フリーターの就職活動時に役立ったおすすめ資格と勉強方法ランキング【212人アンケート調査】

フリーターから正社員での就職を目指すとき、「何か資格を取得したほうがいいのかな」と考える人も多いのではないでしょうか。

資格をとれば、実務未経験でもスキルを証明できたり、就活時のアピールポイントへとつながりやすいです。

今回はフリーターから資格を活かして就職した経験がある男女212人にアンケート調査を実施。

「就職活動時に役立ったおすすめ資格」と「資格取得におすすめの勉強方法」について聞きました。

【調査概要】

  • 調査対象:フリーターから資格を活かして就職した経験がある方
  • 調査日:2021年10月7日~28日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 調査人数:212人(女性118人/男性94人)

回答数が多かった順におすすめランキング形式で紹介しています。

調査結果の確認が終わる頃には、フリーターが就職活動するうえで役立つ資格や勉強方法が明確にイメージできているでしょう。

フリーターの就職活動時に役立ったおすすめ資格ランキング

フリーターから資格を活かして就職した経験がある212人に「就職に役立ったおすすめの資格は?」と聞いたところ、回答は以下の結果となりました。

上位8位までをランキング形式でご紹介します。

フリーターからの就職に役立つ資格

多くの資格が挙げられた中、ランキング1位になったのは「簿記(25人)」です。

2位は差が開いて「医療事務(12人)」、同率2位「介護職員初任者研修(12人)」と続きます。

では4位以降も含めた、それぞれの資格が役立った理由について、具体的な回答をもとに紹介します。

1位 簿記(25人)

フリーターが仕事に就く際に役立ったおすすめの資格1位は、212人中25人が回答した「簿記」となりました。

「応募するための必須資格だった」「仕事探しで有利になれた」といった声が寄せられています。

「事務職でアピールでき、反応も良かった」「未経験でも簿記の資格があるという理由で採用された」という人も。

「簿記2級以上」という条件をつけている会社もありますが、「3級でも有利になった」という回答も複数ありました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

※回答の一部を紹介

  • 経理職の応募資格で「実務経験がなくても2級を取得していれば可」という企業が多かったから(女性、就職時29歳)
  • 経理関係の仕事に就けたから(女性、就職時33歳)
  • 会計事務所の求人に応募するための必須資格だったから(男性、就職時41歳)

簿記の基本情報

受験料 3級2,850円,2級4,720円,1級7,850円(各税込)
合格率 25%前後(2級)
平均学習時間 4~8か月(2級)
公式サイトURL https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping
ワンポイントアドバイス

簿記の資格取得は、事務職に就きたい人におすすめです。

主に経理事務の応募資格に記載されていることが多く、事務や経理職の経験がなくても簿記資格があれば採用されやすくなります。

まずは簿記の基本が学べる3級の取得から目指すといいでしょう。

独学でも取得可能な資格なので、コスパのいい資格ともいえます。

独学が難しい場合は、「ヒューマンアカデミー」の通信講座や、「資格の学校TAC」の各種講座を活用してみてください。

同率2位 医療事務(12人)

フリーターの就職活動時に役立ったおすすめ資格2位は、212人中12人が回答した「医療事務」です。

主な理由として、「応募に必須だった」「資格があると優遇された」などが挙げられます。

「資格スクールで医療事務の資格を取ると、就職先を紹介してくれるシステムだったから」という人も。

「経験者優遇の求人が多いなか、未経験からの応募だったので資格は必須と思い取得しました」という体験談もありました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

※回答の一部を紹介

  • 必須ではなかったが、やる気を買われて採用が決まりました(女性、就職時25歳)
  • 受付事務だけではなく、請求事務もできる人を募集していたからです(女性、就職時27歳)
  • 求人募集の必須資格だったから(女性、就職時36歳)

医療事務の基本情報

受験料 7,700円
合格率 約60~80%
平均学習時間 350~600時間程度、※通信講座の場合4~5ヵ月程度。 1日の学習時間が60分とすると勉強時間は200時間程度
公式サイトURL http://iryou-shikaku.jp/
ワンポイントアドバイス

女性人気の高い医療事務の就職を少しでも有利にしたいなら、医療事務関連の資格取得はおすすめです。

難易度が低いため合格率も高く、比較的取得しやすい資格といえます。

医療事務と一口に言っても、さまざまな資格があるので注意してください。

受験生の多い『医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)』や、医療事務資格の中でも最難関と言われている、『診療報酬請求事務能力認定試験』を押さえておくといいでしょう。

