外資系企業への転職におすすめの転職エージェント・サイト10選!各社の特徴や選び方も解説

外資系企業への転職におすすめの転職エージェント・サイト

経済産業省が行った「第54回外資系企業動向調査(2020年調査)の概況」によると、日本国内に5,748社の外資系企業があり、約51万人が外資系企業で働いています。

また男女共同参画局が公表している「男女共同参画白書 令和2年度」では、令和元年度の日本就業者数は6,725万人であることから、外資系企業で働いている人の割合は0.75%。

上記のことから、外資系企業で働いている人は少なく、転職活動も一筋縄ではいかないのが予想できるのではないでしょうか。

外資系企業への転職を成功させるには、外資系企業に強い転職エージェント・サイトの利用がおすすめです。

外資系企業に合わせた転職活動のサポートをしてくれるからです。

■サポート例

  • 英文履歴書の添削や英語面接の対策
  • 外資系企業の非公開求人を紹介してもらえる
  • 職場見学が難しい外資系企業のリアルな情報を提供してもらえる

当記事では、外資系企業の転職におすすめの転職エージェント・サイトを厳選して10社紹介していきます。

また業種別におすすめの外資系企業や、転職エージェント・サイトの選び方も解説しているので、外資系企業へ転職を考えている人はぜひ参考にしてください。

目次

外資系企業への転職におすすめの転職エージェント・サイト10選!各社の特徴も紹介

当編集部が以下の項目を元に選んだ「外資系企業への転職におすすめの転職エージェント・サイト10選」と、各社の特徴を紹介します。

外資系転職サイトの選定理由

各社の特徴をチェックする中で気になるサービスがあれば、登録の検討をしてみてください。

『ユナイテッドワールド』はアドバイザー全員が日英のバイリンガル

【ユナイテッドワールドの特徴】

  • アドバイザー全員が日英のバイリンガル
  • 英語力を活かせる求人が豊富
  • 年収アップ率97%(※)

『ユナイテッドワールド』は、アドバイザー全員が日英のバイリンガルです。

バイリンガルのアドバイザーが英文履歴書の添削や英語面接の対策を行ってくれるので、安心感があります。

ただバイリンガルというだけではなく、「海外で働いた経験」「外資系企業で働いた経験」をもつアドバイザーも多数在籍しています。

また外国籍のアドバイザーも在籍しているので、外国籍の転職希望者も相談しやすい環境。

丁寧な対応・ヒアリングにも定評があり、面談の満足度は94%と高くなっています(※2)。

IT系の求人も充実しているので、外資系IT企業に転職したい人にもおすすめします。

※1「ユナイテッドワールド」公式サイトより(2024年4月19日時点)

取扱業種 製薬、物流、IT、ファンド、不動産、証券、製造など
取扱職種 専門職 (コンサル・マーケティング・PR・投資業)、事務 (人事・労務・経理・財務・総務・法務・秘書・翻訳・通訳)、CS・コールセンター・コンシェルジュ、営業・海外営業・事業開発・経営企画、COO・CTO・CFO・CIO、貿易・調達、システム開発 (Web・オープン・モバイル・ゲーム・ブリッジ)、AI・ML・データ系・システム開発 (制御・組み込み)、インフラ(サーバー・ネットワーク・セキュリティ)、PdM・PM・PMO・PL・QA、UI/UX・デザイナー、機械設計・電気/電子、R&D (バイオ・ケミカル・ヘルスケア・その他)
求人対応エリア 全国、海外
運営会社 ユナイテッドワールド株式会社
公式サイト https://unitedworld.jp/

ユナイテッドワールドを見る

『エンワールド』は転職後の定着率が高い

【エンワールドの特徴】

  • 年収800万円以上の求人が10,000件以上(※1)
  • 転職後3~6ヵ月の継続率が97.5%(※2)
  • 転職成功者の満足度97.0%(※3)

『エンワールド』は転職後3~6ヵ月の継続率が97.5%と、高い定着率を誇る転職エージェントです。

定着率が高いのは、「入社がゴールではなく、入社後の活躍を見据えたアプローチ」と、「入社が決まったあとの定着に向けたサポート」があるからだと考えられます。

転職成功者の満足度が高いことからも、「納得できる転職を叶えた人が多い」と伺えます。

日本国内にある外資系企業の87%以上と取引しているため(※4)、「業種」「職種」「企業の規模」の選択肢が豊富。

選択肢が多いからこそ、納得感のある転職が叶うのでしょう。

個人によって当たりはずれはあるものの、コンサルタントの対応力にも定評があります。

相談だけでも対応してもらえるので、「外資系企業で力を試したい」「キャリアアップして年収をあげたい」という方にはぜひおすすめです。

※1、2、3、4「エンワールド」公式サイトより(2024年4月19日時点)

取扱業種 農業・畜産・水産、銀行・金融・保険、建設・インフラ、コンサルティング、消費財・日用品・サービス・小売・広告、教育、エネルギー・資源、経営・経営管理 ・(役員クラス以上)・エグゼクティブ、政府系・官公庁・公務員、ホスピタリティ&旅行、人事・総務・エグゼクティブアシスタント、法務・知財・コンプライアンス、ライフサイエンス・ヘルスケア・医療機器・製薬、製造業(電気・電子・機械・自動車・化学・その他)、不動産、サプライチェーン、購買、物流、テクノロジー・デジタル・通信、経理・財務
取扱職種 フィールドテクニカル / 技術普及、事業開発 / ライセンシング / M&A、営業推進 / 営業企画、海外営業、基礎研究 / 応用研究、研究所長、マーケティングコミュニケーション / PR、工場長、製品開発 / 処方開発、安全性試験 / 安全性管理、品質管理 / 品質保証、薬事、営業 / 営業マネージャー、営業トレーニング、プロジェクトマネジメント、ブローカー、保険 – アンダーライティング / 支払、経理・財務 / FP&A、セールス/マーケティング、積算、プロセスエンジニア、施工管理、ビルメンテナンス、土木設計、コミッショニングエンジニア、設備保全、安全衛生管理、測量、プロジェクトマネジメント、電気設計、CM、空調衛生 給排水 設備設計、ビジネスアナリスト、経営 / 業務コンサルタント、アウトソーシング/オフショアリング、戦略コンサルタント、IT / デジタルコンサルタント、クリエイティブディレクター、トレードマーケティング、マーケティングマネージャー/ディレクター、マーケティング/マーコムマネージャー/ PR、アクティベーションマネージャー、広告代理店(ATL/BTL)、ブランドマネージャー/プロダクトマネージャー、経営企画、CTO / CIO、CMO、事業部長など、採用、工場人事、海外人事 ・モビリティー、オフィスマネージャー、HRビジネスパートナー、給与計算/社会保険、人事制度など、全衛生管理、研究開発、品質管理・品質保証など
求人対応エリア 全国、海外
運営会社 エンワールド・ジャパン株式会社
公式サイト https://www.enworld.com/

