- 自分の年収って、同年代に比べて多いのかな?
- 稼げる業種や職種ってなんだろう?
と気になることってありますよね。
同窓会で年収の話になり、同級生の年収に「そんなにもらっているの?」とか「少ないんじゃない?」と驚いた経験をした人もいるかもしれません。
国税庁の調査によると、2018年の日本人の平均年収は約441万円。
そこで今回は平均を上回る「年収500万円台」の人を対象にアンケートを実施し、「どんな仕事をしているのか」や「年収への満足度」について聞きました。
また、「未経験から目指せる年収500万円の職業」をはじめ、「年収500万円を稼ぎたい人向けの転職エージェント&転職サイト」「年収500万円を稼ぐために持っていると有利な資格」なども紹介しています。
- 調査対象:年収500万円台の男女
- 調査日:2021年3月23日~4月6日
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 調査人数:270人(男性181人/女性89人)
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【男女270人に聞いた】年収500万円台の職業ランキング
年収500万円台の男女270人に「あなたの職業は?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
回答が多かった順に7位までを、ランキング形式で紹介します。
1位は「営業職」、2位は「事務・管理部門」でした。
3位以下には「医療系専門職」や「ITエンジニア」など、いわゆる「手に職がある」職種が多くランクイン。
8位以下にも、メーカーの技術職などの「技術・開発職」、介護士などの「福祉系専門職」、設計や測量などの「建築・土木技術職」、そして「士業・コンサルタント」が入りました。
1位 営業職
年収500万円台の職業1位は「営業職」。
- 人材派遣の営業職(20代男性)
- 化粧品営業(30代女性)
- 保険や投資信託など、金融商品の営業(40代男性)
成績によってインセンティブがつき、高額収入を得られる可能性が高い職種ですよね。
「インセンティブが高額で、営業職の収入がとくに高い」とされるのは不動産業界や金融業界。
しかし今回のアンケートでは、不動産や金融だけではなく、メーカーや小売などさまざまな業界の営業パーソンから回答をいただきました。
幅広い業種で、年収500万円台の営業職が活躍しているようです。
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2位 事務・管理部門
2位は「事務・管理部門」でした。
- 急性期の医療機関での総務人事(20代男性)
- 教育支援事業の一般事務(30代女性)
- 自動車部品の品質管理業務における総務・経理(40代男性)
営業職同様、サービス業や物流など、さまざまな業界から回答が寄せられています。
事務・管理部門の中でも比較的収入が高いとされる「人事」「経理」という回答が目立ちました。
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3位 医療系専門職
看護師、薬剤師、理学療法士などの「医療系専門職」が3位でした。
- 急性期病院の病棟看護師(20代女性)
- 大手調剤薬局の薬剤師(30代女性)
- 病院の作業療法士(40代男性)
夜勤がある医療職の場合には、夜勤手当もつきます。
ただ「仕事のわりに収入が低い」「夜勤もしているのだから、もっと収入が高くてもいいはず」という意見も多く、仕事のハードさもうかがえました。
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4位 技能工
4位は整備士、技師、工事現場での作業員、製造職などの「技能工」でした。
- トンネル掘削作業員(30代女性)
- 水道設備工。主な仕事内容はビルやマンションやアパートの水道給排水の配管工事です(40代男性)
- 自動車メーカーの販売店の整備士(50代男性)
危険な現場で働く人の収入は高くなる傾向がありますし、交代勤務がある製造業などでは手当もつきます。
熟練の技術を身につければ、さらなる年収アップも見込めそうですね。
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5位 ITエンジニア
5位はインフラエンジニアやシステムエンジニアなどの「ITエンジニア」です。
- 独立系SIerのシステムエンジニア(20代男性)
- 地方公共団体のシステム保守を担当しているシステムエンジニア(30代男性)
「業種別の年収ランキング」でもIT・通信系は上位に入るので、妥当な結果といえそうです。
ただしITエンジニアの年収は、職種・スキルによる差が大きいという特徴があります。