学ぶ内容はもちろん、試験日や受験料なども異なるので、一度どのような資格があるのかチェックしてみてくださいね。

同率2位 介護職員初任者研修(12人)

同じく2位に入ったのは、212人中12人が回答した「介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級も含む)」の資格です。

「介護の仕事に応募するには必須だった」「必須ではないが優先的に採用されるから」といった回答が寄せられました。

資格を取ったことにより「姿勢が評価され、人間関係構築に役立ちました」という人も。

介護関係の資格では「ケアマネージャー(介護支援専門員)」「介護職員実務者研修」を挙げた人もいました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

※回答の一部を紹介

  • 持っていればある程度専門性があると思ってもらえるから(女性、就職時20歳)
  • 応募求人の必須資格だったから(女性、就職時25歳)
  • 持っている人を優先採用だったから(男性、就職時33歳)

介護職員初任者研修の基本情報

受験料 スクールの受講料に含まれており、再試験の場合でも講習期間内なら無料(有料でも3,000円~5,000円程度)
合格率 ほぼ100%
平均学習時間 130時間のカリキュラムを受講、通信講座の場合最短1ヶ月(上限は40.5時間)
参考サイトURL https://www.e-nichii.net/kaigo/kaigosyoninsya/about/
ワンポイントアドバイス

介護職を目指す人が取得しておきたいのは『介護職員初任者研修』の資格です。

資格必須の求人も多く、資格があれば優先的に採用される傾向に。

受験資格が定められておらず、試験の難易度も高くないので、誰でもチャレンジできます。

ただし、独学での取得はできません。

130時間の実習や講義を受けて、カリキュラムを修了する必要があるからですね。

フリーターなら「かいご畑」など、働きながら資格が取れる制度を導入している、派遣会社や人材サービスを活用するといいでしょう。

同率4位 調理師免許(10人)

4位にランクインしたのは212人中10人が回答した「調理師免許」となりました。

調理師免許は料理人として働くにあたって必須ではありませんが、職場によっては「応募の必須資格だった」という場合も。

「免許があったので優遇された」「手当が出た」という人もいます。

飲食関連では「ソムリエ」「野菜ソムリエ」という回答もありました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

※回答の一部を紹介

  • 求人応募の必須資格であったから(男性、就職時24歳)
  • 新規オープンするイタリア料理店の店長として採用された(女性、就職時26歳)
  • 信頼度が高くなったから(男性、就職時32歳)

調理師免許の基本情報

受験料 6,100~6,400円ほど
合格率 60%前後
平均学習時間 2週間~2か月(20~40時間)
公式サイトURL http://www.chouri-ggc.or.jp/chourishishiken/all_delegation/
ワンポイントアドバイス

料理を作るのが好きで、飲食店でアルバイトをしている人には、『調理師免許』の取得はおすすめです。

調理師免許の受験資格には、「調理業務に携わる仕事を2年以上経験していること」という条件があります。

飲食店で働いているフリーターなら、条件を満たしている可能性があるので、ぜひチャレンジしてみてください。

資格を取得すれば、正社員として働ける可能性も広がりますよ。

これから飲食店で働いて資格取得を目指したい人は、受験資格を満たすために2年かかることを理解しておきましょう。

受験資格の詳細については、調理師技能センターのホームページを確認してくださいね。

同率4位 MOS(10人)

同率4位は212人中10人が回答した「MOS(Microsoft Office Specialist)」の資格です。

MOSはWordやExcelなどの利用スキルを客観的に証明できる資格です。

「応募に有利になった」「仕事に活かせるというアピールができた」という回答が寄せられています。

OA関係の資格では「ワープロ検定(3人)」なども挙がりました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

※回答の一部を紹介

  • 勉強への熱意を評価してもらえた(女性、就職時22歳)
  • 実務経験はなかったが、パソコンが使える証明になった(女性、就職時24歳)
  • 関数が入ったエクセル必須だったので(女性、就職時53歳)

マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)の基本情報

受験料 1科目の受験料:スペシャリストは9,800円(税別)、エキスパートは11,800円(税別)
合格率 スペシャリスト:約80%、エキスパート:約60%
平均学習時間 約80時間、 約2ヶ月
公式サイトURL https://mos.odyssey-com.co.jp/
ワンポイントアドバイス