エンワールドを見る

『アクシスコンサルティング』はコンサル経験者の転職に強み

【アクシスコンサルティングの特徴】

  • コンサルタント経験を活かして外資系企業に転職したい人の転職支援に強い
  • 外資系コンサルへの転職に強い
  • 平均サポート期間は3年で、長期的なキャリア支援が得意

『アクシスコンサルティング』はコンサルタント経験者の転職に強みをもつ転職エージェントです。

10,000人以上の現役コンサルタントを支援してきた実績があるため、コンサル経験を活かして外資系企業に転職したい方におすすめ。

コンサルから日系企業への転職だと「収入ダウンを受け入れられない」と感じることも多いですが、外資系企業への転職なら収入ダウンを避けられるケースも多いです。

アクシスコンサルティングのキャリアアドバイザーにはコンサルティング業界出身者も多く、「コンサルタントから外資系企業へ」というキャリアパスを熟知。

「外資系コンサルへの転職」ももちろん支援可能です。

外資系コンサルティングファームの採用担当者だけではなく、パートナー・マネージャークラスとのつながりもあるので、「会社が求める人材像」をしっかり把握し、応募者に伝えてくれます。

求める人材像がわかれば、応募書類や面接の対策も立てやすくなるでしょう。

やや求人数が少ないのはデメリットですが、「外資系コンサルへの転職」や「コンサルから外資系企業への転職」を狙う方には、ぜひおすすめします。

取扱業種 金融、製造、通信・メディア、医療・製薬、コンサル業界など
取扱職種 AI・IoT、グローバル、ストコンサル、戦略コンサル、ワークライフバランス、第二新卒、M&Aコンサルタント、金融、製造、通信・メディア、医療・製薬、公共向けコンサルタント、関西コンサルティングファーム・事業会社 、SAP
求人対応エリア 全国
運営会社 アクシスコンサルティング株式会社
公式サイト https://www.axc.ne.jp/

アクシスコンサルティングを見る

『ロバート・ウォルターズ』は海外在住者の支援が得意

【ロバート・ウォルターズの特徴】

  • 世界的に評価の高い転職エージェント
  • 長期的なキャリアを見据えた転職活動ができる
  • 海外在住でも相談できる

『ロバート・ウォルターズ』は、世界的に評価の高い転職エージェントであり、海外在住者の支援も行っています。

「海外赴任が終わり日本に帰国するタイミングで転職したい」「親の転勤で幼少期から海外生活していたが、日本に帰って働きたい」といった人がスムーズに転職できるようサポートしてくれます。

「海外生活が長く日本のビジネス環境に疎い」という弱みを感じている方のサポートも得意です。

「英語面接のコツ」「英文履歴書の書き方」など、外資系企業への転職を成功させるためのノウハウも豊富ですし、コンサルタントの対応にも定評があります。

英語力が必要な外資系企業への転職を目指すなら、ぜひ登録しておきましょう。

なおロバート・ウォルターズのサポートを受ける場合には、職務経歴書か英文履歴書の提出が必要です。

取扱業種 経理/財務、自動車、銀行/金融、化学、デジタル、エネルギー、ヘルスケア/製薬、人事、メーカー(電気/電子/機械)、法務/コンプライアンス、M&A アドバイザリー/コンサルティング、マーケティング、リテール/小売、営業、秘書/ビジネスサポート、サプライチェーン/物流/購買、税務/監査保証、IT
取扱職種 売掛・買掛、請求担当、ビジネスコントロール、コーポレートファイナンス、クレジットコントローラー、ファイナンシャルアカウンタント、財務、ファイナンシャルコントローラー、内部監査、管理会計担当者、税務、財務、経理/財務関連、プロジェクト・マネジメント、営業、電気電子/ソフトウェアエンジニア、機械エンジニア、技術系管理職、ゼネラルマネージャー、自動車関連、資産運用、コンプライアンス、コーポレートコミュニケーション、コーポレートファイナンス、保険、インベストメントバンキング、オペレーション、プロダクトコントロール、リスク、営業、銀行・金融関連、研究開発、品質、ゼネラルマネージャー、テクニカルサービス、化学関連、eコマース、コンテンツマネージャー、ウェブ企画、ウェブデザイン/グラフィックデザイン/イラスト、メディカルアフェアーズ 、事業開発、ゼネラルマネージメント、臨床開発、品質保証、薬事、ファーマコビジランス、データ管理、マーケティング、テクニカルサポート、ヘルスケア関連、採用、HRジェネラリスト、人事総務、人事ビジネスパートナー 、ラーニング・人材開発、報酬・福利厚生、その他、エンジニアリング、ゼネラルマネージャー、製品開発、プロジェクトマネジメント、品質、営業、テクニカルサービス、メーカー(電気/電子/機械)関連、企業内法務、コンプライアンス、金融法務、パラリーガル、リスク、知的財産、M&Aアドバイザリー(FAS)、マネジメントコンサルティング、戦略コンサルティング、M&A アドバイザリー/ コンサルティング関連 、営業、ストアマネージャー、デザイン、広報、店舗開発、マーチャンダイジング、リテールマネージャー、リテール/小売関連、営業サポート、一般事務、翻訳、役員秘書、カスタマーサービス、通訳、受付、物流、購買、サプライチェーン、カスタマーサービス、品質保証、オペレーション、生産管理、ディストリビューション、日用消費財、工場・製造管理、調達、サプライチェーン/物流/購買関連、監査保証、内部監査、税務、税務/監査保証関連、開発、プロジェクトマネジメント、サポート、ITマネジメント、ビジネスアナリスト、データ分析、インフラ、アーキテクチャ、ネットワーク営業、ウェブ開発、ヘルプデスク、サービス営業、システムインテグレーション、ハードウェアエンジニア、ITコンサルタント、クラウド仮想化、データベース管理、ITマーケティング、ソフトウェア営業、トレーニング、ERP、グラフィックデザイン、IT監査、クラウド営業、CRM、プログラミング、ローカライゼーション/テクニカルライティング、テレコミュニケーション、テスティング、QAエンジニア、IT関連
求人対応エリア 全国
運営会社 ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社
公式サイト https://robertwalters.co.jp/