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6位 自営業・フリーランス
6位は「自営業・フリーランス」です。
- フリーランス翻訳者(20代女性)
- FXトレーダー(30代男性)
- 企業の契約農家。野菜農家です(40代女性)
自営業の内容は「農業」「配送業」「個人投資家」「飲食店経営」「賃貸経営」などさまざまです。
会社や店舗を構えている人からクラウドワーカーまで、形態もさまざま。
なお、自営業・フリーランスの17人中「転職経験がない(最初から自営業)」という人は3人のみでした。
7位 管理職・経営層
各業界の「管理職」が16人で7位でした。
- 不動産業の取締役(20代女性)
- 病院事務長(30代男性)
- 保険代理店の管理職(50代男性)
20代や30代で管理職・経営層として働いている人も8人と、半数にのぼりました。
なお管理職の中でも収入に「不満」と答えた人は4人おり、「責任の重さに対して、収入が見合っていない」という意見が寄せられました。
どちらのサービスも、年収800万円以上の求人を多数保有しています。
年収500万円台の生活レベルに満足している人は58.5%
続いて「現在の年収に満足しているか」を聞いたところ、回答は以下の通りでした。
年収500万円台の生活レベルに満足している人は58.5%で、半数は超えたものの、6割に達しませんでした。
「平均年収以上に稼いでいても、年収に不満がある人は多い」という意外な結果ですね。
そこで、年代による満足度の違いを知るために、20~30代と40代以上で比較してみました。
20代~30代の満足度63.3%、40代以上の満足度51.8%と、40代以上のほうが、満足度は低い結果となりました。
「勤続年数や任される仕事のわりに、収入が伸びない」「子どもの進学を控え、もっと収入が欲しい」といった不満があるのだろうと考えられます。
では具体的な回答をもとに「満足している理由」「満足していない理由」をご紹介します。
年収500万円台の生活に満足している人の理由
年収500万円台の生活に満足している人の理由としては、「同年代より給料が高い」「この業種にしてはもらっているほう」など、「まわりに比べて給料が高いから満足」という回答が寄せられました。
- 同期に比べて結構もらえているため(女性、20代)
- 自分の仕事に見合った報酬を得られていると感じているから(男性、30代)
- 趣味や日常生活にゆとりをもてているので満足しています(男性、40代)
また「生活していくには十分」「給料と仕事の負担が見合っているから満足」という声も目立ちます。
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年収500万円台の生活に不満がある人の理由
年収500万円台の生活に不満がある人からは「仕事と給料が見合っていない」という意見が多く寄せられました。
- 基本給が低く、残業代で稼いでいるようなものだから(女性、20代)
- 子どもの養育費を考えると、年齢的にはもう少し年収をあげたい(男性、40代)
- 仕事がハードなわりには給料が少ない(男性、50代)
「給料は高いが、そのぶん仕事がハード」という不満ですね。
子育て中やローン支払い中の人からは「年収500万でも生活がカツカツ」という声も。
また「以前はもっと収入が高かった」という人もいました。
年収500万円台の人の転職回数平均は2.5回
最後に年収500万円台の人に転職回数を聞くと、結果は以下のようになりました。
転職経験なしの人が107人なのに対し、転職経験がある人は163人で、「転職経験あり」が「転職経験なし」を上回りました。
また転職経験者163人の平均転職回数は2.5回でした。
転職経験がある人からは「(今の仕事は)インセンティブが入り、今まででいちばん稼げている」などの回答が。
よりよい条件・満足できる待遇を求めて転職している人が多いと推察できます。
未経験から年収500万円を目指せるおすすめの職業3つ
この章では、未経験から年収500万円を目指せるおすすめの職業を3つ紹介します。
【1.インセンティブありの営業職】異業種からの転職も歓迎
年収500万円が目指せる職業1つ目は、インセンティブのある営業職です。
固定給の仕事とは違い、能力によって収入が増減する厳しい世界ですが、努力次第で同年代の平均年収を大幅に上回ることも可能。
当アンケートでも、営業職は年収500万円以上の職業の第1位となっています。
また、営業職の特徴として「未経験者」でも転職しやすいことが挙げられます。
一般的に、転職では前職の実績や経歴を重視されますが、営業の扱う商品やサービスは企業によって異なるため、入社時点で業界知識や実績などを求められることが少ないためです。