パソコンを使う仕事がしたい人には、「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)」はおすすめです。

パソコンが使える目安になりますし、資格取得を目指すことで『Microsoft Office』のWordやExcelなどの勉強にもなるからですね。

無駄と言われがちな資格ですが、資格取得のために努力できることをアピールするのにも使えます。

独学でも取得可能な資格なので、オフィス系の仕事がしたい人は、ぜひ資格を取得してくださいね。

同率6位 宅建(9人)

同率6位は212人中9人が回答した「宅建(宅地建物取引士資格)」となりました。

不動産取引にあたり「重要事項」の説明ができるのは宅地建物取引士だけなので、不動産業界ではニーズの高い資格です。

実際に「不動産業では有利」「不動産業界に入る時に好印象だったため」などの回答が寄せられています。

応募の必須資格にしている会社もあるようです。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

※回答の一部を紹介

  • 資格があると就職に有利だったから(女性、就職時25歳)
  • 不動産業界は求人数が多かったから(女性、就職時26歳)
  • 不動産業界ではこの資格があると厚遇されるから(男性、就職時28歳)

宅建の基本情報

受験料 7,000円
合格率 約15%~18%
平均学習時間 500時間ほど
公式サイトURL https://www.retio.or.jp/
おすすめポイント

就職に有利な国家資格を取りたいという人には「宅建(宅地建物取引士資格)」をおすすめします。

国家資格の中では難易度が高くなく、更新はあるものの一生有効な資格だからですね。

また、資格を持っている人しか行えない業務がある「業務独占資格」でもあります。

ただし、国家資格だけあり勉強時間はたくさん必要なので、スキマ時間なども活用するといいでしょう。

不動産以外にも建築や金融業界でも使える資格なので、いろんな業界にチャレンジしたい人も、ぜひ資格取得を目指してみてくださいね。

同率6位 TOEIC(9人)

同率6位のもう1つは「TOEIC」がランクインしました。

主な理由として、「外国人客を相手とする仕事だったので、英会話力が求められていました」「海外での仕事だったので」などが挙げられます。

「TOEICスコアが応募に必須だった」という人も。

語学系の資格としては他に「英検(3人)」「中国語検定(3人)」も入りました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

※回答の一部を紹介

  • 資格を持っていることで、英会話・英訳ができる証明になって役に立った(女性、就職時24歳)
  • 派遣社員としての時給がぐっと上がった(女性、就職時30歳)
  • 英語を用いる仕事だったため(男性、就職時40歳)

TOEICの基本情報

受験料 7,810円(税込)
難易度 500点:比較的易しい
600点:普通
700点:やや高い
800点:高い
900点:非常に高い
990点満点:最高
1日の最低勉強時間 1日2時間、週末に1日5時間で、1週間に20時間くらい、 3カ月で約240時間
500点:450h
600点:700h
700点:950h
800点:1,225h
900点:1,550h
990点満点:2,000h
公式サイトURL https://www.iibc-global.org/toeic.html
ワンポイントアドバイス

外資系企業やグローバル企業、英語を使う職種に就きたい人は、TOEICのスコアをアピールしましょう。

TOEICのスコアを求めている企業もあり、一般的に平均スコア590点以上であれば就職に有利と言われています。

英語を使う仕事に就きたいなら、700点以上は目指したいところ。

自己管理できる人なら独学でもスコアを伸ばせますが、自信がない人は「英会話スクール」や「TOEIC対策講座」などで学ぶといいでしょう。

自分に合った勉強方法を知りたい人や、カリキュラムを組んでもらいたい人は、「コーチングスクール」や「個別指導」を活用してくださいね。

同率8位 危険物取扱者(7人)

同率8位の1つ目は、212人中7人が回答した「危険物取扱者」の資格です。

危険物取扱者は石油や薬品などの「危険物」を取り扱ったり、管理・点検したりするための資格です。

危険物取扱者の資格はいくつかの種類にわかれており、回答が多く寄せられたのはガソリンスタンドやビル管理で役立つ「乙種第4類(乙4)」。

「応募の必須資格だった」という人もいました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

※回答の一部を紹介

  • 給油所で管理者になれるから(男性、就職時18歳)
  • ガソリンスタンドで働く際に資格手当がつきました(男性、就職時30歳)