ロバート・ウォルターズを見る

『LHH転職エージェント』は年収アップ転職に強い

【LHH転職エージェントの特徴】

  • 人材大手アデコが運営するハイキャリア向け転職エージェント
  • ひとりのコンサルタントが応募者対応も企業対応も担当する「一気通貫型」
  • 年収1,000万円以上を叶えた人が多数(※1)

『LHH転職エージェント』は、年収アップ転職に強いハイキャリア向け転職エージェントです。

利用者の半数以上が転職によって年収アップを叶えており、アップ額平均は101万円となっています(※2)。

アデコはスイス発祥の人材サービス企業であり、人材派遣事業も手掛けていることから、日本国内に拠点をもつ外資系企業との取引実績が多数。

求人数が57,085件、取引者数も6,389社となっており(※3)、幅広い選択肢から転職先を検討できるメリットがあります。

またコンサルタントが職種別の担当制で、応募者・企業のどちらも担当する一気通貫型(両手型)なのも、LHH転職エージェントの特徴です。

一気通貫型であることで、スキルのマッチ度だけではなく、雰囲気・社風とのマッチ度も高まると期待できます。

※1、2、3「LHH転職エージェント」公式サイトより(2024年4月19日時点)

取扱業種 IT・通信、広告・メディア、メーカー、商社、金融・保険、不動産・建設、コンサルティング・会計・法律、サービス、リテール、運輸・物流、その他
取扱職種 CHO/CHRO、人事部長(HRディレクター)、人事課長(HRマネージャー)、人事(採用・リクルーター)、人事(教育・研修)、人事(制度・企画)、人事(労務・労政)、人事(給与/社保)、人事(組織開発)、HR(C&B)、HR(タレントマネジメント)、HR(エンゲージメント)、HR(HRBP)、人事アシスタント、社会保険労務士、その他人事・労務系職種、総務(株主総会・株式業務)、総務(ファシリティ)、総務(庶務)、広報、オフィスマネージャー、その他総務・広報系職種
求人対応エリア 全国
運営会社 アデコ株式会社
公式サイト https://jp.lhh.com/

LHH転職エージェントを見る

『アズール&カンパニー』は外資系ブランドへの転職に強い

【アズール&カンパニーの特徴】

  • 外資系企業と消費財業界・エンタメ系に特化した転職エージェント
  • 紹介先の80%が外資系(※)
  • カウンセリングが丁寧

『アズール&カンパニー』は外資系ブランドへの転職に強い転職エージェントです。

「外資系高級アパレルブランドの本部職」や「ウォッチ・ジュエリーブランド」「コスメブランド」の求人を豊富に扱っています。

消費財業界出身のコンサルタントが多数在籍しているため、的確なアドバイス・サポートが期待できます。

またコンサルタントは応募者と企業の両方を担当しているので(一気通貫型)、「企業が求める人材像」と「応募者の希望や人柄」を把握したうえでマッチングが可能。

コンサルタントが業界のことをよく知っているがゆえ、ときには「今のキャリアでは、希望のブランドに転職するのは少し難しい」とはっきり言われてしまうこともあるでしょう。

しかし同時に「目指す場所へたどり着くため、何をすべきか」も一緒に考えてくれます。

またアズール&カンパニーは「外資系ブランドの日本進出時の採用活動」を任されている実績もあります。

そのためアズール&カンパニーを利用することで、「日本初上陸」のブランドで働くチャンスも高まるでしょう。

業界特化型なので大手転職エージェントに比べると求人数は少なめですが、外資系ブランドへの転職を目指すなら、ぜひ登録しておきたい転職エージェントです。

※「アズール&カンパニー」公式サイトより(2024年4月18日時点)

取扱業種 ラグジュアリー、日用消費財、化粧品、スポーツ・アウトドア、アパレル・雑貨・ジュエリー、ライフスタイル、流通・通販・EC、エンターテイメント、インターネット・IT・通信、メディカル・バイオ、製造関連、商社、フード、サービス、その他業種
取扱職種 経理・財務、 人事・総務、 法務・知財、 経営企画・事業企画、 営業、 マーケティング・販促・商品企画、 CRM、 リサーチ、 デジタルマーケティング、 PR・広報・宣伝、 WEB制作・開発、 ECサイト運営、 MD・バイヤー、 デザイナー・パタンナー、 VMD、 店舗開発・店舗設計、 トレーナー、 店長・販売スタッフ、 SV・エリアマネージャー、 リテールオペレーション、 美容部員・BA・ネイリスト・アイリスト、 料理長・キッチンスタッフ、 クリエイティブ、 プロデューサー・ディレクター、 編集・エディター、 芸能マネージャ―・A&R、 SCM・物流・購買・貿易、 秘書・事務・カスタマーサービス、 IT技術職、 研究開発・薬事、 生産管理・品質管理・品質保証、 その他職種
求人対応エリア 全国
運営会社 アズール&カンパニー株式会社
公式サイト https://www.azureweb.jp/

アズール&カンパニーを見る

『RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパン』はリクルートグループの知名度が強み

【RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパンの特徴】

  • リクルートグループの転職エージェント
  • 企業との交渉力が高い
  • 英文履歴書添削・英語面接対策ができる

『RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパン』はリクルートグループの転職エージェントであり、リクルートならではの知名度や信頼性を活かして、多くの企業と取引しています。

ネットワークが広いほど求人も集まり、提案の選択肢が広がります。

企業からの信頼性が高いため、RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパンだけが扱う独占求人も豊富です。

