【499名に聞いた】転職活動で書類選考に通らない理由とは?通過できなかった場合の対処法も紹介

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転職活動で書類選考に取らないときの対処法

転職活動では、ほとんどのケースで最初に書類選考が行われます。

書類選考を通過できれば面接に参加でき、採用担当者と直接話ができます。

しかし「なかなか書類選考に通過できない」という悩みをもつ方も少なくありません。

実際、転職活動をしたことがある499名に独自アンケート調査を実施した中で、「転職活動時、書類選考に通らなかった経験がありますか」と聞いたところ、回答は以下の結果となっています。

転職活動時、書類選考に通らなかった経験がある人

「ある」と答えた人が71.7%で多数派です。

「書類選考の通過率が100%」という人は少ないことがわかります。

上記結果から見ても、書類選考で落選してしまうのは、決して珍しくないことだと言えます。

とはいえ、書類選考で落ちることが続くと、落ち込んでしまったり、考えが後ろ向きになってしまうことも出てくるでしょう。

今回のアンケート調査では、上記の質問以外にも、書類選考に通らなかった理由・影響・対処法の3点についても質問、回答いただいております。

【調査概要】

  • 調査対象:転職活動をしたことがある人
  • 調査期間:2023年8月13日~24日
  • 調査機関:自社調査
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 有効回答数:499人(女性291人/男性208人)
  • 回答者の年代:10代 0.8%/20代 35.5%/30代 41.3%/40代 15.0%/50代 5.8%/60代以上 1.6%

※アンケート内の年齢はすべて転職活動当時のものです。

現在、書類選考に通らず苦しんでいたり、もしくはこれから書類選考へ取り組む方は参考にしてみてくださいね。

【499名に聞いた】書類選考に通らない理由とは?

書類選考に通らなかった経験がある358人に「通らない理由は何だと思いますか」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。

書類選考に通らなかった理由

1位になったのは「スキル不足だった(136人)」です。

2位「応募書類の書き方が悪かった(69人)」、3位「経験不足だった(68人)」、4位「年齢の問題(57人)」と続きます。

以降、5位「マッチ度が低かった(25人)」、6位「転職回数が多い(19人)」、同率7位「短期離職経験がある(16人)」「学歴フィルターがかかった(16人)」の結果となりました。

「スキル不足だった」が圧倒的多数となりました。

「経験不足だった」という人も多くなっています。

スキルや経験が不足していることは承知のうえで「憧れの会社」「希望の職種」に応募し、書類選考で落ちた人も多いのかもしれません。

また「転職回数が多い」「短期離職の経験がある」など、職歴を問題視されたのではと感じている人もいました。

では具体的な回答を紹介します。

1位 スキル不足だった

  • スキルが足りず、戦力にならないと評価されたからだと思います(25歳 女性)
  • 人事部門の募集に絞り込んでいたため、労務・組合関係や人事制度策定の知識がなく、採用のスキルだけでは採用が見送りになったと思われます(28歳 男性)
  • 書類に書けるようなスキルがなかったため(30歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

1位は「スキル不足だった」でした。

業務に求められるスキルが足りず、書類選考で落ちてしまったのではないかと感じた人が多数。

中途採用では即戦力が求められることも多いため、企業の求めるスキルや能力をもっているかどうかは重要です。

2位 応募書類の書き方が悪かった

  • 職務経歴書に具体的な数字を記入できず、情報不足だった(28歳 女性)
  • 志望動機・自己PRの書き方が悪かった。要点がまとまっておらず、誰に何を伝えたいのか意識できていなかった(34歳 男性)
  • 職務経歴書の書き方がわからず、「ただ今まで経験してきた職業を並べただけ」の見づらいものになっていた(47歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

2位は「応募書類の書き方が悪かった」です。

自己流で履歴書・職務経歴書を作成してしまったため、採用担当者にとってわかりにくいものになってしまったという人が多数。

また「企業研究や自己分析がおろそかで、志望動機や自己PRが弱かった」という意見も目立ちました。

応募書類では、書く内容はもちろん、誤字脱字やレイアウトにも気を配る必要があります。

3位 経験不足だった

  • 職業訓練で資格を取得したものの、実務経験がなく未経験からの応募だったため(28歳 女性)
  • 資格はもっていたのですが、現場での勤務経験が一度もなかったために通らなかったのだと思います(35歳 女性)
  • 未経験の職種は書類選考で落とされやすいと思いました(43歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

