オフィスに着ていく服装は?女性464人が選ぶ通勤服の種類ランキング

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オフィスに着ていく服装 キャプチャ
  • どんな服装が正解?
  • この服って会社に着て行ける?
  • オフィスカジュアルがわからない

会社や業界によって、通勤服のドレスコードはさまざま。

そのため「就職・転職・異動」したばかりだと、何を着ていけばいいのか不安になる人も多いのではないでしょうか。

また、毎日のコーディネートや電車内とオフィス内の気温差への対応など、オフィスに着て行く服装の悩みはつきませんよね。

株式会社ビズヒッツ代表取締役 伊藤陽介
伊藤 陽介
こんにちは。

株式会社ビズヒッツ代表の伊藤です。

そこで今回はオフィスワークをしている女性464人の服装に関するアンケート調査を実施。

オフィスへ着ていく通勤服の種類・悩み・参考材料について質問、回答いただきました。

【調査概要】

  • 調査対象:オフィスワークをしている女性
  • 調査日:2021年10月2日~24日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 調査人数:464人
  • 回答者の年齢層:30代 40.6%/20代 26.3%/40代 24.8%/50代 7.5%/60代~ 0.6%/10代 0.2%

回答数の多かった順に、『オフィスに着ていく通勤服の種類』『オフィスに着ていく服装・通勤服の悩み』などをランキングで紹介しています。

さらに、『女性がオフィスで着る服装を選ぶ際のポイント』についても解説しているので、オフィスの服装選びに悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

記事を読み終わる頃には、職場に着て行く服装が明確にイメージできていることでしょう。

女性464人が選ぶオフィスに着ていく通勤服の種類ランキング

まずオフィスに着ていく通勤服の種類についてアンケート。

「スーツ・制服・オフィスカジュアル・カジュアルのうちどれか」を聞いたところ、結果は以下のようになりました。

通勤時の服装

ダントツ1位は「オフィスカジュアル(51.3%)」で、半数を超えました。

2位は「カジュアル(33.6%)」で、「制服(8.8%)」で出勤している人が3位でした。

4位「スーツ(5.0%)」、「その他(1.3%)」と続きます。

ただ「オフィスカジュアル」「カジュアル」といっても、実際にどのような服装なのかはさまざま。

そこで「具体的にどんな服装をしているのか」についても聞きました。

1位 オフィスカジュアル

  • トップスは明るい色のブラウスやシャツで、気温に合わせてカーディガンを羽織ります。下はロング丈のAラインスカートやワイドパンツ。靴は基本的に黒のパンプスです(20代、請負事業の総務)
  • パンツにカットソーを合わせたスタイルが多いです。装飾品など華美なものは着用しません。また白・紺・ストライプなどどのようなビジネスシーンでも困らない色を選択しています(30代、金融系の事務)
  • おとなしめな色の膝丈シャツワンピースにカーディガン(40代、メーカーの庶務)

「オフィスカジュアル」が1位でした。

アイテムとしては「ブラウス」「カットソー」「ニット」「ワンピース」などが多く挙がりました。

ジャケットを着用するかどうかは「季節による」という人もいれば、「必須」という回答も。

足元はスニーカーを履いている人もいれば、「スニーカーは禁止されているのでローファー」という回答もありました。

2位 カジュアル

  • 黒スキニーにオーバーサイズのTシャツ(20代、商社の経理事務)
  • パーカーやTシャツにスカート(30代、建設コンサルタントの総務事務)
  • デニムパンツにカットソー(50代、人材支援企業のPCオペレータ)

