもあるようです。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 在籍先の事業が縮小になったため
- 会社から給与を支払えないと言われため
- 在籍先の事業が縮小になったため
3位 35歳という年齢をひと区切りと意識した
35歳という年齢を意識して転職した人が3位でした。
「35歳の壁」「35歳限界説」など、35歳を境に転職が厳しくなるという話はよく耳にしますよね。
年齢を理由に採否を決めることは、法律で原則禁止されていますが、キャリア形成を図る観点からの年齢制限は例外として認められています。
参考:厚生労働省「労働者の募集及び採用における年齢制限禁止の義務化に係るQ&A
実際、「キャリア形成のため○歳まで」「20~30代活躍中」といった求人は珍しくないため、35歳までに転職をしたいと考えてる人も多いようです。
また、10年ほど働いて仕事に区切りがついたことや、スキルに自信がもてる年齢になったことで、転職を決意した人もいました。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 一般的に「35歳」ラインで、転職が厳しくなると言われていたので、あせりもあり転職を考えた
- 違う会社に行くなら、今の年齢を超えたら難しいと思った
- そろそろ中堅になったことで、この段階ならどこに移ってもやっていける自信がもてたから
4位 職場での人間関係の不満・トラブル
4位は「職場での人間関係の不満・トラブル」でした。
とくに、パワハラを受けた、理不尽なことが多いなど、上司との関係に悩んで転職を決めた人が目立ちました。
人間関係の悩みは、多かれ少なかれどこの職場でもあるため、転職することで解決するとは限りません。
しかし、「人間関係が悪化して仕事がままならない」「上司とトラブルがあって会社に居づらい」というケースでは、状況を打破する方法として、転職を選ぶ人も多いようです。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 上司とのトラブルがあり、また、理不尽だと感じる事があった
- 職場の人間関係に嫌気が差した
- パワハラを受けて抑うつ状態になったため
5位 職場環境への不満があった
「職場環境への不満」から転職を決意した人が5位でした。
主な理由は、以下のとおりです。
- 残業が多すぎる
- 社風が合わない
- 作業環境が悪く体調を崩した
- 裁量権を与えられない
- やりがいがない
外的環境から仕事内容まで、不満の種類はさまざまです。
より快適にストレスなく働ける環境を求めて転職をした人が多くいました。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 昇進する為には、コネが必要な会社の体質に辟易したため
- 派遣先のブラック企業に嫌気が差した
- 正社員登用が何年待っても整備化されなかったから
35歳で転職を迷っているなら、ぜひ挑戦してみてください。
明確な転職の目的と、活かせるスキルや経験があれば、35歳でもスムーズに転職できるからですね。
今回のアンケートでも「収入アップ」を理由に、前向きな姿勢で転職をしている人が多かったです。
最近は、30代~50代のミドル世代をターゲットにした「転職サイト」や「転職エージェント」もあります。
経営悪化をはじめ、職場の人間関係や環境の悪さが深刻な場合は、早めに見切りをつけて転職活動をはじめるといいでしょう。
一番よくないのは、35歳という年齢に焦りを感じて転職活動をはじめるケース。
転職を目標にしてしまうと失敗したり、転職癖がつくので注意しましょう。
35歳の転職で年収は上がった?下がった?