「企業と交渉して、応募者に適したポジションを新たに設けてもらう」といった対応ができるのも強みとなっています。

転職支援のノウハウが豊富で、複数コンサルタントがチームとなってひとりの転職希望者に対する提案を考えてくれるのも魅力。

大手グループ傘下の信頼できるエージェントを選びたいならおすすめです。

取扱業種 ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)、複合企業体、消費財、エネルギー、金融業務、インポート・エクスポート、ライフサイエンスとヘルスケア、製造/エンジニアリング/産業、サービス、テクノロジー/オンライン
取扱職種 広告/メディア/エンターテイメント、事業運営、コンサルティング、教育、EPC・建設、エグゼクティブ、財務会計、金融業務、ヘルスケアの研究開発、人事および一般管理、社内IT、法令順守、製造エンジニアリング、マーケティング、オフィス管理、不動産、研究、販売、テクノロジー
求人対応エリア 全国、海外
運営会社 RGFタレントソリューションズ株式会社
公式サイト https://www.rgf-professional.jp/

RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパンを見る

『アージスジャパン』は企業についての情報量が多い

【アージスジャパンの特徴】

  • 年収1,000万円以上の非公開求人が豊富
  • 経験豊富なコンサルタントが担当するので、企業についての情報量が多い
  • 英語力不要の外資系求人も豊富

『アージスジャパン』は採用側である企業についての情報量が多いという強みをもつ転職エージェントです。

具体的には「社風」「面接官の人柄」「募集の背景(職場が抱える課題)」などの情報を、しっかり把握しています。

25年以上外資系に特化して事業を行っているうえ、アージスジャパンで長く経験を積んでいるコンサルタントが多く、企業とのつながりが深いからですね。

企業情報を把握しているからこそ、応募書類や面接でアピールすべきポイントについて、的確にアドバイスしてくれます。

またひとりのコンサルタントが応募者対応も企業対応もするため「応募者のスキルや人柄と、企業のニーズや社風が合うか」を判断可能で、マッチング精度が向上。

さらにコンサルタントが自信をもって「この企業にはこの応募者」と推薦できるため、企業の採用意欲が高まり、選考通過率もあがると期待できます。

「外資系だが英語は使わない」という求人も扱っているので、英語力に自信がない方も相談してみてはいかがでしょうか。

取扱業種 自動車・自動車関連、電気・電子・半導体、機械・精密機器・計測機器、総合電機・ゲーム/コンピュータ/AV/通信機器、素材・化学・エネルギー、アパレル・ファッション・高級消費財・ラグジュアリブランド、消費財・FMCG・食品・飲料・化粧品、メディカル、その他製造業、総合商社・専門商社、広告・PR・マスコミ・メディア・エンターテイメント、IT・通信、流通・小売、サービス業(外食・教育・ホテル・旅行・人材ビジネス等)、金融、建設・不動産、コンサルティングファーム・監査法人・税理士法人・法律事務所、運輸・物流・倉庫、その他(非営利団体含む)
取扱職種 管理部門、SCM・事務・秘書・翻訳、営業・営業企画・営業管理職、店舗・販売・MD・サービス関連、マーケティング・企画・広報、クリエイティブ(Web・ゲーム・広告)、IT・通信、コンサルティングファーム、金融・保険、不動産・建築・土木、製造・研究開発・生産技術・品質管理、メディカル
求人対応エリア 全国、海外
運営会社 株式会社 アージスジャパン
公式サイト https://www.aegis-japan.co.jp/

アージスジャパンを見る

『ISSコンサルティング』は外資系大手企業の求人が豊富

【ISSコンサルティングの特徴】

  • 外資系企業への人材紹介事業を25年以上行っている
  • 3ヵ月以内の離職率が2%以下
  • 利用者の90%が外資系企業へ転職

『ISSコンサルティング』は外資系大手企業の求人を豊富に扱っています。

「日本マクドナルド」「ドール」「メルセデス・ベンツ日本」「アマゾンウェブサービスジャパン」「KPMG JAPAN」「アドビ」「日本ロレアル」など、業種はざまざまで、選択肢が広がります。

外資系企業への人材紹介事業を25年以上行っており、各業界・企業に精通したコンサルタントが担当してくれるので、サポートの質が高いのも特徴。

スキルだけでマッチングするのではなく、「人柄と社風が合うか」もふまえた求人紹介をしてくれるので安心できます。

また今すぐ転職するつもりがなくても、中長期的なキャリアについて相談する相手としても使えます。

登録の際に「すぐに転職したいか、中長期のキャリア相談をしたいか」を選べるので、目的に合わせた形で登録してください。

取扱業種 食品・消費財、コスメ・ラグジュアリー・ファッション、製薬・医療機器、製造(自動車・化学・機械・他)、コンサルティングファーム、IT、金融
取扱職種 ファイナンス、人事、その他バックオフィス、経営、セールス・マーケティング
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社アイ・エス・エス・コンサルティング
公式サイト https://www.isssc.com/

ISSコンサルティングを見る

『アデプトグループ』は外資系IT企業に強い

【アデプトグループの特徴】

  • コンサルタントが基本的に外国人
  • 外資系IT(とくに日本進出初期段階の企業)に強い
  • 保有している求人は少なめ

『アデプトグループ』は日本進出初期の外資系ITに強い転職エージェントです。

アデプトグループは新興テクノロジー企業に特化しているからですね。

アデプトのクライアントの中には急成長しているIT企業もありますので、外資系ITベンチャーへの転職を考えている方には、ぜひ登録をおすすめします。

コンサルタントは基本的に「長く日本に住んでいる外国人」なので、英文レジュメや英語面接対策は安心して任せられます。

また「転職希望者と長期的な信頼関係を築く」「最終的に転職先を選ぶのは応募者自身」がモットーなので、無理に転職を勧められることはありません。

「留学経験や語学力を生かしつつ、今後伸びそうなIT企業で活躍したい」という方におすすめの転職エージェントです。

新興テクノロジー企業特化型のため求人がやや少なめなので、他の転職エージェントと併用しましょう。

取扱業種 非公開
取扱職種 非公開
求人対応エリア 全国
運営会社 アデプトグループ
公式サイト https://www.adept-grp.com/

アデプトグループを見る

業種別に外資系企業への転職におすすめの転職エージェント・サイトを紹介

業種別に外資系企業への転職におすすめの転職エージェント・サイトを紹介します。

転職先の希望業種がイメージできている場合は参考にしてみてください。

外資系メーカーへの転職におすすめの転職エージェント・サイト2選

外資系メーカーへの転職におすすめの転職エージェント・サイトは、次の2社です。

  • アージスジャパン
  • ロバート・ウォルターズ
アージスジャパン
アージスジャパンは外資系メーカーの求人を豊富に扱っています。

ジャンルは「化学・素材」「機械・機器」「部品」など幅広く、職種も「事務」「営業」「エンジニア」「生産技術」など多様です。

日系自動車部品メーカーから外資系自動車部品メーカーに転職し、「約100万円の収入アップ」と「英語力を活かしてグローバルな環境で働くこと」を実現した転職事例もあります。

