5万円~10万円のお金を借りる理由と借入先を327人に徹底調査!いますぐ借りる方法も解説

5万~10万円借りた理由ランキング

社会人になると学生時代よりも収入が増えます。

しかし「収入が増えると同時に支出も増える」という人も多いのではないでしょうか。

例えば「交際費」や「一人暮らしの生活費」のやりくりに困る人もいるでしょう。

今回は社会人になってから5万円~10万円を借りた経験がある327人にアンケート形式で「お金を借りる理由」や「借入先の相手」について徹底調査しました。

【調査概要】

  • 調査対象:社会人になってから5万円~10万円を借りたことがある人
  • 調査期間:2022年12月6日~20日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 有効回答数:327人(男性178人/女性149人)
  • 回答者の年齢(お金を借りた当時):10代 0.6%/20代 76.5%/30代 17.4%/40代 3.4%/50代以上 1.5%/不明0.6%
調査結果をもとに、ファイナンシャルプランナーの大竹麻佐子氏から、5万円~10万円のお金を借りる際のアドバイスもいただいているので参考にしてみてください。

5万円~10万円のお金を借りる理由を327人に徹底調査!

社会人になってから5万円~10万円を借りた経験がある327人に「お金を借りる理由」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。

5万円~10万円借りた理由

1位になったのは「生活費の補填(94人)」です。

2位「娯楽・遊興のため(56人)」、3位「車の購入・維持費のため(40人)」、4位「返済・引き落としのため(32人)」と続きます。

「生活費の補填」が1位となっており、日常生活に困って借金している人が多いとわかります。

では具体的な回答を紹介します。

5万円~10万円のお金を借りる理由1位 生活費の補填

  • 大学を出て就職して、初任給をもらうまでの間の生活費(22歳 男性)
  • 夫が突然職を失い、貯金だけでは生活費が足りなかったから(30歳 女性)
  • 仕事が突然暇になり給料が少なかったときに、家賃にあてるお金が足りなくなって借りました(43歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

1位は「生活費の補填」でした。

給料が少なかったり収入が減ったりして、生活費が足りなくなってお金を借りた人が多数。

また収入が変わらないまま「子どもが生まれた」「子どもが進学した」などの理由で支出が増え、生活費が足りなくなることもあるでしょう。

5万円~10万円のお金を借りる理由2位 娯楽・遊興のため

  • 遊び過ぎて足りなくなったから(21歳 男性)
  • 旅行にいくため(28歳 女性)
  • 急遽交際費が必要になったから(40歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

「娯楽・遊興のため」が2位。

いわゆる「浪費」のために借金している人も多くなりました。

「お金がないなら遊ぶのを我慢すればいいのでは?」と考える人も多いでしょうが、付き合いなどでどうしても断れない場合もあると考えられます。

5万円~10万円のお金を借りる理由3位 車の購入・維持費のため

  • 就職先が車通勤必須の場所だった。そのため中古車を購入したが、費用が足りなかったため10万円借りた(20歳 男性)
  • 車検代が足りなかったからです(26歳 女性)
  • 自損事故をおこし、車の修理費用が必要になった(33歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

3位は「車の購入・維持費のため」でした。

車・バイクをもつと、購入費用だけではなく維持費にもお金がかかります。

そのため「突然の事故や故障」「車検代が思ったより高い」といった理由で急にお金が必要になり、借金した経験がある人も多くなりました。

公共交通機関が発達しているなら車を手放す選択肢もありますが、地方ですと「車がないと通勤も買い物もできない」というケースもあります。

5万円~10万円のお金を借りる理由4位 返済・引き落としのため

  • クレジットカードの引き落とし日にお金が準備できなかったから(24歳 男性)
  • 産後で奨学金が払えなくなったため(27歳 女性)
  • 住宅ローンのボーナス払いが払えなかったため(30歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

4位は「返済・引き落としのため」でした。

「クレジットカードの支払い」や「ローンの返済」にあてるお金が用意できず、借金したという人も多くなっています。

クレジットカードは「気づいたら利用額が膨らんでいた」というケースも多いので、計画的に使う必要があります。

また収入・ボーナスが減って、奨学金やローンの返済が難しくなってしまったケースも多いようです。

5万円~10万円のお金を借りる理由5位 引っ越し費用として

  • 引っ越し費用が足りなくて10万円借りました(25歳 男性)
  • 1人暮らし用の寝具を買うため(29歳 男性)
  • 急遽引っ越すことになり、手持ちでは足りなかったためクレジットカードのキャッシングを利用して10万借りました(32歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