35歳の転職で年収がどう変化したか聞いたところ、「上がった(41.3%)」と「下がった(37.1%)」がほぼ半々という結果に。
両者にはどのような違いがあるのか、『年収アップした理由』と『年収ダウンした理由』それぞれについて具体的な回答を紹介します。
35歳の転職で年収アップした理由
転職後の年収が上がった理由は何だと思うか聞いたところ、1位は「スキル・経験・能力が評価された」でした。
3位以下には、「専門職に就いたから」「パートからフルタイムになった」「年収水準が高い企業に入った」などの回答が挙がりました。
1位~3位それぞれの詳しい理由とアンケートの回答を紹介します。
前職でのスキルや経験・能力を評価されて年収アップした人が最も多く、年収が上がった理由のおよそ5割を占めました。
実績を買われてヘッドハンティングされたり、入社後すぐに管理職になった人も。
ポテンシャル採用も多い20代とは違い、30代半ばの転職では、高い専門性や即戦力となるスキル、マネジメント力などが求められます。
そのため、前職での経験や経歴が活かせる転職の場合、年収アップを狙える確率も高まるようです。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 以前と同じ職種に転職したが、これまでの実績や経験や資格が評価された
- 病棟勤務での経験を考慮して頂けた
- 前職で学んだスキルを持った人がいなかったため、即戦力として見てもらえた
「現在より時給の高い求人」「給与水準の高い業界」「手当が出る夜勤多めの仕事」など、年収アップを狙える企業の求人に絞って仕事を探すことで、目的を達成した人もいました。
ちなみに、転職の理由や目的が「収入アップ」だった人の7割が、転職後の年収アップに成功しています。
明確な目的をもって転職活動をすることが、転職成功のポイントとなりそうですね。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 転職エージェントに、今までの給料より高い企業の紹介のみを依頼した
- 夜勤アリの仕事に就いた
- 派遣社員から正社員に変わったため
転職後の給料が取り立てて良いわけではないものの、前職が低賃金すぎたことから、相対的に年収アップした人も。
給与水準の低い業界から高い業界に転職したことで、基本給が上がった人もいました。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 前職の基本給ベースが低すぎたからだと思う
- 介護業界は収入があまり高くないので一般企業への転職で収入がアップした
35歳の転職で年収ダウンした理由
転職によって年収が下がった人に理由を聞いたところ、「残業や勤務日数の減少したから」と回答した人が1位となりました。
3位以下には、「地方への転職で給与水準が低いから」「スキルがなく給与のいい仕事に就けなかった」などの理由が挙がりました。
1位~3位それぞれの詳しい理由とアンケートの回答を紹介します。
転職後に年収ダウンした理由で最も多かったのは、「残業や勤務日数が減ったから」でした。
「社会情勢により勤務日数が減った」「残業代がつかない会社だった」など、意図せず収入ダウンした人も。
しかしそれよりも多かったのは、「残業なし」や「少ない勤務日数」を自ら選んだ人。
結婚・出産によるライフスタイルの変化や、前職での過重労働をきっかけに、収入ダウンを許容したうえで、ムリのない働き方を選ぶ人も多いことがわかります。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 正社員からアルバイトに変わり、時間の拘束もなくなり定時で上がれるようになったから
- 仕事の日数や時間を減らしたため
- 残業時間が少ない所だったのでダウンしたが、働きやすいからいい
会社員から自営業やフリーランスになったが事業が上手くいかずに、年収ダウンした人もいました。
自営業は、景気や社会情勢の影響をダイレクトにうけるため、収入のアップダウンが激しくなる傾向も。
また、個人の手腕で収入が決まるため、「経営やマネジメントがうまくいかず、稼げていない」という人もいました。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- ボディケアセラピストとして働いているが、お客様が来店されないと給料がない。天気や景気、時事に売上が左右されるので給料は安定しない
- サラリーマン時代とは違い、ボーナスなど臨時収入もなくなったため
- 経営が下手なため、あまり自営業で稼ぐことができていないから
異業種に転職し、未経験からのスタートと同じになったことで、前職より収入ダウンした人も。