2位は「カジュアル」です。

「デニム」「Tシャツ」「パーカー」「スニーカー」などのアイテムが多く挙がりました。

一方で「キレイめのデニムやスラックスにブラウスやシャツ」「デニムやTシャツ以外ならなんでもOK。綺麗めなブラウスにロングスカートなど」という意見も。

「ラフすぎないカジュアル」を心がけている人がいることもわかります。

「自由なのでデニムの場合もありますが、ジャケットが羽織れるようトップスは薄手のものにしています」という工夫を教えてくれた人もいました。

3位 制服

  • 黒いパンツに制服のポロシャツです(20代、建設業の総務事務)
  • 制服のベストとスカートに、私物のシャツ。寒い日はニットのカーディガン等を羽織ります。足元は黒タイツにパンプスです(30代、メーカーの営業事務)
  • 指定のブラウスとスカートとベスト。制服で通勤しているので毎日同じです(40代、工場の一般事務)

3位に入ったのは「制服」です。

全て会社から支給されているという人もいれば「ベストとパンツ・スカートのみ支給で、ブラウス・カッターシャツは自前」という回答も。

いわゆる「事務服」ではなく、ポロシャツや作業服が制服だという職場もあるようです。

制服ですとオシャレの幅がないように思いますが「羽織物やベルトで個性を出す」という工夫をしている人もいました。

4位 スーツ

  • 上下のスカートスーツで、色はブラック・グレー・ネイビー(50代、派遣コーディネーター)
  • ダークカラーのスーツにYシャツなど(30代、保険外交員)
  • 紺色系のスラックスとジャケット(20代、メーカーの営業職)

4位は「スーツ」です。

スーツの色は黒・ネイビー・グレーなどのダークカラーの人がほとんど。

スーツを着ている人の6割以上は、営業職・カウンセラー・受付など、顧客と対面するお仕事をしていました。

オフィスに着ていく服装・通勤服の悩みランキング

続いて「オフィスに着ていく服装や通勤服についての悩み」を質問したところ、回答は以下の結果となりました。

回答数の多かった上位7位までをランキング形式で紹介します。

通勤服の悩みランキング

ランキングの1位は「コーデがマンネリ(122人)」、464人中122人が回答とダントツの結果となりました。

2位「コーデを考えるのが大変(72人)」、3位「温度調節が難しい(55人)」、4位「好きな服が着られない(41人)」と続きます。

以降、5位「パンプスが負担(17人)」、6位「勤務後遊ぶに行きたい(16人)」、7位「洋服代がかかる(15人)」の結果に。

全体的な結果として、「わかる」と共感する女性も多いのではないでしょうか。

8位以下には「通勤服の正解がわからない」「動きにくい」「地味な色ばかりになる」などがランクイン。

なお「悩みはない」と答えた人は38人で、「制服で通勤しているので悩まない」「かなりカジュアルなので悩みはない」などの声が寄せられました。

では具体的なお悩み内容について、回答をもとに紹介していくのでチェックしてみてください。

1位 コーデがマンネリ

  • 服の組み合わせのレパートリーが少なく、同じコーデの日が多くなってしまう(20代、金融事務)
  • 毎日似たような服ばかりになってしまう(30代、損保の営業事務)
  • パターン化して洋服を選んで着用していますが、選ぶことは楽な反面、どうしても飽きてしまう(50代、地方自治体の事務補助)

「コーデがマンネリ」がダントツの1位でした。

「代わり映えしない」「着回ししやすい服を選んでいるつもりだが、マンネリ化する」「制服っぽくて変化に乏しい」などの回答が寄せられています。

「ジャケットがマストなため、結局同じようなコーディネートになる」「日焼けをしたくないのでUV対応のカーディガンが必須になり、ワンパターンになりがち」という人も。

すぐ思いつくマンネリ解決策は「新しいアイテムを買う」ですが、「スペースがないのでもう洋服は増やせません」「普段着と分けているので着数を増やせない」という意見もありました。

2位 コーデを考えるのが大変

  • 毎日考えるのが大変。バリエーションがあまりないので、それを悟られないようにするのが悩み(20代、ベンチャー企業の事務)
  • 1週間で服装が被らないようにしたいので、思い出しながら服を選ぶのが大変(30代、事務職)
  • 変化をつけたり、気温やアフターの用事を考慮してなど、毎日のコーディネートを考えるのが面倒くさい(50代、教育サービス業の一般事務)

