あったら嬉しい人気の福利厚生ランキング【働く男女501人アンケート調査】

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あったら嬉しい福利厚生

就職・転職先を選ぶ際に福利厚生を重視するという人も多いのではないでしょうか。

福利厚生が充実している会社は「働きやすい」「社員を大切にしている」というイメージがありますよね。

一方で「会社に福利厚生サービスはあるけれど、あまり使わない」「使いにくい」「ニーズに合っていない」と感じる人もいるでしょう。

株式会社ビズヒッツ代表取締役 伊藤陽介
伊藤 陽介
こんにちは。

株式会社ビズヒッツ代表の伊藤です。

今回は現在お仕事している男女501人を対象に、福利厚生に関するアンケート調査を実施。

「あったら嬉しい福利厚生」や「現在の福利厚生に満足しているか」について質問、回答いただきました。

【調査概要】

  • 調査対象:現在お仕事をしている方
  • 調査日:2021年10月2日~11日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 調査人数:501人(男性266人/女性235人)

回答数の多かった順に、『あったら嬉しい人気の福利厚生ランキング』として紹介しています。

さらに、『福利厚生の手厚い会社の探し方』についても解説しているので、就職・転職先探しの参考にしてください。

記事を読む終わる頃には、働く会社に求める福利厚生が明確にイメージできていることでしょう。

【働く男女501人に聞いた】あったら嬉しい人気の福利厚生ランキング

「あったら嬉しい福利厚生はなんですか」と男女501人に質問したところ、回答は以下の結果となりました。

回答数の多かった上位10位までを人気ランキング形式で紹介します。

あったら嬉しい福利厚生ランキング

あったら嬉しい福利厚生の人気ランキング1位は「家賃補助・住宅手当(79人)」です。

2位「特別休暇(58人)」、3位「旅行・レジャーの優待(47人)」、4位「社員食堂・食事補助(30人)」、5位「スポーツクラブの利用補助(28人)」と続きます。

以降、6位「資格取得・教育支援(21人)」、7位「保養所(20人)」、8位「生理休暇(17人)」、9位「慶弔金の支給(14人)」、10位「通勤手当(11人)」の結果に。

住宅・休暇・レジャー・職場環境・健康・慶弔・自己啓発など、さまざまなジャンルの福利厚生がランクイン。

また全体的には「社員食堂や保養所などの施設(ハード)」よりも「手当・休暇・割引サービス(ソフト)」を希望する人が多い印象です。

11位以下には「育児支援」「託児所・提携保育所」など、子育てに関する福利厚生も入りました。

リモートワーク普及の影響なのか、「在宅勤務に対する手当がほしい(8人)」という意見も19位に入っています。

ではランキング上位の福利厚生があると嬉しい理由について、具体的な回答を紹介します。

1位 家賃補助・住宅手当

「家賃補助・住宅手当」がランキング1位でした。

※回答の一部を紹介

  • 寮の手当はあるのにアパートの手当はないので(20代男性)
  • 持ち家での出費が苦しい。賃貸だけでなく、持ち家への補助も欲しい(30代男性)
  • 給料が安いので、住宅補助があると助かります(40代女性)

「首都圏の家賃が高いから」「固定費なので、家賃補助があるととても助かる」「家賃手当のある会社がうらやましい」などの回答が寄せられました。

「転勤があるのに、社宅しか補助されない」「寮しかなく、結婚した人にたいしては何も補助がないため」など、社宅・寮以外の福利厚生が欲しいという意見も。

「家を建てて、改めて維持費が多いことを知った。昇給やボーナス以外に少しでも手当がでれば、安定して長く勤めたいと思うから」など、持ち家に対して補助がほしいという回答も複数ありました。

2位 特別休暇

ランキング2位は「特別休暇」です。

※回答の一部を紹介

  • アニバーサリー休暇やバースデー休暇がほしい。子どもの誕生日やイベント時に休めると、子どもも喜ぶしありがたい(20代女性)
  • 誕生日や結婚記念日などに特別休暇がほしい。心身をリフレッシュするのに役立つから(30代男性)
  • 誕生日や記念日など「自分にとっての特別な日」に休暇があると、さらに特別な気がして嬉しいと思います(40代女性)