安定した外資系メーカーで働きたい方には、アージスジャパンへの登録をおすすめします。

ロバート・ウォルターズ

ロバート・ウォルターズは外資系電気・電子・機械メーカーの求人を扱っています。

「経理」「営業」などエンジニア以外の職種も多いので、事務・営業系の方にもおすすめです。

英語力を活かせるメーカーの求人や、マネージャー・管理職クラスの求人も多数あります。

メーカー出身のリクルーターも在籍しており、安心して相談できる転職エージェントです。

外資系金融機関への転職におすすめの転職エージェント・サイト2選

外資系金融機関への転職におすすめの転職エージェント・サイトは、次の2社です。

  • KOTORA(コトラ)
  • アンテロープキャリアコンサルティング
KOTORA

KOTORAは金融・コンサル業界特化型の転職エージェントで、外資系金融機関の求人も扱っています。

具体的な紹介先は銀行のほか「保険」「投信投資顧問」「証券」などさまざまで、職種も「アナリスト」「営業」「財務・経理」など豊富です。

またコンサルタントには日系・外資系の金融機関出身者が多く、金融機関への転職に精通しています。

第二新卒を募集している外資系金融機関の求人もあるので、外資系に転職したい若手の方にもおすすめします。

アンテロープキャリアコンサルティング

アンテロープキャリアコンサルティングは金融とコンサルに特化している転職エージェントで、「外資系投資銀行」「投資ファンド(PE)」「財務アドバイザリーファーム」の求人が豊富です。

「若手募集で年収1,000万円以上」など、早くから高収入が狙える魅力的な求人を多く扱っています。

コンサルタントは金融業界の転職事情や応募先企業の内部情報に精通しており、「応募先の金融機関出身者」とのミーティング機会を設けてくれるケースもあるので、「リアルな声」を聞くにはうってつけの転職エージェントです。

企業ごとのオンラインセミナーを数多く開催しているので、気になる企業のセミナーがないか、一度公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。

外資系製薬企業への転職におすすめの転職エージェント・サイト2選

外資系製薬企業への転職におすすめの転職エージェント・サイトは、次の2社です。

  • LHH転職エージェント
  • メディサーチ
LHH転職エージェント

LHH転職エージェントは製薬・バイオ業界の公開求人が864件と豊富(※)。

「製薬会社・医療機器メーカー出身」「大学で化学専攻」のキャリアコンサルタントも在籍しています。

まずは「研究開発に潤沢な予算が投下される外資系製薬会社で働きたい」「語学力を錆びつかせたくない」など、転職したい理由をLHH転職エージェントに相談してみましょう。

経験も知識も豊富なコンサルタントと一緒に転職活動を進めることで、「製薬業界の中であなたが活躍できるフィールド」が見つかるはずです。

※「LHH転職エージェント」公式サイトより(2024年4月19日時点)

メディサーチ

メディサーチは製薬業界に特化した転職エージェントで、「ノバルティス ファーマ」「ファイザー」など大手外資系製薬会社の求人も多数扱っています。

「海外で研究生活を送っていたが、帰国して日本で働きたい人」の転職支援実績も豊富で、「一時帰国時に面接日程を組み、面接会場まで同行してくれる」など対応も丁寧なので、安心して利用できます。

職種別転職実績の比率としてはMRが多いものの、「モニター」「PMS」「臨床開発」「薬理」の求人も豊富です。

製薬業界への理解が深いので、外資系製薬会社への転職を考えている方にはぜひおすすめしたい転職エージェントです。

外資系コンサル企業への転職におすすめの転職エージェント・サイト2選

外資系コンサル企業への転職におすすめの転職エージェント・サイトは、次の2社です。

  • エグゼクティブリンク
  • ムービン・ストラテジック・キャリア
エグゼクティブリンク

エグゼクティブリンクはコンサル特化型の転職エージェントで、コンサルティング業界経験者による転職支援を行っています。

「pwc」「EY」「デロイトトーマツ」「KPMG」「BCG」など、外資系コンサルティングファームの求人も豊富。

的確なサポートを受け、コンサル未経験から外資系大手のコンサルティングファームへ転職した事例も多数あります。

マッキンゼーアンドカンパニーやBCGの出身者によるオンラインセミナーも開催されていますので、興味がある方はまず登録しましょう。

ムービン・ストラテジック・キャリア

ムービン・ストラテジック・キャリアは「コンサル業界特化型転職エージェント」として、25年以上にわたりコンサルティングファームへの転職支援を行っています。

積み重ねた転職支援実績とノウハウが豊富で、外資系コンサルティングファームへの転職成功事例も多数。

「海外駐在」「海外出張が多く、将来的に海外赴任の可能性あり」など、「海外で働けるコンサル案件」を保有しているのも特徴です。

日本で活動しているコンサルティングファームの約95%が取引先なので(※)、外資系コンサルへの転職を考えているならぜひ登録しておきたい転職エージェントです。

※「ムービン・ストラテジック・キャリア」公式サイトより(2024年4月19日時点)