危険物取扱者の基本情報

受験料 甲種は6,600円、乙種は4,600円、丙種は3,700円
合格率 危険物4およそ38%(乙1~3類、5類、6類の合格率が60%台)
平均学習時間 甲種(70~80時間程度)、乙種(40~60時間程度)、丙種(20~30時間程度)
公式サイトURL http://www.shoubo-shiken.or.jp/
ワンポイントアドバイス

危険物取扱者は、「工場」「研究所」「消防署」「ガソリンスタンド」での就職を目指すのにおすすめの資格です。

消防法で定められた「危険物」を取り扱うために必要な資格で、資格必須の求人もたくさんあります。

いくつか種類のある「危険物取扱者」の資格のなかでも、『乙種第4類(乙4)』は押さえておきましょう。

誰でも受験が可能なうえ、企業からのニーズも高く、実務にも役立つからですね。

独学での取得も可能ですが、効率的に勉強がしたい人は「ユーキャンの危険物取扱者講座」などの活用がおすすめですよ。

同率8位 介護福祉士(7人)

同率8位の2つ目は「介護福祉士」の資格がランクインしました。

主な理由として、「必須資格だった」「介護職としての就職に有利だった」などが挙げられます。

「介護の現場では有資格を求める傾向がある」という意見もありました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

※回答の一部を紹介

  • 介護福祉士であれば他の人より時給が100円高かった(男性、就職時30歳)
  • 求人の応募条件として有利だったから(男性、就職時38歳)

介護福祉士の基本情報

受験料 15,300円
合格率 70%
平均学習時間 半年~3か月、1日2時間~3時間
公式サイトURL https://www.jaccw.or.jp/
ワンポイントアドバイス

現在、介護施設や介護職として働いている人におすすめなのが「介護福祉士」の資格です。

実務経験の対象になる施設や職種で「従業期間3年(1,095日)以上」かつ、「従事日数540日以上」働いていれば受験資格があるからですね。

もちろん、アルバイトやパートでの勤務も期間や日数にカウントされます。

これまでフリーターとして介護職に携わってきた人は、受験資格があるか確認してみてくださいね。

介護職未経験の人が就職のために「介護福祉士」の資格を取得するには、相当な時間がかかるので注意してください。

受験資格の詳細は、「社会福祉振興・試験センター」でチェックしましょう。

同率8位 普通自動車運転免許(7人)

同率8位には「普通自動車運転免許」もランクインしました。

主な理由として、「普通自動車運転免許が必須だった」という回答が目立ちました。

運転免許があれば仕事の幅が広がりそうですね。

「大型免許が役立った」という人も2人いました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

※回答の一部を紹介

  • 営業職の必須資格だったから(男性、就職時22歳)
  • 中古車販売店で必要だったから(男性、就職時25歳)

普通自動車運転免許の基本情報

受験料 3,800円(受験料1,750円・免許証交付料2,050円)
※自動車教習所へ通う場合は、各教習所ごとに料金は異なります。
合格率 70%~75%
関連URL https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/index.html
ワンポイントアドバイス

仕事の幅を広げたい人や、地方にお住まいの方には「普通自動車運転免許」の取得はおすすめです。

必要な資格・免許として「普通自動車運転免許」と記載されている求人も多く、運転メインのドライバー職から、車を使ってお客様のもとへ向かう営業職まで、活かせる職種が多様なのも特徴的です。

また地方にお住まいの方は、車通勤しかできない職場もあるので、「普通自動車運転免許」がないと応募できる求人が限られてしまいます。

「普通自動車運転免許」を取得する場合、教習所へ通う必要があるため、教習料金が必要です。

相場は24万円~30万円ほどと決して安くはないので、お金を貯めてから教習所に通うか、「分割」や「運転免許ローン」を利用するかなど、支払い方法を事前に考えておきましょう。

2tトラックの運転手を希望するなら、所持免許なしでも取得が可能な『準中型免許』がおすすめです。

『準中型免許』については、「警視庁ホームページ」をチェックしてくださいね。

同率8位 フォークリフト(7人)

「フォークリフト」の免許も同率8位に入りました。

主な理由として「物流の現場で資格が活かせる」「即戦力になれた」などが挙げられます。

物流現場で活かせて、比較的短期間&低コストで取得できる資格なので、物流・倉庫業での就職を目指す人にはオススメです。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