アニバーサリー休暇・バースデー休暇・リフレッシュ休暇などを指します。

「誕生日に休んでゆっくりできる」「結婚記念日に気兼ねなく旅行などができるから」などの回答が寄せられています。

また「自由に取れる休みが少ない」「長期的な休暇の取得が困難」なので、特別休暇がほしいという人も。

「連休がとりたい」という声もありました。

3位 旅行・レジャーの優待

ランキング3位に入ったのは「旅行・レジャーの優待」です。

※回答の一部を紹介

  • 家族で気軽に旅行したいから(30代男性)
  • 仕事に関係のない旅行・レジャーの補助があると「充実した福利厚生の会社」という印象を受けるし、利用すればお得感が得られる(40代女性)
  • テーマパークの割引チケット。毎年家族で行くから、割引があるとありがたい(50代男性)

「旅行が好きなので」「家族や友人と、休暇を楽しめるから」などの回答がありました。

「より一層仕事を頑張ろうという気持ちになれる」「あればリフレッシュでき、会社への帰属意識が高まると思う」という声も寄せられています。

4位 社員食堂・食事補助

ランキング4位に入ったのは「社員食堂・食事補助」です。

※回答の一部を紹介

  • 昼食手当・社員食堂・お弁当など。昼食代が浮くと、貯金が増えてありがたいから(20代女性)
  • 10年前まであった社員食堂を復活させてほしい。手軽に便利に食事できるから(40代男性)
  • 社員食堂またはお弁当。低価格で栄養のバランスの良い食事を摂りたい(50代女性)

「毎日のことと考えるとかなりの出費だから」「自席で昼食を取るのは、ゆっくり休憩しづらいため」「会社周辺にあるお店のランチ相場が高いため」などの回答がありました。

「会社の近くに食堂やコンビニがないため、独身社員や弁当を用意できないときのための配慮があるとありがたい」という人もいました。

低価格で栄養バランスのいい食事が取れると「後半の仕事も頑張ろう」と思えそうですよね。

5位 スポーツクラブの利用補助

「スポーツクラブの利用補助」がランキング5位に入りました。

※回答の一部を紹介

  • ジムを利用したくても、会費を考えると足が遠のく。割引で利用できれば取り組みやすい(20代男性)
  • 運動不足を感じているため(30代女性)
  • 健康の意識付けやジム通いのハードルが下がるため、行きやすい環境になると思うからです(40代男性)

「ジムに通いやすくなる」「運動不足解消や健康づくりに役立つ」という回答が寄せられています。

また「会社の中にフィットネスジムをつくってほしい」「会社の中にあるジムの設備を充実させてほしい」という意見もありました。

6位 資格取得・教育支援

ランキング6位は「資格取得・教育支援」でした。

※回答の一部を紹介

  • 資格取得のために書籍代や受験料を払い、負担に感じたから(20代女性)
  • 資格取得のモチベーションアップにつながるから(30代男性)
  • 技術を学びたいが自費での学習では困難だから(40代男性)

「個人負担だと高い」「書籍代の負担が大きい」などの回答が寄せられています。

会社が資格取得や勉強のための費用を負担してくれたら、チャレンジするモチベーションが高まりそうですね。

「意欲はあるのに経済的な理由で勉強できないのは、本人のモチベーションを落とすことになり、会社にとってももったいないと思う」という意見もありました。

7位 保養所

「保養所」が7位にランクイン。

※回答の一部を紹介

  • 家族や同僚で行けば絆も深まるから(30代男性)
  • 子どもと旅行に行きたいですが、ホテルにあまりお金をかけられません。なので気軽に泊まれる施設があるといいです(40代女性)
  • 旅行で気軽に安く泊まれるから。職場の仲間とも一緒に行けるから(50代女性)