年収アップの理由1位が「スキル・経験・能力を評価されたから」という結果からわかる通り、前職の経歴を活かした転職かどうかが、収入アップのカギとなっています。
そのため、未経験職に転職した場合、給与は下がるケースも多いようです。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 異業種に転じたので、経験が評価の材料にならないから
- 以前と別業種の仕事を選んだので
転職で年収アップを重視するなら、活かせるスキルや経験があることをアピールしましょう。
35歳の転職は即戦力が前提となっており、さらに専門性の高さやマネジメント能力が重視される傾向にあります。
まったくの異業種・異職種に転職すると、またイチから経験を積む必要があり、年収ダウンはまぬがれないので注意してください。
また、転職前と転職後の雇用形態によっても、年収のアップダウンがあります。
たとえば、転職前が「アルバイト」や「派遣社員」の人が、「正社員」の仕事に転職すれば、年収アップを見込めますよね。
今回のアンケートでは、「年収アップを狙える企業の求人のみに絞る」「高収入が得られる業界のみ紹介してもらう」など、工夫したことを回答してくれた人も。
年収アップを目指したい人は、ぜひアンケートの回答も参考にしてみてくださいね。
35歳の転職が難しいと感じた人は6割
35歳での転職が難しいと感じたかどうか聞いたところ、「とても難しい(26.8%)」「やや難しい(35.0%)」を合わせ、6割以上が「難しい」と回答しました。
35歳の転職が難しいと感じた人の理由
35歳の転職では、「即戦力となるスキルや経験を求められている」と感じた人が多数いました。
実際、30代後半のミドル層へのポテンシャル採用はほぼありません。
現時点でのスキルや資格、経歴などで採用の有無が決まるため、アピールできるスキルがない人は、転職に苦労したようです。
とくに、未経験の職種に挑戦するには、難しい年齢だと実感した人が多くいました。
また、35歳を超えると、介護職・ドライバー・製造業など、人材不足の業界に求人が限られてしまうとの意見もありました。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 基本的には、熟練スキルを持っているベテラン以外は20代の若手が望まれるから
- 有名企業は応募が多いので、35歳となるとそれなりの経験と資格が必要であり、熱意では無理だと思う
- 同じ業界であればまだしも、新しい業界に飛び込むのであれば、年齢相応のスキルや経験が必要とされるから
35歳の転職が難しくないと感じた人の理由
「35歳での転職は難しくない」と回答した人の多くは、「難しい」と感じた人とは対象的に、自身のスキルや経歴に対して自信をもっていました。
スキルや即戦力になる力があれば、年齢は障害にならず、むしろ経験を積んでいるという武器になると考えているようです。
また、やりたいことや転職の目的がハッキリしていれば、年齢というハードルは決して高くないという意見も。
実際、「1回目の面接で採用された」「とくに苦労もせず、すぐに就職できた」という人も多くいました。
エンジニア・看護師などの専門職や、介護士のような人手不足の仕事は、年齢関係なく需要があるため、就職に困らないという声も寄せられました。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 自分のやりたい事が明確で、即戦力になれるところまで技術を磨いていればどこへでも行けると思っている
- 丁度スキルがついてきているのが35歳ぐらいだと思うので、現状のスキルを最大限に生かして転職できる時期だと思う
- 資格を持っていて、業界が人手不足な職種だったので
35歳の転職活動をスムーズに進めるためには、キャリアビジョンを明確にし、日頃から目標に向かって自己研鑽に励むことです。
35歳は「即戦力」「専門性」「マネジメント能力」などが求められる年齢です。
目標がなく、スキルアップや努力などをしてこなかった人は転職に苦戦します。
経験や資格がなく、やる気だけで採用となるのは20代の若手までと理解しておきましょう。
「自己分析」や「情報収集」を事前に行っておくのも、転職を成功へと導くポイントの1つです。
自己分析を行えば目標も明確になり、自分の強みも見えてくるため、書類選考や面接も通過しやすくなりますよ。
また、転職市場の動向チェックや企業研究をすることで、転職しやすい業界や自分に合う企業への転職を目指すことも可能に。
事前準備をしっかり行って転職活動にのぞんでくださいね。
35歳での転職失敗を防ぎ成功につなげるためのコツ3つ