5位は「引っ越し費用として」。

引っ越しには「引っ越し料金」のほか、「賃貸物件の退去・入居にかかる費用」「家具・家電の処分や購入の費用」など多くの費用がかかります。

最近ではクレジットカード決済ができる引っ越し業者も増えていますが、まだまだ「当日現金払い」のみの業者も。

そのため急な引っ越しだとお金を用意できず、借金するしかなくなった人もいました。

5万円~10万円のお金を借りる理由6位 医療費として

  • 通院費・治療費が必要だったから(26歳 女性)
  • 親が急に入院することになり、医療費が必要になった(35歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

6位は「医療費として」。

入院や手術が必要になるとまとまった費用が必要になるため、用意できない人もいるでしょう。

保険診療なら公的保険で自己負担が減るとはいえ、長期入院などですとやはり費用がかさみます。

自分の医療費ではなく「親」「子ども」の医療費のために借金したという人も複数いました。

5万円~10万円のお金を借りる理由7位 ショッピングしたくて

  • 欲しいカバンがあったので、5万円借りました(22歳 女性)
  • 限定品の服が欲しかったけれど、お金がなかったから(25歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

7位は「ショッピングしたくて」。

「どうしてもほしいものがあるのに、お金が足りない」という理由でお金を借りた人もいました。

とくに限定品ですと「今買わないと、もう手に入らないかも」という気持ちになり、お金を借りてでも買いたくなってしまう人もいるようです。

ただ安易に「ほしいものがあったら借金して買えばいいや」と思ってしまうのは考えものですね。

5万円~10万円のお金を借りた際の平均年齢は26.8歳

5万円~10万円借りたときの年齢

「お金を借りたときの年齢」を聞いたところ、平均は26.8歳でした。

20代までに借りている人が多いとわかります。

20代ですとまだ給料や貯金が少なく、急な出費があるとたちまち困ってしまうのだと考えられます。

「まだ若く、家計のやりくりに不慣れ」という理由もあるかもしれません。

5万円~10万円のお金を借りた回数は平均5回

社会人になってからお金を借りた回数

最後に「社会人になってからお金を借りた回数」を聞いたところ、平均は5回(不明を除く)でした。

「1回だけ」「2~3回」という人が多いものの、何度も借りている人が平均回数を押し上げています。

「100回以上借りていると思う」という回答もありました。

借金を重ねてしまうと、「借金を返すために別のところから借りる」など多重債務の状態に陥りやすくなります。

借りた都度きちんと返せていればいいのですが、返済が遅れているようなら「収支のバランス」や「お金の使い方」を考え直した方がよいでしょう。

5万円~10万円の完済にかかった期間は平均10ヶ月

5万円~10万円を完済するまでの期間

「5万円~10万円の完済までにかかった期間」を聞いたところ、平均は約10ヶ月でした(不明・未完済除く)。

多くの人が3ヶ月以内で返済しているものの、完済までに1年以上かかった人たちが平均値を押し上げている状態です。

中には「繰り返し借りてしまい、結局完済まで10年以上かかった」という人もいました。

早く完済するには「毎月返済ではなく、給料が入ったら一括返済する」「ボーナスで全額返済する」などの工夫が必要です。

早く返済すれば、利息も少なくなります。

ワンポイントアドバイス

5万円~10万円を借りる際は、本当に必要な借金なのかよく考えてください。

とくに5万円~10万円を借りたときの年齢で多かった20代は、収入や貯蓄が少ないため、返済に時間がかかってしまうことも考えられるからですね。

今回のアンケートでは3ヶ月で返済する人が一番多かったものの、1年以上かけて完済しているケースもありました。

借入先によっては利息も発生するため、返済計画を立てた上で借りるようにしましょう。

327人が選んだお金の借入先それぞれを紹介

5万円~10万円借りた相手

続いて「お金を借りた相手」を聞いたところ、1位になったのは「親(36.1%)」でした。

2位「カードローン(33.9%)」、3位「クレジットカードのキャッシング(7.6%)」と続きます。

頼りやすい親が1位。

ただし「カードローン」という回答も「親」に並びそうなほど多く、利用が浸透しているとわかります。

ではそれぞれの相手を選んだ理由について、具体的な回答をもとに紹介します。

お金の借入先1位 親

  • まだ若く、友人や同僚はもちろんローン会社から借りる勇気もなかったからです(25歳 男性)
  • 家族から借りれば利息もないですし、返済期間が遅れても何も言われないので(29歳 男性)
  • 一番相談しやすく、借りやすかったからです(37歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

1位は「親」でした。

「相談しやすい」「利息が不要」などの理由で親に頼んだ人が多くなりました。

頼りやすく融通が利くので、お願いしやすい相手ですよね。

理由が医療費などであれば、親から援助を申し出てくれることもあるでしょう。

お金の借入先2位 カードローン

  • 早急にお金が必要で、周りに貸してくれる人もいなかったので(25歳 男性)
  • タレントが出演するCMを見ていたので、有名で安心できると思ったから。また一番に思いあたるサービスだったから(26歳 男性)
  • 親や知人に借りるよりも、精神面で借りやすいと感じたからです(32歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