実際、大手の外資系金融機関では、全く異なる業界や職種からの採用を積極的に行っています。
今の業種や職種では年収アップの見込みが少ないという方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。
未経験から営業職で年収500万円を目指すなら、お仕事探しのフォローがある転職エージェントを活用しましょう。
以下の転職エージェントは、未経験からでも営業職で年収500万円を目指せますよ。
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【2.技能工】学歴不問・未経験可の求人多数
建設現場や電気工事、自動車・機械の製造工場の作業員といった「技能工」も未経験から年収500万円を目指せる職業です。
学歴不問でスタートできる求人が多く、当アンケート結果でも、
- 生活に不自由なく同年代より稼げている(20代 男性)
- 地元は田舎で低収入が多い中、勤務先は高給だと感じている(30代 男性)
のように、若い世代でも500万円以上の年収を得ているという声が多く寄せられました。
また、資格を取得したり、経験を積んだりすると、昇給や資格手当によって年収アップを期待できる企業も多いです。
ただし、オフィスワークとは違い、危険を伴ったり体力が必要だったりというデメリットも。
「労働時間が長い」「残業や深夜勤務があるから稼げている」といった声もあるため、求人広告の年収だけで判断せず、労働条件や昇給システムなどもしっかり確認しましょう。
自分で求人広告を判断する自信がない人は、人材業界上位の「リクルート」や「パーソル」が運営する以下のサービスを活用してみてください。
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【3.ITエンジニア】人材不足の今がはじめるチャンス
ITエンジニアなら、未経験から年収500万円を目指すことが可能です。
転職サイト「doda」の調査によると、ITエンジニアの年収平均は、全職種の平均年収409万円より43万円も高い452万円。
30代の年収は平均511万円、40代は615万円と右肩上がりです。
また、IT業界は深刻なエンジニア不足。
経済産業省の調査では、2030年に約79万人の人材が不足するという試算が発表されています。
そのため、求人は豊富にあり、エンジニア未経験者を積極的に採用している企業も多いです。
未経験からエンジニアになるためには、専門学校・プログラミングスクール・独学などでプログラミングを学ぶ必要があります。
在職中の方が効率よく学ぶなら、テックキャンプのような、短期間でカリキュラムが終了し、転職支援もあるプログラミングスクールを利用するとよいでしょう。
将来性もあり、高収入ものぞめる職種ですので、ぜひ挑戦してみてください。
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年収500万円を稼ぎたい人向けにおすすめの転職エージェントや転職サイト
年収500万円を稼ぎたい人向けにおすすめの、転職エージェントや転職サイトを3つ紹介します。
【パソナキャリア】質の高い求人とキャリアアップ環境あり
質の高い求人の中から年収500万円以上の求人を探したい人は、パソナキャリアをチェックしてみてください。
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パソナキャリアには人材派遣事業で培ったパイプにより、大手や有名企業などの求人が多く集まります。
そのため、質の高い求人が豊富で、年収500万円以上の転職も目指しやすいです。
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- 質の高い求人が豊富
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年収500万円を稼ぐために持っていると有利な資格7つ
年収500万円を稼ぐために持っていると有利な資格を7つピックアップしました。
資格 | 年収 |
---|---|
宅建士(宅地建物取引士) | 544.7万円(住宅・不動産営業の場合) |
社会保険労務士 | 773.9万円 |
ITストラテジスト | 670万円 |
行政書士 | 496.8万円 |
看護師 | 491.8万円 |
薬剤師 | 565.1万円 |
一級建築士 | 619.8万円(建築設計技術者として働く場合) |
年収については、厚生労働省「職業情報提供サイト」を参考にしています。(※ITストラテジストのみ「パソナテック」)
冒頭でも述べたとおり、2018年の国税庁調査によれば、日本人の平均年収は約441万円と年収500万円には満たないです。