35歳からの転職失敗を防ぐために押さえておきたい3つのコツがあります。
- 1.スキルやキャリアの活かせる転職先を目指す
- 2.「35歳女性」の転職はロールモデルのいる転職先を選ぶ&企業の社風を事前にチェックする
- 3.退職せず働きながら転職活動を行う
上記それぞれの理由について解説していきます。
1.スキルやキャリアの活かせる転職先を目指す
35歳の転職を成功させるためには、スキルやキャリアの活かせる転職先を目指すことです。
なぜなら35歳という年齢は、即戦力が求められるからですね。
今回のアンケート結果でも、転職で年収アップした人の半数近くが「スキル・経験・能力が評価された」と転職成功の理由を挙げています。
また、35歳の転職が難しいと感じた人の多くが「スキルや経験不足」を理由に苦労していました。
35歳の転職には、これまでの経験やスキルを活かしやすい同業種・同職種への転職が成功への近道だと言えます。
新たな業種や職種にトライしたいという35歳の人もいるかもしれませんが、未経験で積極的に採用されるのは20代の若手が中心です。
ただし、以下の強みやアピールポイントがある35歳なら、未経験業種や職種への転職も成功しやすいので、トライしてみる価値はありますよ。
- ヒューマンスキル
- マネジメントスキル
- 交渉力など
2.「35歳女性」の転職はロールモデルのいる転職先を選ぶ&企業の社風を事前にチェックする
- 「結婚せず一生独身でいるからもっとキャリアを積みたい」
- 「子どもが小学校に入ったから今まで以上にバリバリ働きたい」
- 「結婚や出産をしても働き続けられる職場に転職したい」
上記のように、ライフステージとキャリアの大きな分岐点に立つ35歳女性も多いのではないでしょうか。
35歳女性の転職は、ロールモデルのいる転職先を選ぶことと、企業の社風を事前にチェックすることが大切です。
なぜなら、目指せる女性先輩社員がいれば、キャリアパスも描きやすいですし、女性でも働きやすい職場に転職できるからですね。
例えば、キャリアを積みたいのに女性管理職がいなかったり、出産して子育てをしたいのに「産休・育休」の取得実績がない企業に転職したとしましょう。
思い描いたキャリアプランやライフプランどおりにならなくなってしまいますよね。
ロールモデルがいない場合、キャリアパスを描けず、モチベーションの低下や転職を繰り返してしまう可能性も考えられます。
働きやすい職場かどうかを知るためには、企業の情報収集は必須です。
ホームページや口コミサイトのチェックにくわえ、実際に面接で女性管理職の有無や、「産休・育休」の取得実績を確認するのもいいでしょう。
また、転職エージェントを活用して、企業や業界に詳しい担当者から情報を得るという手もありますよ。
3.退職せず働きながら転職活動を行う
35歳で転職する場合、退職せず働きながら転職活動を行いましょう。
なぜなら、当メディアの「転職活動は働きながら?辞めてから?それぞれの理由と転職活動の方法ランキング」で、『働きながら転職活動』と『辞めてから転職活動』はどちらがいいのかアンケート調査を実施したところ、「働きながら転職活動した方がいい」と回答した人が74.2%にものぼったからですね。
また、退職してからの転職活動には以下のデメリットが生じます。
- 収入が途絶える
- なかなか仕事が決まらないと焦って妥協してしまう
- 家族からの理解が得られにくい
- 長期のブランクが生じると企業側から警戒される
20代や30代前半に比べると募集枠も少なくなり、企業側も即戦力になる人材か慎重に選考するため、35歳の転職は時間がかかる傾向に。
そのため、退職してからの転職活動は、経済面をはじめとしたさまざまな問題が出てきます。
とくに家庭をもつ人の場合、家族から転職を反対されてしまうことも。
働きながらの転職に不安がある人は、転職エージェントを活用すれば、効率的に転職活動を進められますよ。
35歳の転職におすすめの転職エージェント&転職サイト5選
35歳の転職におすすめの転職エージェント&転職サイトは次の5つです。
なお、おすすめ5選は「転職に関する独自アンケート調査(※)」「求人数」「サポート面の充実度」「サイトの使いやすさ」などを元に作成しています。
各転職エージェント&サイトの特徴やおすすめポイントなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【リクナビNEXT】日本有数の求人数を誇る転職サイト
35歳だけど「スキルに自信がない」「新たな職種や業界を目指したい」という人は、リクナビNEXTを活用しましょう。
リクナビNEXTは日本有数の求人数を誇り、勤務地や業界・職種も多彩で、経験を問わない求人もたくさんあるからですね。