「格安でくつろげるから」「旅費の節約になる」などの回答がありました。

「以前勤めていた会社の保養所は安価で利用でき、場所も良いところにあって、何度も利用していたので」という人も。

なお「保養所」と答えた人は全員が30代以上でした。

8位 生理休暇

ランキング8位は「生理休暇」でした。

※回答の一部を紹介

  • 毎月生理のときに体調が悪くなるので、あると嬉しい(20代女性)
  • よく「生理でお腹が痛くて辛いけど、その理由では仕事を休みづらい」という声をききます。私自身も生理痛は重いほうなので、気兼ねなく休める福利厚生があったらありがたいと思いました(30代女性)
  • 「一番症状が重い一日だけでもお休みをいただければ、同じチームの皆さんにご迷惑をかけることがないのになあ」といつも思っています(40代女性)

生理痛がひどい女性からの切実な要望が寄せられています。

中には「生理痛で欠勤することが多々あり、減給または有給休暇を使用することになってしまうので」という人も。

ほとんどが女性からの意見でしたが、男性からも「生理休暇があれば気軽に休みやすいのではないか」という声がありました。

9位 慶弔金の支給

ランキング9位は「慶弔金の支給」となります。

※回答の一部を紹介

  • 記念日・誕生日補助金。せっかくの大切な日なので、補助金をいただいて少しだけリッチに過ごしたいから(20代女性)
  • 誕生日に商品券などの贈り物がほしい。モチベーションを維持できる(30代男性)
  • 子どもの進学時はどうしてもお金がかかるので、会社からのお祝い金などがあったら助かると思います(50代女性)

結婚や出産へのお祝い金・子どもの入学祝い・誕生日プレゼントなどですね。

「子どもの進学などはお金がかかるので、何かあれば嬉しい」「誕生日にお祝いみたいなものがあれば」などの意見が寄せられています。

「会社が家族のことも気に掛けてくれていると思うと嬉しく感じる」という人もいました。

10位 通勤手当

ランキング10位は「通勤手当」でした。

※回答の一部を紹介

  • ちょっと遠いので、あると助かります(30代男性)
  • 電車やバスの交通費は支給されているが、自家用車で通勤する場合はガソリン代が補助されないから(30代女性)
  • 自転車通勤が必要なスタッフに駐輪場代を支給してほしい。公共交通機関は交通費が支給されるのに、駐輪場代は持ち出しであることが不公平のように思うからです(30代女性)

公共交通機関以外で通勤している人から「ガソリン代を支給してほしい」「駐輪場や駐車場代を負担してほしい」という意見が聞かれました。

また「交通費の支給額上限があがってほしい」という声も。

通勤に関しては通勤手当以外にも「スタッフ用の駐車場がほしい」「送迎バスがあると嬉しい」などの回答が寄せられています。

【男女別】あったら嬉しい福利厚生の人気ランキング

『あったら嬉しい福利厚生の人気ランキング』を男女別に集計してみると、次のランキング結果となりました。

男女別 福利厚生

男性が選ぶ『あったら嬉しい福利厚生の人気ランキング』は、ダントツ1位で「家賃・住宅補助(41人)」。

2位「旅行・レジャーの優待(26人)」、3位「特別休暇(18人)」、同率3位「スポーツクラブの利用補助(18人)」、5位「社員食堂・食事補助(14人)」の結果となりました。