「大学を出て就職すれば年収500万円は稼げるだろう」と思っている人もいるかもしれませんが、実際のところ、大卒で就職しただけで年収500万円を稼げるわけではありません。
厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」の結果によると、大学・大学院卒で年収500万円を超えているのは50~59歳の男性のみ。
20代~30代の若手や女性では、年収500万円以上とはいかないようです。
しかし、調査結果はあくまでも平均年収です。
なかには20代~30代の若手や女性、高卒でも年収500万円以上稼いでいる人もいます。
そこで注目したいのが「資格」です。
上記で紹介したとおり、資格のなかには年収500万円を稼ぐために有利なものもあります。
それぞれの資格の概要や、資格を活かせる仕事などについて紹介します。
【宅建士(宅地建物取引士)】不動産売買や仲介などに不可欠
不動産の売買や賃貸の仲介などを行う事業所には、宅建士の設置が法律で義務付けられているため、「宅建士(宅地建物取引士)」の有資格者は欠かせない存在です。
不動産取引を行う際、重要事項の説明を行うほか、契約書や重要事項説明書に記名・押印の業務を行います。
不動産に関する法律知識の専門家で、不動産業界だけでなく金融業界や建設業界などでも活躍できます。
資格の種類 | 国家資格 |
---|---|
活かせる主な仕事 | 不動産会社などでの住宅・不動産営業 |
年収 | 544.7万円(住宅・不動産営業の場合) |
合格率 | 合格率16.8%(令和2年) |
受験資格 | なし |
不動産・建設業界の転職サポートあり。
【公式】https://mynavi-agent.jp/
宅建資格を活かせる求人多数。
【公式】https://doda.jp/
不動産業界に特化した転職サービス。
【公式】https://takken-job.com/
【社会保険労務士】企業の人材に関する法律の専門家
社会保険労務士は、企業の人材に関する法律の専門家です。
採用から退職までの「労働・社会保険に関する諸問題」や「年金の相談」に応じます。
資格の種類 | 国家資格 |
---|---|
活かせる主な仕事 | 主な就職先は「社会保険労務士事務所」です。その他に、他士業の事務所や一般企業の人事・労務に関する業務を担当します。 |
年収 | 773.9万円 |
合格率 | 6.4%(令和2年) |
受験資格 | 学歴、実務経験、試験合格の受験資格コードいずれかに1つ該当し、受験資格があることを証明できる書面が提出できる人。 |
資格取得中でも転職できる求人あり。
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社労士事務所の求人多数。
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非公開求人を多数保有。
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【ITストラテジスト】IT関連資格の最上位
ITストラテジストは、IT関連の資格で最上位に位置する資格で、「システムアナリスト試験」と「上級システムアドミニストレーター試験」が統合して誕生しました。
企業の経営指針に合わせたIT戦略を作成するほか、IT技術を駆使して業務改革、システム導入の検討などを行います。
資格の種類 | 国家資格 |
---|---|
活かせる主な仕事 | コンサルタントファームやシンクタンクなどでIT技術のコンサルタント業務や、一般企業の情報システム部門で活躍できる。 |
年収 | 670万円(参考:パソナテック) |
合格率 | 15.3%(令和3年春期) |
受験資格 | なし |
専任アドバイザーの高いサポート力。
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【行政書士】研修や実務経験不要の資格
行政書士は、合格者の半数が40代以上という資格で、研修や実務経験などは要求されません。
『街の身近な法律家』と呼ばれており、10,000種類以上の「許認可書類」、1,000種類以上の「権利義務・事実証明」など、行政機関に提出する書類を作成できます。
また、依頼者の相談にのったりコンサルティングを行ったりと、仕事の幅も広いのが特徴です。
資格の種類 | 国家資格 |
---|---|
活かせる主な仕事 | 行政書士事務所や弁護士事務所で書類の作成などを行うほか、一般企業の法務部で資格を活かすこともできます。 |
年収 | 496.8万円 |
合格率 | 10.7%(令和2年) |
受験資格 | なし |
未経験から高年収求人まで幅広い求人保有。