外資系企業に転職したいときの転職エージェント・サイトの選び方

外資系企業に転職|転職エージェント・サイト選び方

外資系企業に転職したいときの転職エージェント・サイトの選び方を紹介します。

  • バイリンガルのコンサルタントが多い転職エージェントを選ぶ
  • 海外勤務希望なら「海外への転職」に特化している転職エージェント・サイトを選ぶ

転職エージェント・サイトの登録先に迷いがある場合は、ぜひ参考にしてみてください。

バイリンガルのコンサルタントが多い転職エージェントを選ぶ

外資系企業への転職を目指す場合には、バイリンガルのコンサルタントが多い転職エージェントを選びましょう。

バイリンガルのコンサルタントに担当してもらうことで、書類添削や面接対策がスムーズになるからです。

たとえば、バイリンガルのコンサルタントには次のようなメリットがあります。

  • 日本以外の文化も理解しているため考え方が柔軟であり適応能力の高い人が多い
  • 応募している外資系企業の求めている人材を齟齬なく伝えられる

バイリンガルのコンサルタントが在籍している転職エージェントの例を紹介します。

また、バイリンガルのコンサルタントなら、英語ネイティブの採用担当者とも条件交渉しやすいでしょう。

英文履歴書や英語面接が必要な企業に転職したいなら、バイリンガルコンサルタントがいる転職エージェントを選ぶことをおすすめします。

海外勤務希望なら「海外勤務の求人」に強い転職エージェント・サイトを選ぶ

「日本にある外資系企業で働きたい」のではなく、「海外に住みながら現地企業で働きたい」という方もいるでしょう。

海外勤務を希望しているなら、「海外勤務の求人」に強い転職エージェント・サイトを選びましょう。

外資系特化型転職エージェント・サイトの中にも、「日本国内で働ける外資系企業の求人」しか扱っていないところがあるからです。

もちろん最初の勤務地が日本国内でも、海外赴任の可能性がある外資系企業・日系グローバル企業はたくさんあります。

しかし希望通りに海外赴任できるかどうかはわからないので、海外で働きたいなら「海外勤務求人を扱う転職エージェント・サイト」を使う必要があるのです。

海外勤務の求人を扱っている転職エージェント・サイトの例を紹介します。

LHH転職エージェント 海外勤務の公開求人117件(※1)
パソナグローバル 海外勤務の公開求人177件(※2)
マイナビ転職グローバル 海外勤務できる求人を豊富に扱う転職サイト。サイト経由で転職エージェントの支援を受けることも可能。

※1「LHH転職エージェント」公式サイトより(2024年4月19日時点)
※2「パソナグローバル」公式サイトより(2024年4月19日時点)

「海外への転職」のサポート実績が多い転職エージェントなら、「現地仕様の履歴書・職務経歴書作成」「労働ビザの取得」などもサポートしてもらえて安心です。

外資系企業の転職で転職エージェントを使うメリット

外資系企業に転職|転職エージェントを使うメリット

外資系企業の転職で転職エージェントを使う主なメリットは、以下の3点です。

  • 英文履歴書の添削や英語面接対策ができる
  • 外資系企業の好条件求人を見つけやすくなる
  • 「日系企業と外資系企業のギャップ」への備えができる

メリットについて詳しく解説していくので参考にしてみてください。

英文履歴書の添削や英語面接対策ができる

外資系企業への転職で転職エージェントを使うと、英文履歴書の添削や英語面接対策ができます。

キャリアコンサルタント・アドバイザーによる添削・面接対策が、転職サポートに含まれているからですね。

例えば英文履歴書はフォーマットが決まっていないことも多く、「日系企業への転職時と同じ内容を英語に直すだけでいいのか」と悩んでしまうケースも少なくありません。

日系企業の転職で提出する履歴書は、学歴や職歴を中心に作成し、履歴書とは別に職務経歴書も提出するのが一般的です。

しかし、英文履歴書は自分の持っているスキルや今までのキャリアをアピールするのが中心で、履歴書と職務経歴書を一つにまとめたものとなります。

また、英文履歴書を補助する役割として「カバーレター」を添付することが多いのも特徴のひとつ。

カバーレターには、履歴書には記載しなかった「志望動機」や「自己PR」を記載し、書類選考の際には重要な役割を担うものです。

外資系に強い転職エージェントを利用していれば、外資系企業に合わせ書類選考の通過率が高まるように添削してくれます。

面接においても、外資系企業と日系企業では「評価されるポイント」や「面接の雰囲気」が違います。

転職エージェントと面接練習すれば、「ボディランゲージの使い方」や「アピールすべき内容」などをアドバイスしてもらえるので、自信をもって英語面接に臨めるでしょう。

「幼少期に海外生活経験があるので問題なく受け答えや読み書きはできるけれど、表現や語彙力が小学生レベルで止まっている気がする」と悩んでいる方にとっても、助けになるはずです。

外資系企業の書類選考や面接に詳しい担当者からフィードバックをもらえるのは、転職エージェントを利用する大きなメリットといえます。

外資系企業の好条件求人を見つけやすくなる

外資系企業の好条件求人を見つけやすくなるのも、転職エージェントを利用するメリット。

外資系企業は日系企業に比べて自社の情報が表に出ることを嫌う傾向が強く、即戦力を求めているため、転職エージェントに「非公開求人」として求人を預けることが多いからです。

「日本初進出」「日本に進出したばかり」といった外資系企業も、自力での採用活動に割くリソースが足りず、転職エージェントを通じて非公開で人材を募集するケースが多くなっています。

一般的な転職サイトで探せる外資系求人の求人は限られますが、転職エージェントに登録することで、外資系企業の好条件求人を効率的に見られるようになります。

外資系企業に強く非公開求人も多い転職エージェントの例は以下の通りです。

RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパン 非公開求人常時5,000件以上(※1)
LHH転職エージェント 非公開求人数40,665件(※2)
アクシスコンサルティング 約77%が非公開求人

※1「RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパン」公式サイトより(2024年4月19日時点)
※2「LHH転職エージェント」公式サイトより(2024年4月19日時点)
※2「アクシスコンサルティング」公式サイトより(2024年4月19日時点)

外資系企業への転職を効率的に進めるためには、非公開求人が多い転職エージェントを利用しましょう。

「日系企業と外資系企業のギャップ」への備えができる

日系企業から外資系企業へ転職した人がよく悩むのは「個人主義の雰囲気に馴染めない」「評価制度などが前職と違いすぎる」といった問題です。

転職エージェントを利用することで、「日系企業と外資系企業のギャップ」への備えができます。

外資系企業への転職を数多く支援している転職エージェントなら、転職したあとにつまずきやすいポイントを知っていて、「ギャップを埋めるような情報」を提供してくれるからです。