2位は「コーデを考えるのが大変」です。

「組み合わせに悩む」「服装選びに時間がかかる」「服装が自由すぎて、毎回何を着ていけば悩む」などの回答が寄せられています。

「雨の時はバッグと靴を普段と変えるので、服と合わせにくく、なんとなくちぐはぐになってしまう」と天気に合わせたコーディネートに悩んでいる人も。

「考えるのが手間なので、5パターン用意して日替わりにするようにしてから悩みはなくなりました」というアイディアも寄せられています。

3位 温度調節が難しい

  • 職場が寒い環境のため、体温調節が難しい(20代、IT企業のテスター)
  • 制服は中にあまり着こめないので、真冬は寒くて防寒対策に苦労します(30代、建設機械レンタル業の総務事務)
  • 職場の室温に合わせたブラウスを着ると、通勤時は暑すぎたりすること(40代、病院の事務)

3位に入ったのは「温度調節が難しい」です。

「室内と外出時の気温差に悩む」「電車が暑いので調整に悩む」といった回答が目立ちました。

「季節の変わり目は、ちょうどいい服装がわからない」という人も。

「夏でもストッキングを履くが、暑いので脱ぎたい」とか、制服やスーツについて「夏は暑い」という意見もありました。

4位 好きな服が着られない

  • 電車通勤のため、ヒールが履けないこと(20代、商社の営業事務)
  • 本来の好きな服装ではないこと(30代、総務事務)
  • 自転車通勤なのでロングスカートやフレアパンツは車輪に巻き込まれそうではけない(40代、食品系の事務)

4位に入ったのは「好きな服が着られない」です。

「通勤に自転車を使うのでスカートが履きたくても履けない」「ラフな格好ができない」などの回答が寄せられました。

「あまり個性がでない」という意見も。

「通勤時の服装も指定されています。ジーパン・サンダル・Tシャツがダメと言われていて、窮屈に思います」という人もいました。

5位 パンプスが負担

  • 通勤時はパンプスが推奨されている。パンプスで長い距離を歩くこともあり、足への負担がかかる(20代、メーカーの経理)
  • 服装に合わせてヒールの靴を履くことが多いので足が疲れる(30代、メーカーの一般事務)
  • 踵がないタイプのサンダルであれば楽に履けて靴擦れせずに済む。けれどドレスコードがあるため踵がない靴が履けない(40代、コールセンターのオペレーター)

「パンプスが負担」が5位に入りました。

「ヒールを履きたいけれど足が痛い」「歩くのでヒールは履きたくない」などの回答が寄せられています。

「履きたいけれど足が痛い」という人もいれば、通勤時にパンプスが推奨されていて仕方なくパンプスを履いている人も。

「駅から少し離れているのでヒールのあるものは避けたいが、服装に合わないこともあるのが悩み」とコーディネートの面で悩んでいる人もいました。

6位 勤務後遊びに行きにくい

  • 思い立ってそのまま食事などに行けないこと(20代、運輸業の事務)
  • 仕事で着ても不自然ではなく、その後プライベートの用事に出かけても堅過ぎない服装を探すのが大変(30代、メーカーの事務)
  • 制服姿なので、帰宅時に寄り道する際に注目を浴びて恥ずかしいです(40代、不動産会社の事務員)

6位は「勤務後遊びに行きにくい」でした。

「帰りに買い物に行けない」「仕事終わりに友達と会う場合に制服から着替えなくてはならない」などの回答が寄せられています。

「仕事終わりにどこかに出かける時には、着替えを持っていかなくてはならない」という人も。

制服で通勤している人からは「帰りなどにスーパーやモールに立ち寄ると、そこの店員さんに間違われることがある」という体験談もありました。

7位 洋服代がかかる

  • 普段の服装と違うので、わざわざ買わなくてはいけない(20代、IT系)
  • 普段着る服装とは分けなければいけないので、お金がかかる(30代、物流企業の営業事務)
  • 通勤服にはあまりお金をかけたくない(40代、メーカーの業務サポート)