※回答の一部を紹介

  • 資格手当がもらえたから(男性、就職時23歳)
  • フォークリフトに乗れば仕事の幅が広がったからです(男性、就職時27歳)

フォークリフト免許の基本情報

受験料 約2万〜4万円前後
合格率 90%
平均学習時間 35時間(講習のみ)
公式サイトURL https://www.komatsu-kyoshujo.co.jp/
ワンポイントアドバイス

工場・物流・倉庫・運輸などの業界への就職を希望しているなら、「フォークリフト」の免許を取得しておくといいでしょう。

難易度が低い割に需要は多く、持っておいて損のない資格だからですね。

学科・実技の講習は必要ですが、比較的短期間で取得できる特徴も。

費用負担を軽減できる『教育訓練給付制度』もぜひ活用してください。

『教育訓練給付制度』の利用には条件があるので、興味のある人は厚生労働省のホームページをチェックしましょう。

フリーターに聞いた資格取得におすすめの勉強方法ランキング

続いて「資格取得におすすめの勉強法は?」と聞いたところ、回答は以下の結果となりました。

上位5位までをランキング形式で紹介します。

フリーター 資格取得のための勉強法

資格取得のための勉強法、ダントツで1位になったのは「独学(74人)」で、全体の3割強を占めました。

2位「資格・語学スクール(38人)」、3位「専門学校(23人)」、4位「通信講座(17人)」、5位「高校・大学で取得(15人)」と続きます。

6位以下には、「職業訓練」などの回答が寄せられました。

ではそれぞれの勉強法を選んだ理由について、具体的な回答をもとに紹介します。

1位 独学(74人)

フリーターに聞いた資格取得におすすめの勉強方法ランキング1位は、212人中74人が回答した「独学」となりました。

主な理由として、「お金がない」「スクールに通う時間がない」「独学でも合格できると思った」などが挙げられます。

「自分のペースで勉強する方が合っている」という人もいましたよ。

独学の方法として「過去問を解く」「書店で参考書を購入」などの回答が多い結果となりました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

※回答の一部を紹介

  • 試験の難易度的に独学で大丈夫だと思ったから(女性、就職時26歳、危険物取扱者)
  • 仕事をしながらスクールに通うことが難しかったので、独学で勉強しました(女性、就職時29歳、簿記2級)
  • その時はお金がなかったため(男性、就職時32歳、行政書士)
ワンポイントアドバイス

独学で資格取得を目指すなら、計画や目標をしっかり立て、資格を取ってどうなりたいのか目的意識をもつことが大切です。

モチベーション維持が重要となってくる独学。

サボろうと思えばいつでもサボれますし、資格取得を諦めてしまう人もいます。

「勉強中はスマホの電源をOFFにする」「図書館で勉強する」など、まずは勉強できる環境づくりからはじめてみましょう。

また、継続するためには「入浴や明日の準備を済ませた21時から勉強をスタートする」「バイト帰りのカフェで1時間勉強する」など、習慣化するのがおすすめです。

2位 資格・語学スクール(38人)

資格取得におすすめの勉強方法2位は、212人中38人が回答した「資格・語学スクールで学ぶ」です。

「独学では難しいと思った」「通学することで勉強のペースを保てるから」「ハローワークの紹介で、通常より安かったから」などの回答が寄せられました。

「ひとりだとモチベーションが続かない」という人も。

資格取得後に就職先を紹介してくれるスクールなら、資格を活かせる就職に繋がりやすいというメリットもあります。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

※回答の一部を紹介

  • 独学では何をするべきかわからず、確実な方法だったため(女性、就職時22歳、MOS)
  • 短期集中で資格を取得したかったからです(男性、就職時26歳、簿記2級)
  • 独学では難しいと思ったし、スクールに通えば卒業後の就職に繋がると思ったから(女性、就職時27歳、ディスプレイコーディネーター)
ワンポイントアドバイス

スクール選びのポイントは次の2つです。

  • 資格取得後に就職先を紹介してくれる
  • 合格実績がある

スクールのなかには、資格を活かせる業界や企業などと太いパイプのあるところもあり、資格取得から就職を目指すことも可能です。

また、合格実績が高いスクールは、合格ノウハウを持っており、効率的に合格を目指せます。

大手スクールの場合、資格によって強みや得意分野があるので、資格ごとの合格実績を確認した上で利用するか判断しましょう。

「教室」「ビデオブース講座」「通信講座」「オンライン講座」など、学び方もスクールによって違うので、自分に合ったものを選ぶようにしてくださいね。

3位 専門学校(23人)