日系企業と外資系企業とでは、下記のようなギャップ(違い)があります。

外資系企業の特徴 日系企業の特徴
  • 個人の実力を重視する個人主義
  • 結果を重んじる成果主義
  • 特定分野の専門性の高いスペシャリストが多い
  • 自分で考えて主体的に仕事を行う
  • 福利厚生や教育制度があることは少ない
  • プロジェクトごとに業務を行うジョブ型雇用が多い
  • 組織や協調性を重視する全体主義
  • 結果までの経過を重んじる傾向が強い
  • 幅広く仕事のできるジェネラリストが多い
  • 上司から指示があり仕事を行う
  • 福利厚生や研修制度は充実していることが多い
  • 終身雇用が一般的

事前情報を仕入れておくことによって、ギャップに対応しやすくなるでしょう。

また日本の企業なら転職前にオフィスの見学もできますが、海外の企業に転職する場合は事前に職場の雰囲気をチェックするのが難しいことも。

転職エージェントがきちんと応募先企業についての情報を提供してくれることで、「こんなはずではなかった」というミスマッチを防ぎやすくなります。

ミスマッチが少ない転職エージェントかどうかは、「転職後の定着率や利用者の満足度が高いかどうか」をコンサルタントに聞いてみるとわかります。

外資系企業に転職して後悔しないためにも、定着率などを活用して、信頼できる転職エージェントを探してください。

外資系企業への転職で転職エージェントを使う際の注意点は細かいやり取りを大切にする

外資系企業に転職|転職エージェントを使う際の注意点

外資系企業への転職で転職エージェントを使う際の注意点としては、「キャリアアドバイザーとこまめにやりとりを大切にする」ことが挙げられます。

なぜなら外資系企業は「採用するかしないか」「応募を締め切るか否か」の判断スピードが速く、レスポンスが遅れることで求人を逃してしまう可能性が高くなるからです。

外資系企業と日系企業とでは、仕事のスピード感が違うと言われており、外資系企業のほうが意思決定や業務遂行のスピードが速いです。

例えば商談一つに対しても、外資系企業はその場で契約の約束することも多いですが、日本では「いったん持ち帰って上司と検討の上連絡します」となることが一般的。

マイナビ転職の「外資系企業とは?働く人に聞いたメリット・デメリット、種類や特徴」の記事では、外資系企業のメリット1位に「スピード感」が入っていることからも、日系企業よりスピード感あるのが見えてきます。

元々、外資系企業や海外勤務の求人は少なめなので、好条件の求人ほど出遅れが響きます。

一方自分が早めに返信しても、コンサルタントの動きが遅いとよい求人を逃してしまう可能性も。

上記理由からこまめな返信を心がけるとともに、レスポンスが早いエージェントを選びましょう。

外資系企業へ転職しても大丈夫?働くのが向いている人を紹介

外資系企業に向いている人

日系企業とは異なるところが多い外資系企業。

日系企業への転職と同じ感覚で転職活動を行った結果、転職後に「当初のイメージと違う」「周りについていけない」といった後悔をしかねません。

外資系企業で働くのが向いているのは次のような人です。

  1. 専門分的な知識を深めたい人
  2. 自分のスキルに自信があり、持っている能力を最大限に活かしたい人
  3. 自ら考えて仕事ができる人
  4. 英語スキルが活かせる仕事をしたい人
  5. 柔軟性があり臨機応変に動ける人

詳しく解説していくので、外資系企業への転職を考えている人はぜひ参考にしてください。

1. 専門的な知識を深めたい人

専門的な知識を深めたい人は、外資系企業で働くのが向いています。

外資系企業では、専門的な知識と経験を持っている人は活躍できる場面が多いからです。

日系企業は、さまざまな部署への移動を経て、幅広い分野の知識や経験を積んだ「ジェネラリスト」を育てる風潮があります。

一方で、外資系企業は専門分野の知識を持っている「スペシャリスト」を必要としていることが多く、実際専門分野に長けている人の方が需要は高いです。

幅広い分野に知識を広げるよりも、専門分野を極めたい人の方が、外資系企業には向いています。

2. 自分のスキルに自信があり、持っている能力を最大限に活かしたい人

自分のスキルに自信があり、持っている能力を最大限に活かしたい人は外資系企業で働くことに向いています。

外資系企業は、結果を重視する「成果主義」だからです。

日系企業は、年功序列で昇進や昇給することはよくある話ですが、外資系企業は実力があれば年齢や性別に関係なく昇給も可能です。

自分の能力がそのまま評価へと繋がるため、スキルに自信がある人は外資系企業に挑戦してみるのもいいでしょう。

3. 自ら考えて仕事ができる人

自ら考えて仕事ができる人は、外資系企業の仕事が向いています。

外資系企業は実力主義のため、自主性が重要だからです。

外資系企業は、日系企業のように上司の指示で仕事をすることは少なく、自分でプロセスを考えて、実行する必要があります。

成功も失敗も全て自分に返ってくるため、結果が出せなければ給与やインセンティブが下がってしまうことも。

わからないことは自ら調べ、出来ないことを出来るようにする努力が必要です。

4. 英語スキルが活かせる仕事をしたい人

英語力に自信があり、英語スキルが活かせる仕事をしたい人は、外資系企業に向いています。

英語スキルはあった方が、外資系企業で働くときには有利になるからです。

必ずしも高い英語スキルが必要ではないものの、上司が日本人でない場合や、本国とのやり取りをするときなど、英語力を活かせる場面は多々あります。

また管理職などのポジションを目指すなら、会議やレポーティングで英語は必須となります。

TOEICでいうと700点以上が外資系で働く目安となりますが、TOEICのスコアよりも実務で使える英語スキルを持っていた方が仕事をするうえで役に立つでしょう。

5. 柔軟性があり臨機応変に動ける人

柔軟性があり臨機応変に動ける人は、外資系企業の仕事は向いています。

スピード感のある外資系企業では、急に方針が変わるなど、予想外のことが起こることも多々あるからです。

事態が急に変わっても自分で考え臨機応変に対応できなければ、業務が進まないこともあり得ます。

結果が出せなければ、評価は下がってしまうことに。

また、国籍が違うメンバーと交流するためには、異文化を受け入れる柔軟性も必要です。

不測の事態が起きたときでも、状況を楽しめる人は外資系企業に向いているといえるでしょう。

外資系企業へ転職時の転職エージェントの使い方

外資系企業に転職|転職エージェントの使い方

外資系企業への転職時、転職エージェントの一般的な使い方は以下の通りです。

  1. 登録する
  2. キャリアカウンセリングで「経歴」「語学力」「希望条件」について伝える
  3. コンサルタント・アドバイザーから求人案件が紹介される
  4. 気に入った求人があれば、応募書類の添削を受けたうえで応募する
  5. 英語面接がある場合、コンサルタント・アドバイザーとともに面接対策
  6. 面接を受ける
  7. 内定・入社