7位は「洋服代がかかる」でした。

「プライベートと別に購入しなければならないのが負担」「仕事用にしか使用できないため、出費がかさみがち」などの回答が寄せられています。

「制服があると面倒でなくていいのに」という人も。

「『また同じ服だ』と思われないように、同じような服でも色違いで購入するなどして、服代がかかってしまう」という体験談もありました。

通勤コーデを選ぶ際の参考材料ランキング

通勤服のコーディネートを選ぶ際に何を参考にしているか質問したところ、回答は以下の結果となりました。

回答数の多かった上位8位までを『通勤コーデを選ぶ際の参考材料ランキング』として紹介していくので参考にしてみてください。

通勤服の参考にしている人

ランキング1位は「上司・同僚(81人)」です。

2位は僅差で「雑誌(77人)」。

3位「SNS(61人)」、4位「街行く人(44人)」、5位「オンラインストア(28人)」と続きます。

以降、6位「インターネットで検索(23人)」、7位「マネキン(22人)」、8位「有名人(21人)」の結果に。

雑誌や有名人だけではなく「身近な人」「同じような仕事をしていそうな人」からヒントを得ているケースも多いとわかりました。

なお「参考にしているものはない」と答えた人は109人で、全体の30.7%でした。

「ない」と答えた人からは「制服通勤なので」「動きやすさ重視なので、誰かを参考にしたりはしていない」といった回答が寄せられました。

では各ランキングの解説とあわせて具体的な回答を紹介していくので確認していきましょう。

1位 上司・同僚

  • 先輩を見て、その人より派手にならないようにしています(20代、社内ウェブ担当)
  • 先輩の服装を見て、どこまでカジュアルでもいいのか判断しています(30代、不動産関係の人事総務部)
  • 周りの同僚や上司を参考に、浮かないようにしています(40代、業務用食品卸の事務員)

「上司・同僚」が1位でした。

「周りの服装を見て、どこまでカジュアルでいいか判断する」「他の社員と極端に違いが出ないように注意している」などの回答が寄せられています。

「尊敬している上司」「社内で仕事ができる人」の服装を参考にしているという人も。

「雑誌・テレビ・ネットに載っている通勤服は華やかすぎるので、職場で浮きそうで挑戦できません」という意見もありました。

2位 雑誌

  • 雑誌を見て、私の好きな系統の洋服を着ているモデルさんを参考にしています(20代、受付)
  • オフィスカジュアルが載っている雑誌(30代、メーカーの事務職)
  • 雑誌を参考にしてます(40代、会計事務所の事務員)

2位は「雑誌」です。

雑誌の中で参考しているページとして挙げられたのは「着回し特集」「オフィスコーデ特集等ではなく普段用のコーディネート」など。

「雑誌を見て、目立ちすぎない程度にトレンドを取り入れる」「雑誌を参考に、襟付きでなくともオシャレ感が出るスーツのインナーを購入」という人もいました。

3位 SNS

  • SNSでプチプラコーデを調べる(20代、人材派遣の事務)
  • 特定の人はいませんが、SNSでかわいい服を見かけたら取り入れます(30代、事務職)
  • SNSで「40代コーデ」や「オフィスカジュアル」のハッシュタグをフォローして参考にしています(40代、テレフォンオペレーター)

3位に入ったのは「SNS」です。

SNSで「オフィスコーデ」「オフィスカジュアル」「通勤コーデ」「プチプラコーデ」などを検索している人が多いようです。

「インフルエンサーの私服をチェックしている」という人も。

SNSではさまざまな年代・職業の人がコーディネートを投稿しているので、参考にしやすいですし見ているだけでも楽しいですよね。

4位 街行く人

  • 街で見かけた女性を参考にすることが多いです(20代、製造業の事務職)
  • 電車に乗っている人や駅にいる人などを参考にしています(30代、システム運用補佐)
  • 通勤時に見かける人の服装を参考にすることもあります(50代、派遣写真)