資格取得におすすめの勉強方法3位に入ったのは、212人中23人が回答した「専門学校に通う」ことです。

専門学校に通った理由としては「専門学校に通わないと取得できない資格だから」「一人では勉強を進められなかった」「専門学校に通うのが早いと思った」などが挙がりました。

また「親が『この業界の専門学校なら学費と負担する』と言ったので」という人も。

「日中はアルバイトをしていたため、夜間の学校に通った」という体験談もありました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

※回答の一部を紹介

  • 学校へ行かないと取れない資格だった(女性、就職時21歳、歯科衛生士)
  • 資格取得の近道だと思ったため(女性、就職時29歳、ピアノ調律師)
  • 働きながらでも専門学校へ通学できたから(男性、就職時32歳、柔道整復師)
ワンポイントアドバイス

難関資格や実技の学習を必要とする資格なら、専門学校を選ぶのもアリですよ。

わからないことも直接すぐ聞けますし、充実した実習は資格取得にも有利になります。

また、勉強の習慣がつき、仲間と一緒に頑張れるので、モチベーション維持にもなります。

夜間専門学校もあるので、アルバイトと両立しながら通うこともできますよ。

デメリットは授業料が高い点です。

そのため、学校選びは慎重に行いましょう。

実際に学校見学へ行き、複数の学校を比較して決めてくださいね。

あわせて以下の点もチェックしておくといいでしょう。

  • 通える通学距離か
  • 就職サポートの有無
  • 就職率

4位 通信講座(17人)

資格取得におすすめの勉強方法4位は、212人中17人が回答した「通信講座」でした。

「スクールに通うより安い」「添削サービスが利用できる」「自宅で勉強できる」などの回答が寄せられました。

「スクールに通う時間がなかったから」「自宅近くに学校がなかったから」という意見も。

「スマホによる映像講義が主だったので、いつでもどこでも学習できると思ったから」という人もいました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

※回答の一部を紹介

  • 料金もそんなにかからないし自宅でできたから(女性、就職時22歳、登録販売者)
  • 他の仕事をしながらだったため、時間の自由がきく方法を選びました(男性、就職時35歳、宅建士)
  • 自分のペースで勉強できるから(男性、就職時41歳、FP)
ワンポイントアドバイス

通信講座を利用するなら、次の点をチェックしましょう。

  • 合格保証制度の有無
  • 学習期間
  • 受講料
  • 教材以外にDVDやオンデマンドも利用可能か
  • 添削の有無
  • メールや電話で質問できるか
  • サポート体制

受講できる講座や資格が豊富で、サービス内容もさまざまな通信講座。

選択肢がたくさんあるだけに、失敗しないための下調べは必ず行いましょう。

お試しや体験学習ができるサービスもあるので、ぜひ活用してみてくださいね。

説明会などに参加して詳細を確認したり、不明点がある場合は確認して、納得した上で利用するようにしましょう。

5位 高校・大学で取得(15人)

資格取得におすすめの勉強方法5位は、212人中15人が回答した「高校・大学で取得」となります。

主な理由として、「時間はかかるけれど一番楽な道」「確実」「学校卒業が資格取得の条件だから」などの回答が寄せられました。

「通信制の大学に通った」という体験談もありました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

※回答の一部を紹介

  • 一番の近道であり、確実だから(男性、就職時27歳、社会福祉主事任用資格)
  • 自力で取るのは無理なため(女性、就職時28歳、図書館司書)
  • 短大。看護師の資格を取るには学校に通うのが必須なので(女性、就職時33歳、看護師)
ワンポイントアドバイス

専門的な資格なら、高校・大学で資格取得を目指すといいでしょう。

今回のアンケートでも挙がっていた「看護師」や「図書館司書」をはじめ、「保育士」「学芸員」などは、学校での単位取得が受験や資格認定の要件になっているからですね。

高校・大学に入って学ぶ場合、受験があったり、高額な学費負担、卒業までに時間がかかることなどを理解しておきましょう。

「通信制大学」ならアルバイトをしながらでも通えるので、フリーターの人におすすめです。

次にフリーターが資格を選ぶ際に気をつけておいたほうが良いポイントについて解説していきます。

フリーターが就職活動のために資格を選ぶ際に抑えておきたいポイント3選

フリーターが就職活動のための資格を選ぶ際には、3つの押さえておきたいポイントがあります。

  1. 求人情報の応募条件になっている資格を目指す
  2. 資格取得のための勉強時間とお金を確保できる
  3. 資格によっては全く使えないケースもあるので注意する