3位は「経験不足だった」でした。

未経験の業種や職種に応募し、「経験不足や未経験で落とされたのでは」と考える人も多いです。

転職サイトなどを見ていると、「未経験OK」「資格があれば実務経験なしでもOK」という求人はたくさんあります。

しかし未経験者OKの求人でも、経験者と未経験者が応募してきたら、経験者の方が有利になるでしょう。

4位 年齢の問題

  • 年齢が35歳を超えた途端に、通過率が悪くなった(37歳 男性)
  • 年齢ではじかれたと確信しています。50歳を超えていたため、応募しても面接まで行けませんでした(54歳 男性)
  • 「年齢不問」とはあるけど、多分年齢かなと思う(63歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

4位は「年齢の問題」でした。

雇用形態に関わらず、「長期勤続によるキャリア形成を図る」などの理由がない限り、年齢によって不採用とすることは禁じられています。

スキルやキャリアがあれば、年齢を重ねていても転職を成功させる人はいます。

しかし実際には「年齢が原因で書類選考に落ちたのでは」と感じている人も多くなりました。

5位 マッチ度が低かった

  • 会社の求めている人材と自分がミスマッチだった(27歳 女性)
  • 先方が求めている条件に合わなかったから(30歳 女性)
  • 推測だが、応募先企業の方針や企業人格に合致しなかったと思う(35歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

「マッチ度が低かった」が5位でした。

保有スキルと企業の求めるスキルが合わないこともあれば、企業風土や仕事の進め方が合わないことも起こりえます。

企業研究ができていないと、マッチ度が低くて落選するケースが起こりやすいと考えられます。

マッチ度を高めたいなら、転職エージェントに相談するなどして「自分の考えや能力に合いそうな企業」を紹介してもらうのもひとつの方法です。

6位 転職回数が多い

  • 転職経験が多く、悪目立ちしてしまった(24歳 男性)
  • 倒産や撤退などの理由ではあるが、転職歴が多かったからではないかと思っています(47歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

6位は「転職回数が多い」でした。

転職回数が多いと「気に入らないことがあるとすぐに辞めるのでは」「協調性に欠けるのでは」などと思われ、不利になりやすいといわれています。

もちろん退職・転職の理由をきちんと説明でき、複数の職場で学んだことをアピールできれば、採用に至るケースも多数。

しかし応募書類の段階で転職・退職理由をきちんと説明するのは難しいため、「転職回数が不利になった」と感じている人もいました。

7位 短期離職経験がある

  • 前職が1年ほどしか続いていなかった(19歳 女性)
  • 短期間での退職を不審がられた(28歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

7位は「短期離職経験がある」でした。

1年未満などの短期間で離職した経験がある場合、「努力や工夫ができない」「嫌になったらすぐ辞めてしまう」などと警戒されることがあります。

短期離職経験がある人は、応募書類で「辞めた理由」や「反省点」「成長意欲」を伝えるよう意識しましょう。

同率7位 学歴フィルターがかかった

  • 高卒であること(23歳 女性)
  • 転職サイトの口コミによると、学歴フィルターによる書類選考があったらしい(48歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

もうひとつの7位は「学歴フィルターがかかった」でした。

「学歴不問」となっている求人であっても、「高卒だから落ちたのでは」と感じる人は多いようです。

また「卒業大学の知名度・偏差値で応募者を選抜しているのでは」と感じる人も多数。

実際のところ、「採用実績が多い大学の出身者を優遇する」という例もあるようです。

ワンポイントアドバイス

書類選考に通過するポイントは、採用担当者に「会いたい」と思わせる応募書類を作成することです。

企業は効率的に採用活動を行うために、誰とでも面接はせず、興味のある人以外は応募段階で見送ります。

興味を抱かせるためには、以下の点を押さえながら応募書類を作成するといいでしょう。

  • 相手が読みやすいように、丁寧かつ分かりやすい内容を心がける。
  • これまでの活躍がイメージしやすいようエピソード・数字などは具体的に書く。
  • 転職後、どのように活躍できるのかイメージできる情報を盛り込む。
  • 応募書類の項目内容は漏れなく埋めて、志望度が高いことをアピールする。