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経験や能力を考慮した求人あり。
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【看護師】女性に人気の資格
女性人気の高い資格の1つ「看護師」。
当メディアの「【生まれ変わったらなりたい職業ランキング】男女1,000人アンケート調査」でも上位にランクインしています。
看護師資格を取得すると、医師の指示に従って診療や手術の補助や、患者の看護・バイタルチェック、注射や点滴などが行えます。
資格の種類 | 国家資格 |
---|---|
活かせる主な仕事 | 医療機関だけでなく、介護施設や保育園などでも需要があります。 |
年収 | 491.8万円 |
合格率 | 90.4%(令和3年) |
受験資格 | 大学や3年制看護学校、3年生短大の看護系学科などを卒業する必要あり。 |
「紹介求人の質」で2022年オリコン1位を獲得。
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ブランク・未経験者向け求人あり。
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【薬剤師】難易度高めの一生モノ資格
薬剤師は一度免許を取得すると、更新の際に試験などがない一生モノの資格です。
ただし、薬学部や薬科大学への入学・卒業が必須なため、受験資格のハードルが高いと言えます。
資格を取得すると、薬剤の調剤や管理をはじめ、患者への服薬指導などが行なえます。
資格の種類 | 国家資格 |
---|---|
活かせる主な仕事 | 医療機関・調剤薬局・ドラッグストアで薬剤を取り扱うほか、製薬会社での新薬の研究開発や、一般企業・公的機関などで指導などを行うなど幅広く活躍できます。 |
年収 | 565.1万円 |
合格率 | 68.7%(令和3年) |
受験資格 | 6年制の薬学部がある大学や薬科大学を卒業した者。 |
薬剤師の転職支援実績20年以上。
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【一級建築士】2020年より受験資格が緩和
2020年より受験資格が緩和され、受験しやすくなった一級建築士試験。
建築系の資格の中でも最難関の資格で、資格取得後に昇給や昇格が約束されている企業も多いです。
一級建築士の資格を取得すれば、二級建築士より規模の大きな建築物、たとえば「学校」「病院」「映画館」「百貨店」などの設計が行なえるようになります。
まず学科試験に合格する必要があり、学科合格後に設計製図試験を受けられます。
資格の種類 | 国家資格 |
---|---|
活かせる主な仕事 | 設計事務所での設計業務や、ゼネコンや建設会社での施工管理業務ほか、不動産会社・デベロッパー・ハウスメーカーでの設計や現場管理など。県庁や役所などの都市開発部などで働くことも可能。 |
年収 | 619.8万円(建築設計技術者として働く場合) |
合格率 | 学科:15.2%(令和3年)製図:34.4%(令和2年) |
受験資格 | 大学などで指定科目を修めて卒業した者や、二級建築士・建築設備士の資格保有者など。 |
専門性の高い転職コンサルタント在籍。
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年収800万円以上の求人多数。
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建築設計業界に特化。
【公式】https://arc-agency.jp/
まとめ
年収500万円台の男女270人を対象にアンケートを行ったところ、「年収500万円台の職業」第1位は「営業職」でした。
また「年収への満足度」を聞いたところ、現在の年収に満足している人は58.5%で、年収に不満がある人も4割を超えるという結果に。
不満足の理由で目立ったのは「仕事と収入が見合っていない」「子育てでお金がかかるから、収入がもっと欲しい」という意見でした。
また270人中転職経験がある人は163人で、転職経験がない人の数を大きく上回っています。
転職した人からは「転職して年収があがった」という声も寄せられており、転職によってよりよい待遇を手に入れた人もいるとわかりました。
「転職したら、一時的に収入が下がるかも」と心配している人もいるかもしれませんが、実際には年収アップを実現している人も多数。
気になる方は「年収アップの転職」が得意な転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
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