4位に入ったのは「街行く人」です。

「通勤途中に見かける同年代らしき人」「電車の中にいる、自分と同じような背格好の人」を参考にしているという回答が寄せられました。

「スーパーや子どもの保育園で見かける人」と答えた人も。

「街角スナップ」のような感覚で参考にしているのかもしれませんね。

5位 オンラインストア

  • ブランドのアプリでコーディネートを参考にしています(20代、人材派遣会社の営業事務)
  • 特定の参考人物はいませんが、通販サイトのコーディネート例を参考にしています(30代、メーカーの営業事務)
  • 服はネットで買うことが多いので、ショッピングサイトで紹介されているものを参考にします(40代、小売業の人事)

「オンラインストア」が5位に入りました。

「通販サイトのコーディネート」を参考にしているという回答が寄せられています。

最近では商品ページ内に「ショップスタッフや一般の方によるコーディネート例」が掲載されているオンラインストアも多いですよね。

「ファッションサイトのコーディネートをそのまま着ることもありますし、自分が持っているもので似たような感じにすることも」という人もいました。

6位 インターネットで検索

  • ネットで「オフィスカジュアル」と調べて出てきた着用例(20代、メーカーの経理)
  • インターネットで「オフィスカジュアル」の画像検索など(30代、市役所の会計年度任用職員)
  • ファッションに関するネット記事(40代、事務)

6位は「インターネットで検索」。

「オフィスカジュアル」「通勤服」というワードで検索し、出てきた画像を参考にしている人が多くいました。

また「ファッション系の記事」を参考にしているという人もいました。

7位 マネキン

  • いつも購入する店舗のマネキン(20代、電力会社の一般事務)
  • 通勤経路の店頭マネキン(30代、事務処理センターの現場管理者)

7位は「マネキン」でした。

マネキンのコーディネートは「お店のオススメ・イチオシ」でしょうから、参考にしやすいですね。

「定期的に店を回って、マネキンのコーディネートを見るようにしている」という人もいました。

8位 有名人

  • 特に気にしていませんが、時々有名人を参考にしています(女性、不動産の事務)
  • ニュース番組のアナウンサー(40代、メーカーの人事部門)
  • TVの女性天気予報士(50代、医療事務)