上記それぞれの理由について解説していきます。

求人情報の応募条件に書かれている資格取得を目指す

フリーターが就職活動のために資格を取得するなら、求人情報の応募条件になっている資格を考えていきましょう。

応募条件を満たす資格があれば、転職活動の可能性も広がるからですね。

希望求人に「資格保有者」の条件があっても、資格がなければ応募すらできません。

今回のアンケートで1位にランクインした「簿記」の資格は、事務職や経理職の経験がなくても、有資格者なら知識があると見なされ採用されるケースもあります。

希望する業界や職種がある人は、応募条件になっている資格がないか、求人サイトなどをチェックしてみてくださいね。

資格取得のための勉強時間とお金を確保できること

フリーターが資格を取得する際には、資格取得のための勉強時間とお金を確保できるかチェックしておきましょう。

時間とお金を確保できないと、資格を取得できないケースも考えられるからですね。

難易度の高い資格を目指す場合、勉強に必要な時間も多くなります。

そのため、アルバイトが忙しい人は勉強する時間が取れず、何度も資格試験に落ちてしまうことにも。

また、勉強するための時間を確保するため、アルバイトのシフトを減らした結果、収入もダウンして生活が苦しくなる可能性もあります。

独学で資格取得を目指せば、かかる費用はテキスト代程度ですみますが、通学や通信講座で学ぶ場合はまとまったお金も必要です。

資格取得に必要な勉強時間や予算などを事前に計算した上で、トライできそうな資格を選ぶようにしましょう。

資格によっては実践で全く使えないケースもあるので注意する

フリーターの就職活動に役立つ資格がある一方で、資格によっては実践の中でまったく役立たない場合もるので気をつけましょう。

総務省統計局によると、フリーターの明確な定義はないものの、年齢は15~34歳としています。

20代~30代前半は転職市場でもニーズの高い世代で、資格や経験がなくても、フリーターの若さやポテンシャルを重視して採用する傾向に。

そのため、資格取得を目指しているうちに年を重ね、転職市場で有利な年齢を越えてしまうリスクがあります。

また、時間をかけず簡単に取得できる資格は、専門性や希少価値も乏しく、就職に役立たないものも多いです。

上記理由から、資格取得のために時間をかけるよりも、今すぐ就職活動したほうが、資格を取得するより早く就職できる可能性もあります。

しかし、資格なしのフリーターで本当に就職できるか不安な人もいると思います。

フリーター向けの転職エージェントなら、資格や経験がないフリーターの就職の相談にものってくれますし、就職活動のサポート体制も万全ですよ。

いくつか候補先を挙げておくので参考にしてみてくださいね。興味のある転職エージェントが2~3社と複数ある場合は、掛け持ち登録も可能です。
フリーターの就職に使える転職エージェント
ハタラクティブ

就業経験がない20代の支援に強い。
【公式】https://hataractive.jp/

就職Shop

リクルート運営の未経験者対象サービス。
【公式】https://www.ss-shop.jp/

DYM就職

就職活動を二人三脚でサポート。
【公式】https://www.dshu.jp/

フリーターの就職活動時に役立ったおすすめ資格と勉強方法の調査結果まとめ

フリーターから資格を活かして就職した経験がある男女212人にアンケートを実施したところ、「就職時に役立ったおすすめ資格」第1位は「簿記(25人)」でした。

簿記については「選考でアピールになるのは2級以上」と言われることもありますが、実際には「3級でも有利になった」という体験談もありました。

「資格取得におすすめの勉強方法」第1位は「独学(74人)」。

独学で勉強した理由は「アルバイトをしながらだと、独学がやりやすかった」「安上がりだから」などでした。

資格を取得すると自信がつきますし、熱意や真面目さのアピールにもなります。

気になる資格があれば、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ただし、資格によってはフリーターが資格取得を目指しても意味がないものもあるので、資格選びはよく考えて行ってくださいね。