あとは、求人企業が求めている人物像を理解することも大切です。

たとえば、リーダーシップが発揮できる人材を必要としている企業に応募する際は、チームリーダーの経験をアピールするなどです。

応募前には企業研究を行うこともおすすめします。

書類選考に通らなかったことで499名が受けた影響

書類選考に通らなかった経験がある358人に「通らなかったことによる影響」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。

書類選考に通らなかったことによる影響

1位になったのは「落ち込んで自信を失った(118人)」です。

2位「応募書類を見直すきっかけになった(39人)」、3位「自己分析するきっかけになった(35人)」、4位「転職活動のやり方を変えた(31人)」と続きます。

以降、5位「不安感が強くなった(26人)」、6位「開き直った(21人)」、7位「モチベーションが下がった(19人)」の結果となりました。

「落ち込んで自信を失った」が圧倒的多数となりました。

ネガティブな影響もポジティブな影響もありましたが、どちらかというとネガティブな反応が多い印象です。

では具体的な回答を紹介します。

1位 落ち込んで自信を失った

  • 転職活動を続ける自信がなくなった。書類選考で落ちると思っていなかったので、とてもショックだった(25歳 女性)
  • 自分の存在価値を否定されたように感じた(35歳 男性)
  • だんだん自信がもてなくなってきました(50歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

1位は「落ち込んで自信を失った」でした。

書類選考を通過できず面接に進めないことが続くと、「自分の経歴やスキルには価値がないのか」と落ち込んでしまいます。

1~2回落ちた程度なら「次は頑張ろう!」「今回は縁がなかっただけ」と思えるかもしれません。

しかし何度も書類選考に落ちると、徐々に自信を失ってしまうでしょう。

2位 応募書類を見直すきっかけになった

  • 書き方を改善する良い機会になった(23歳 男性)
  • どうすれば目に留まるか、見直す機会になった(30歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

2位は「応募書類を見直すきっかけになった」です。

なぜ書類選考で落ちたのかを考え、応募書類を見直すきっかけになったという人も多数。

スキルや経歴に自信はあるのに落ちてしまった場合、書き方を変えることで選考通過率がアップする可能性は十分にあります。

3位 自己分析するきっかけになった

  • 自身を見直す良い機会になったと感じる(25歳 男性)
  • 自己分析の機会になりました(36歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

3位は「自己分析するきっかけになった」でした。

自己分析をしっかりしないと、よい履歴書や職務経歴書は書けません。

書類選考に落ちてしまったことで、「自己分析が足りなかった」と気づいた人もいました。

自己分析をやり直すことで、新たなアピールポイントが見つかったり、応募先が変わったりする可能性もあります。

4位 転職活動のやり方を変えた

  • たくさん書類選考に応募するようになった(26歳 女性)
  • 書類選考のあるところは受けなくなった(39歳 男性)
  • 職種を変えることは諦めて、今までと同じ職種で転職活動しました(53歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

4位は「転職活動のやり方を変えた」でした。

「書類選考で落ちるから、書類選考なしの求人に応募」「落ちることを想定してたくさんの企業に応募」などの方法が寄せられています。

希望職種や業界を変えたという声も目立ちました。

書類選考に落ちて自分を見つめ直したことで、転職活動の進め方が変化することも多いとわかります。

5位 不安感が強くなった

  • 転職活動に対する不安が増した(26歳 男性)
  • 「もう仕事が見つからない」と不安になった(27歳 女性)
  • 「今後も落ちるんじゃないか」という不安がすごく強く出ました(35歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

「不安感が強くなった」が5位でした。

書類選考に落ち続けると、「転職が決まらないのでは」と焦ります。

不安感が強く、応募書類を送ることに恐怖心を抱く人もいるようです。

強い不安を抱えたまま転職活動していると、面接に進めたとしても、面接官に「自信がなさそうだな」という印象を与えかねません。

6位 開き直った

  • 諦めてどんどん次を受ける良いきっかけとなった(29歳 男性)
  • いい意味で「刺激」というか、発破をかけられたような気持ちにさせてもらいました(41歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