8位は「有名人」でした。

「芸能人」「アナウンサー」「気象予報士」などを参考にしているという回答が寄せられています。

「好きなブランドを着ている有名人を参考にしています」など、特定の有名人を参考にしているという人も。

「オフィスが舞台となっているドラマ内のコーディネートを参考にする」という回答もありました。

女性がオフィスで着る服装を選ぶ際のポイント

職場の雰囲気に合う服装を選ぶ

会社にどんな服を着て行けばいいのかわからない人は、職場の雰囲気に合う服装を選びましょう。

社内の人たちと同じような服装を選べば、オフィス内でも変に目立ったり、ダサく見えたりしないからですね。

例えば、パンツにシャツといったオフィスカジュアルの女性が多い職場に、ロングワンピースやダメージデニムにTシャツといった格好だと浮いてしまいますよね。

今回の「通勤コーデを選ぶ際の参考材料ランキング」でも1位にランクインしていた、上司や同僚などの服装を参考にすると、選ぶべきアイテムが見えてきますよ。

ただし職場の人の服装を、上から下まですべて真似るのは避けたほうがいいでしょう。

「偶然トップスが一緒になってしまった」などのケースは仕方ありませんが、真似された側は気分が良くなく、人間関係の悪化につながるケースも。

Twitterでも、職場で服装を真似られ、不快になった気持ちをつぶやいている人が複数いましたよ。

ベーシックカラーの定番アイテムを選ぶ

オフィスで着る服装は、ベーシックカラーの定番アイテムを選ぶといいでしょう。

なぜならベーシックカラーの定番アイテムは、オフィスの服装にふさわしく、着回しも利くからですね。

以下は、ベーシックカラーの定番アイテムが便利な理由です。

【ベーシックカラーの定番アイテムが使える理由】

  • 落ち着いた雰囲気を出せる
  • 他のアイテムや色と合わせやすい
  • 主張しない
  • 流行りに左右されにくい

具体的なベーシックカラーの定番アイテムは次のとおり。

【ベーシックカラー】

  • グレー
  • ネイビー
  • ベージュ
  • ブラウン
  • カーキ
【通勤服の定番アイテム】

  • ジャケット
  • カーディガン
  • 膝丈のスカート
  • ストレートパンツ
  • ハイゲージニット・カットソー
  • シャツ・ブラウス
  • パンプスなど

「ベーシックカラー」と「通勤服の定番アイテム」の組み合わせなら、オフィスでも華やかにもカジュアルにもなりすぎませんよ。

【コーディネート例】

  • 「黒のジャケット」+「グレーのハイゲージニット」+「白のストレートパンツ」
  • 「白のシャツ」+「ネイビーの膝丈スカート」

オフィスに不向きな服装を避けて選ぶ

職場の雰囲気に合わせた服装やベーシックカラーの定番アイテムを選んでいるものの、「本当にこれで問題ないのかな」と不安になる人もいるのではないでしょうか。

そんな人は、オフィスに不向きな服装を避けて選ぶことも忘れないようにしましょう。

オフィスに不向きな服装は次の3つです。

  1. 派手な色や柄
  2. 露出が多い
  3. カジュアルすぎる

なぜNGなのかそれぞれの理由について解説します。

1.派手な色や柄のアイテムは悪目立ちするからNG

派手な色や柄のアイテムは、オフィスでは悪目立ちするのでNGです。

ネオンカラーやビビッドカラーなどの派手色は、仕事中どうしても視界に入ってくるため、周りの人の集中力を低下させることにも。

また、主張しすぎる柄アイテムも悪目立ちするので避けましょう。

たとえば、全面にキャラクタープリントされたものや、アニマル柄、迷彩柄などですね。

2.露出の多いアイテムは目のやり場に困るのでNG

露出の多いアイテムは、周りが目のやり場に困るのでNGです。

胸元の開いたトップスやキャミソール、ミニスカート、ショートパンツなどは避けましょう。

また、動くときに下着が見えてしまう服装も要注意。

たとえば、しゃがんだときに下着が見えるボトムスなどですね。

ボディラインを主張するような服装も、目のやり場に困るのでオフィスにはふさわしくありません。

3.カジュアルすぎるアイテムは非常識だと思われる可能性アリ

カジュアルすぎるアイテムは、非常識だと思われる可能性もあるので避けましょう。

たとえば、ダメージデニムやブカブカのスウェット、スニーカーなどですね。

カジュアルOKの職場で、ほかの人も着用していれば問題ありませんが、スーツやオフィスカジュアルが中心の職場にはふさわしくありません。

社内はもちろん、取引先などにも良い印象を与えないので注意が必要ですよ。

まとめ

オフィスワークをしている女性464人にアンケートを実施したところ「オフィスカジュアル」で通勤しているという人が最も多くなりました。

ただ「オフィスカジュアル」の定義は人や職場によりさまざま。

そのため「ジャケット必須」「スニーカーは禁止」という人もいれば、Tシャツやスニーカーで通勤しているという人もいました。

通勤服のお悩み第1位は「コーデがマンネリ」。

ドレスコードや機能性を重視した結果、同じような服装が多くなってしまい、悩んでいる人が多いとわかりました。

「通勤服の参考にしている人・もの」第1位は「上司・同僚」。

オフィスでどんな服装を着ればいいのかわからない人は、周りの服装を見て「どのような服装が正解なのか」「どこまでカジュアルにしていいのか」を判断するといいでしょう。

オフィスに不向きな服装を避けて選ぶのも大事なポイントですよ。

またSNSや通勤途中に見かける通行人を参考している人もおり、「身近な存在」「同じような仕事をしている人」からヒントを得ている人が多いとわかりました。

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