男性のアンケート結果を観ると、「スポーツクラブの利用補助」の順位が高くなっています。

ジムやスポーツクラブで身体を動かしているビジネスパーソンが多いと推測できます。

女性が選ぶ『あったら嬉しい福利厚生の人気ランキング』1位は「特別休暇(40人)」、2位の「家賃・住宅補助(38人)」とは僅差の結果に。

3位「旅行・レジャーの優待(21人)」、4位「社員食堂・食事補助(16人)」、同率4位「生理休暇(16人)」と続きます。

「生理休暇(16人)」が4位に入っているのは、女性ならではの結果といえるでしょう。

月経痛がツライ女性にとっては、ニーズの高い休暇といえるでしょう。

現在の福利厚生に満足している人は56.7%

まず勤務先の福利厚生に満足しているか聞いたところ、回答は以下のようになりました。

福利厚生に満足しているか

「満足(7.8%)」「まあ満足(48.9%)」と、満足と回答した人が合わせて56.7%。

「やや不満(30.9%)」「不満(12.4%)」と不満の回答数をやや上回りました。

ただ満足はしているものの「家族手当がないのでほしい」「強いて挙げるのであれば住宅補助があったら嬉しい」という声も寄せられました。

福利厚生が手厚い会社の探し方3つ

1.求人情報をチェックする

福利厚生が手厚い会社の探し方1つめは、求人情報サイトや求人票に掲載されている情報をチェックする方法です。

求人情報には、福利厚生の有無から具体的な内容まで、詳細が記載されています。

たとえば、大手転職サイト「マイナビ転職」なら、求人情報から「諸手当」「休日・休暇」「福利厚生」などの内容をチェックできますよ。

求人情報サイトなら、希望する待遇や特徴から求人検索も可能なため、福利厚生の手厚い会社も見つけやすいです。

ただし、福利厚生の有無のみだったり、詳細な内容まで記載されていない求人情報もあるので注意してください。

株式会社ビズヒッツ代表取締役 伊藤陽介
伊藤 陽介
いくつか求人情報サイトの候補先を挙げておくので参考にしてみてください。もちろん複数のサービスを活用することも可能ですよ。

福利厚生が手厚い会社を探すのに使える求人情報サイト
リクナビNEXT

国内最大級の転職サイト。
【公式】https://next.rikunabi.com/

doda

詳細条件で求人検索ができる。
【公式】https://doda.jp/

マイナビ転職

幅広い業種・職種の求人アリ。
【公式】https://tenshoku.mynavi.jp/

2.実際に働いている人から直接聞く

福利厚生が手厚い会社の探し方2つめは、実際に働いている人から直接聞く方法です。

現在働いている人から聞く話はリアルタイムの「生の情報」なので、とても参考になるでしょう。

ネットなどには出ていない制度や、今後導入される予定の福利厚生などを聞ける可能性も大です。

インターネットでの情報収集も手軽で便利ですが、企業の福利厚生に関する情報は出てくるものの、最新情報ではないケースもあります。

実際に働いている人から直接聞く場合、以下の方法があります。

  • 友人など人脈をフル活用
  • 「会社説明会」や「転職・就活フェア」への参加
  • OB・OG訪問など

ぜひ福利厚生について話を聞いてみてくださいね。

3.企業の口コミサイトをチェックする

福利厚生が手厚い会社の探し方3つめは、企業の口コミサイトで福利厚生の手厚さをチェックする方法です。

さまざまな企業の口コミが掲載されており、福利厚生についての評判も確認できます。

ただし、年収や会社の評判などが中心で、「福利厚生」に特化した口コミの項目がないサイトもあります。

そのため、福利厚生に言及した口コミを探す手間がかかる場合も。

また、情報が古かったり口コミした人の偏った意見なども含まれているので注意が必要です。

転職会議」なら以下のように、細かくわけられた項目ごとに口コミをチェックできるので便利ですよ。

  • 福利厚生・制度
  • スキルアップ
  • 女性の働きやすさなど

ただし、1社ごとにチェックする必要があり、一発で福利厚生の手厚い企業を検索できるわけではありません。

ある程度、希望の業界や業種などの企業を絞ったうえでチェックする必要があります。

まとめ

男女501人に「あったら嬉しい福利厚生」についてアンケートを実施した結果、第1位は500人中79人が回答した「家賃補助・住宅手当」。

男女別に見ると、男性ランキング1位は41人が回答した「家賃補助・住宅手当」、女性ランキング1位は40人が回答した「特別休暇」の結果となりました。

また女性ならではの特徴としては、10位以内に「生理休暇」や「託児所」がランクイン。

男性では「飲料の補助」「在宅勤務手当」が10位以内に入っています。

また、現在の福利厚生に満足し散る人は56.7%でした。

「未婚・既婚」「一人暮らし・実家住まい」など、状況やライフステージによっても「あったら嬉しい福利厚生」は違うもの。

どんなライフステージの人も使いやすい福利厚生が揃っている企業なら魅力的ですね。

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