6位は「開き直った」でした。

一生懸命応募書類を書いたのに落ちてしまうと、誰でもショックを少なからず受けるでしょう。

しかし「苦労して書いたのに落ちたなら、自分には合わなかったんだな」と開き直る人も。

少し落ち込んだあと、「次こそは通過するぞ」「いちいち落ち込んでたら転職活動できない」と前向きに捉えた人も多いようです。

百発百中で書類選考に通過できるわけではないため、開き直って気分を切り替える強さは必要ですね。

7位 モチベーションが下がった

  • 転職活動に対するモチベーションが下がった(23歳 女性)
  • 1~2社程度のときはあまり気にしなかったが、5社ほど通らなくなるとさすがにモチベーションが低下しました(38歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

7位は「モチベーションが下がった」でした。

面接に進めないことで、転職活動を続ける気力が失せてしまった人もいるとわかります。

「それなりにキャリアを積んできた」と思っていた人ほど、自信をくじかれてやる気を失ってしまいそうです。

実際に転職活動を諦めた人もいました。

ワンポイントアドバイス

書類選考が通らなくても、落ち込んだり諦めたりする必要はありません。

冒頭でも触れていますが、約7割の人が書類選考に通過しなかった経験をしていますし、マイナビ転職の調査によると、書類選考通過の確率は30~50%とのこと。

2~3社程度なら書類選考が通らないことも当たり前だと思っておくと、気持ちもラクになるのではないでしょうか。

ただ、何度も書類選考に通らないと自信を失ってしまいますよね。

書類選考に通過せず疲れたという人には、「doda」や「エン転職」といったスカウト機能のある転職サイトの利用をおすすめします。

登録してあるあなたの経歴に興味を抱いた企業から声がかかれば、書類選考なしで面接に進めるケースもあるので、登録しておいて損はないでしょう。

499名が選んだ書類選考に通過できなかった場合の対処法

書類選考に通らなかった経験がある358人に「書類選考に通らなかったときの対処法」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。

書類選考に通らなかったときの対処法

1位になったのは「応募書類の書き方を見直す(107人)」です。

2位「応募先の選び方を変える(93人)」、3位「スキル獲得や資格取得をした(40 人)」、4位「転職エージェントに相談(38人)」と続きます。

以降、5位「別の会社に応募する(30人)」、6位「知り合いに相談(20人)」、7位「ハローワークに相談(15人)」の結果となりました。

「応募書類の書き方を見直す」「応募先の選び方を変える」と答えた人が多くなっています。

「書類選考を通過できないのはなぜか」と考え、転職活動の戦略を練り直す人が多いのでしょう。

また転職エージェントをはじめとする第三者に相談する人も多くなっています。

では具体的な回答を紹介します。

1位 応募書類の書き方を見直す

  • 履歴書の書き方を調べて工夫した(25歳 女性)
  • 履歴書に書くべきことの見直し(35歳 女性)
  • 職務経歴書の書き方を細かく変えた(42歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

1位は「応募書類の書き方を見直す」でした。

書類選考を通過できないのは、応募書類に何らかの問題があるからだと考えられます。

そのためネットや本で履歴書・職務経歴書の書き方を調べ、内容やレイアウトをブラッシュアップした人も多くなりました。

2位 応募先の選び方を変える

  • 自分の得意とする職種に絞っての転職活動(27歳 男性)
  • 自分の希望を最低限にし、スキルに合った職種を探すようにした(38歳 女性)
  • 転職先を考え直した(58歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

2位は「応募先の選び方を変える」です。

書類選考通過が難しく「高望みしていたのかも」と気づき、路線変更した人もいるとわかります。

例えば大手企業や有名・人気企業は応募者が集まりやすく、書類選考の通過率苦も低くなることが予想されます。

そのため人手不足で書類選考通過率が高そうな業種・職種を狙った人もいました。

希望の企業や職種で働くことよりも「転職そのもの」が目的となっている場合には、よい選択かもしれません。

3位 スキル獲得や資格取得をした

  • スキルを身につけるため、勉強を始めた(29歳 男性)
  • スキルの勉強や新たな資格の取得(41歳 男性)
  • スキル向上のため、資格の勉強を始めた(52歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