ただしロバート・ウォルターズなど一部のエージェントは、「職務経歴書を提出して、紹介可能な場合のみコンサルタントから連絡する」という流れになっています。

ユナイテッドワールドも登録時に履歴書と職務経歴書(または英語レジュメ)の提出が必要です。

なお外資系企業特化型の転職エージェントは、LinkedIn(ビジネスSNS)などを使って転職希望者にアプローチしてくることもあります。

スカウトを受けた場合は、「プロフィールやレジュメをしっかり読んでアプローチしてきたのだな」と思える転職エージェントを選びましょう。

外資系企業への転職を得意としている転職エージェント・サイト利用時によくある質問

外資系企業に転職|転職エージェント・サイトよくある質問

外資系企業への転職を得意としている転職エージェント・サイトを利用する際によくある質問を紹介します。

具体的な回答とあわせて解説しているので参考にしてみてください。

Q.英語ができなくても外資系企業へ転職できますか?

A. 英語ができなくても外資系企業へ転職は可能ですが、英語スキルは身に付けておいた方が転職後の仕事もスムーズに進むことが多いでしょう。

外資系企業の取引先で主に話すのは日本人なので、英語のスキルが高くなくても基本的には問題ないことが多いです。

しかし、本社とやり取りすることがある「管理職」、英文マニュアルを読んだり、海外の代理店などとやり取りしたりする「営業職」「技術職」では英語スキルが必要です。

また、大手企業は同僚や上司が日本人であることの多いため、高い英語スキルは必要ないことも。

一方で、ベンチャー企業などは本国とのやり取りをするため英語は必須となります。

求められる英語スキルは転職先によって異なるため、担当のコンサルタントに確認するようにしてください。

Q.転職回数が多いと外資系企業への転職は不利になりますか?

A. 外資系企業は「成果主義」のため、転職回数が多くても不利になることは少ないです。

転職が多い人でも、求められているスキルがあれば問題ありません。

また、経験や専門性が高められる転職をしていた場合、下記のような理由で転職回数が強みになる可能性もあります。

  • チャレンジ精神があるとみなされる
  • 適応力の高さが評価される
  • スキルアップや知識の深さが評価される

転職回数の多さが気になる人はコンサルタントに相談してみてください。

Q.外資系企業での勤務経験はありませんが転職できますか?

A. 未経験でも外資系企業に転職はできます。

外資系企業で働いたことのない人でも、企業の求めるスキルを持っていれば転職は可能だからです。

外資系企業では専門性の高いスペシャリストを求めていることが多く、「営業職一本」「技術職一本」でやってきた人を好む傾向があります。

個人のスキルが重要視されるため、未経験でもスキルが高い人なら転職できる可能性は高いでしょう。

Q.日系企業と外資系企業、どちらの方が年収アップしやすいですか?

A. 外資系企業のほうが年収アップできる可能性は高いでしょう。

日系企業は経過を重視する傾向にありますが、外資系企業は結果を重視する傾向が高いため、結果を出せる実力があれば年収アップしやすいからです。

例えば、実力が認められインセンティブを最大限もらえれば、高額な年収を得ることも可能でしょう。

スキルに自信のある人は、外資系企業への転職を考えてみるのもおすすめです。

Q.興味ある外資系企業の社風を知るにはどうすればいいですか?

A. 応募先企業に直接足を運んで情報を得ているコンサルタントに聞きましょう。

コンサルタントは応募先企業の採用担当者と直接話をしていることが多く、リアルな情報をもっています。

サービス系の外資系企業であれば、客として店舗に行ってみるのもおすすめです。

面接時に社風を聞こうと考える人もいると思いますが、できるだけ避けるのが無難。

なぜなら、同じ企業内でも部署によって雰囲気は異なることも多く、漠然とした質問のため採用担当者も答えにくいからです。

採用担当者の中には、「場違いな質問」と否定的にとらえる人がいることも覚えておくといいでしょう。

Q.外資系企業の福利厚生はどのような感じですか?

A. 日系企業と比べると福利厚生は充実していないことが多いです。

日系企業よりも年収は高い場合が多く、年収の中に諸手当が含まれていると考えられているからです。

例えば、外資系企業には「住宅手当」「育児手当」「社員寮」「退職金」などの福利厚生は、ない場合が多いでしょう。

また、外資系企業の中途入社では、即戦力を求めていることが多いため「社員を育てる」という考えはあまりなく、社員研修などの教育制度もほとんどありません。

Q.外資系企業への転職がしやすい時期はありますか?

A. 外資系企業では、会計年度を1月に設定していることが多いため、10~12月に求人が増える傾向にあります。

また年度始まりの4月や下期が始まる10月に向けて、2~3月、8~9月に求人を出す企業も多く、転職活動におすすめの時期です。

ただし求人が多い分ライバルも増えるため、応募先企業の情報集めなど、入念な準備をするようにしましょう。

求人が増える時期でなくても転職は可能です。

外資系企業への転職には3~6ヶ月かかるといわれているため、自分が入社を目指している月の半年前くらいから準備を始めると焦らずに転職活動を進められることでしょう。

まとめ

英文レジュメや英語での面接など、日系企業の転職活動とは異なることの多い外資系企業への転職。

異なることが多いからこそ、外資系企業に精通している転職エージェント・サイトの利用がおすすめです。

外資系企業の転職に強い転職エージェント・サイトを利用すると次のようなメリットがあります。

  • 英文履歴書の添削や英語面接対策ができる
  • 外資系企業の好条件求人を見つけやすくなる
  • 「日系企業と外資系企業のギャップ」への備えができる

当記事を参考にして、ぜひ外資系企業への転職を成功させてください。