求人検索には「職種未経験歓迎」「業界未経験歓迎」の選択肢もあり、35歳で異業種や未経験の職種に転職することも可能です。
35歳となると年齢も気になるところですが、「社会人経験10年以上歓迎」の求人も多数あるので、35歳でも問題なく使えますよ。
AIによる「レコメンド機能」がついており、登録情報やサイト内の行動をもとに、オススメ求人を表示してくれます。
そのため、求人探しもスムーズできますよ。
さらに、企業や転職エージェントからスカウトを受け取ることも可能なので、「思ってみなかった業界・職種」へのお誘いで、視野が広がる可能性も。
30分かけておこなう本格的な「グッドポイント診断」など、自己分析のためのツールも用意されており、「転職に向けて、あらためて自己分析して、自分の強みを確認したい」という人にもオススメです。
グッドポイント診断の診断結果は自己PRのブラッシュアップに使えるほか、応募時に企業に送付してアピールもできますよ。
- 社会人経験10年以上歓迎の求人が多数
- 職種・業界未経験歓迎の求人あり
- 本格的な自己分析ツール
【doda】オンラインで気軽に面談・相談ができる
「転職エージェントを利用したいけれど、仕事が忙しくて支店まで行けない」という人に使えるのが、dodaです。
dodaのキャリアカウンセリングは「オンライン」または「電話」が基本で、急な困りごとや相談はLINEで連絡できます。
年齢的に仕事が忙しく、転職活動を行う時間がない人にとっては、ありがたいサービスですね。
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求人検索には「社員の平均年齢」でも検索できる機能があり、「30代」「40代」などにチェックを入れて、同世代が活躍している職場を探すことも可能ですよ。
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(※1)2022年5月時点
(※2)「リクルートダイレクトスカウト」公式サイトより(2023年10月時点)
【ビズリーチ】スキルを活かして収入アップが目指せる
スキルがあり即戦力として働ける自信のある35歳には、ビズリーチが使えます。
ビズリーチは、管理職や高度プロフェッショナル職などの「ハイクラス求人」を専門に扱うスカウト型転職サイトです。
「年収600万円以上の人に支持される転職サービスNo.1」(※1)で、求人の3分の1以上が「年収1,000万円以上」(※2)と高収入なのが特徴です。
ターゲットは「管理職候補」や「経営幹部」などを目指せる30代~40代。
「今の年収に不満がある」「もっと収入を増やしたい」という35歳にも利用されていますよ。
登録すると自分でハイクラス求人を探せるほか、企業やヘッドハンターからのスカウトを受け取ることも可能。
実際、登録者の8割がスカウトを受け取っています。(※3)
利用者からは「納得できる求人に出逢えた」「他サイトでは見かけない求人が多くて驚いた」「魅力的な企業からのスカウトが多数届いた」という口コミが寄せられています。
- ターゲットは30代~40代の管理職やプロフェッショナル職
- 年収1,000万円以上の求人多数で収入アップが目指せる
- 登録者の8割がスカウトを受信(※3)
(※1)「転職サービスに関する調査」/調査会社:シード・プランニング/調査期間:2019年1月~2月/調査対象:年収600万円以上で転職意欲のある人
(※2)2021年1月現在
(※3)「ビズリーチ」公式サイトより(2023年10月時点)
もっと多くの転職エージェントや転職サイトの中から探したい方は、以下の検索機能もぜひご活用ください。
調査結果から見えてきた35歳からの転職の現実
35歳の転職理由は、「より高い収入や良い職場環境を求めて」もしくは、「倒産などのやむを得ない事情」が多いとわかりました。
年齢的に”転職するには最後のチャンス”とも言われることもある35歳。
年齢を採用基準の一つとしている企業もあることから、「転職は難しかった」と感じた人が6割を占めました。
一方で、即戦力を求める企業も決して少なくありません。
そのため、前職のスキルを活かせる仕事を探した方や専門職の方からは、「35歳でも転職は難しくなかった」という声が多く聞かれました。
35歳が転職を成功させるためには、自身のスキルや経験が活かせる仕事を探すことが大切です。
また、若い年代に比べて求人数に減る35歳は、転職活動に時間がかかるため、働きながら転職活動を行いましょう。
もし、「自分の強みや活かせるスキルがわからない」「働きながらの転職活動は大変」という人は、転職エージェントの活用もおすすめですよ。