3位は「スキル獲得や資格取得をした」でした。

書類選考で落ちた理由として「スキル不足」が多く挙がったので、対処法として「スキル獲得・資格取得」がランクインするのは納得です。

多くの場合、資格が採用に直結するわけではありませんが、書類選考でライバルたちに差をつける効果は期待できるでしょう。

資格取得で熱意や勤勉さをアピールすることも可能です。

4位 転職エージェントに相談

  • エージェントに登録して、履歴書を添削してもらった(23歳 女性)
  • 転職エージェントに添削してもらった(40歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

4位は「転職エージェントに相談」でした。

転職エージェントを利用すると、履歴書や職務経歴書を添削してもらえます。

また「企業研究に役立つ情報」「企業がほしがる人材の特徴」なども教えてもらえるので、志望動機や自己PRも充実させられるでしょう。

プロ視点でのアドバイスが欲しいなら、転職エージェントへの相談がおすすめです。

5位 別の会社に応募する

  • 条件が難しそうなところでもとりあえず書類を送ってみて、ダメなら次へ行く手法をとっていた(29歳 男性)
  • とりあえずたくさん応募する(30歳 女性)
  • とにかく気になった求人に募集するしかなかったです(54歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

「別の会社に応募する」が5位でした。

書類選考で落ちても、気持ちを切り替えて他の会社への応募を続けたという人も。

書類選考で落ちても、前向きに転職活動を続ける姿勢は大切です。

しかし書類の書き方や内容をブラッシュアップしたり応募先に合わせて変えたりしないと、落ち続ける可能性があることには注意しましょう。

6位 知り合いに相談

  • 転職先と同じ業界で働く友人に、志望動機の添削などをしてもらった(27歳 女性)
  • 転職経験をした友人から客観的にアドバイスしてもらった(34歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

6位は「知り合いに相談」でした。

相談相手は「転職経験者の友人」「家族」など。

ただし転職経験者でも、採用や人材のプロとは限りません。

そのためアドバイスが的外れになってしまう可能性もあります。

「業界の動向」「企業の採用姿勢」などを踏まえた的確なアドバイスが欲しいなら、転職エージェントに相談しましょう。

7位 ハローワークに相談

  • ハローワークで履歴書や職務経歴書の添削を受けた(27歳 男性)
  • ハローワークの職員に相談し、アドバイスを受けた(38歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

7位は「ハローワークに相談」でした。

ハローワークでは、履歴書や職務経歴書の書き方を教えてもらえますし、応募書類の書き方セミナーを開催していることもあります。

もちろん仕事探しの相談にも乗ってもらえるので、とくに「地元企業に転職したい」という場合にはおすすめです。

ワンポイントアドバイス

書類選考に落ち続けるようなら、転職エージェントやハローワークなどに相談することをおすすめします。

どちらも応募書類の書き方に精通しており、添削やアドバイスなどのサポートを行ってくれるからです。

いろいろ工夫しているにも関わらず、何度も書類選考に通過しないのは、何かしら応募書類に問題のある可能性が高いと考えられます。

転職エージェントもハローワークも基本的に無料で利用できるので、ぜひ一度、自身で作成した応募書類をチェックしてもらうといいでしょう。

まとめ

書類選考で落ちる理由としては「スキル不足」「書類の書き方が悪い」を挙げた人が多くなりました。

応募書類では応募先企業ごとにアピールしたいポイントを絞り、的確に伝える努力をする必要があります。

そのため書類選考を通過するために、応募書類の書き方を見直した人が多数。

ひとりでブラッシュアップするのが難しい場合は、転職エージェントやハローワークで相談してみましょう。

第三者に見てもらうと、新たな気づきがあるはずですよ。

またスキルに見合わない職種やポジションを希望している場合も、書類選考での落選が続きます。

企業選びについて再考したうえで、場合によっては一旦転職活動を諦めてスキルアップに励み、時間をおいて再チャレンジすることも検討してみましょう。

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