「カードローン」が2位。

「すぐに借りられる」「家族や友人には頼みづらい」という理由でカードローンを選んだ人が多くなりました。

銀行系のカードローンですと「安心」というイメージも強いようです。

カードローンだと利息が発生するので、できるだけ利息がつかないよう「初回は1ヶ月利息なし」のカードローンを選んだ人もいました。

お金の借入先3位 クレジットカードのキャッシング

  • カードにキャッシング枠を設けていたから。親など身内には言い出せなかったから、誰にも言わずに借りられる方法を選びました(22歳 女性)
  • 無職だったため、借りる際の審査や年収証明が不要なものにしたかった(27歳 男性)
  • 普段利用しているカード会社なので、利用しやすかった(36歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

3位は「クレジットカードのキャッシング」でした。

手持ちのクレジットカードにキャッシング枠があれば、コンビニATMなどですぐお金を下ろせます。

審査不要で誰にも知られず現金が手に入るので、手軽な方法として利用している人も多くなりました。

普段使っているクレジットカードなら、安心感もあるのでしょう。

お金の借入先4位 親以外の家族・親戚

  • 祖父から借りました。経済力があったため(20歳 女性)
  • 姉に借りました。親だと怒られるし、一番事情をわかってくれそうだったから(23歳 女性)
  • 兄から借りました。カードローンで借りようとしましたが、「金利が高いから代わりに俺が貸してやる」と言われました(32歳 男性)
〔出典〕独自アンケート調査

4位は「親以外の家族・親戚」でした。

「親には言えない、頼れない」などの理由で、親以外の家族・親族に借りた人も多数。

とくに兄弟姉妹に借りた人が多くなりました。

「事情を理解してもらいやすい」「相談しやすい」という事情があるのでしょう。

お金の借入先5位 友人

  • 友人がまとまったお金を持っていたのと、すぐ傍にいたから(26歳 男性)
  • 小学生時代の友人から借りました。困ったときに相談したりお互い助け合ったりできる間柄なので(27歳 男性)
  • 以前、お金を貸した相手だったから(36歳 女性)
〔出典〕独自アンケート調査

5位は「友人」。

「信頼関係」「困ったときに助け合う関係」ができている友人なら、借金も頼みやすいでしょう。

家族に借りるのと同様、利息なしで貸してくれる場合も多いと推測できます。

また「友人と一緒に外出していて、手持ちがなかったため借りた」という人もいました。

ワンポイントアドバイス

5万円~10万円が必要になったとき、まずは親に頼んでみてはいかがでしょうか。

気軽に貸し借りできる金額ではないため、友人だと断られてしまう可能性もあります。

「お金にピンチなことを周りに知られたくない」という人は、カードローンやクレジットカードでキャッシングをする選択肢もあります。

来店不要や在籍確認ナシのカードローンもあるので、借金がバレたくないという人は検討してみてはいかがでしょうか。

次の章以降では、ほかにもいろんな借入先を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

いますぐ5万円~10万円のお金を借りるのにおすすめな方法

いますぐ5万円~10万円を借りるのにおすすめな方法を紹介します。

  • 消費者金融カードローン
  • キャッシングアプリ

お金の借入を考えている人は参考にしてみてください。

いますぐ5万円~10万円のお金を借りるのにおすすめな方法消費者金融カードローンなら最短20分程度で融資可能

消費者金融カードローンなら、最短20分程度で融資可能です。

大手消費者金融カードローンでは、申込者の情報を点数化して機械的に審査しています。

そのためWEBからの申し込みなら審査が早く、「今すぐお金が必要」というニーズにも対応可能です。

「借入総額は年収の3分の1まで(総量規制)」と決まっているので、年収30万円以上かつ他社での借り入れがないなら、ルール上は10万円借りられます。

各カードローン会社の申し込みから融資までの最短時間を紹介します。

カードローン名 融資までの時間
アイフル 最短20分
プロミス 最短3分(※)
レイク 最短25分
アコム 最短25分

※お申込時間や審査により、ご希望に添えない場合がございます。

なお銀行系カードローンですと、即日融資には対応していないケースが多いです。

できる限り早く5万円~10万円を必要としている場合は、消費者金融カードローンを選ぶほうが無難といえるでしょう。

いますぐ5万円~10万円のお金を借りるのにおすすめな方法キャッシングアプリで5万円~10万円の少額融資も可能

5万円~10万円の少額融資なら、キャッシングアプリでも借りられます。

キャッシングアプリには以下のようなものがあります。

もちろん融資にあたり審査はありますが、LINEやメルカリのサービスを利用している人は、比較的使いやすいと考えられます。

郵送物などもないので、「5万円~10万円借りるくらいで家に書類が送られてくるのはイヤ」という場合にも使える借り入れ方法です。

普段からLINEやメルカリを利用している方は、利用を検討してみるとよいでしょう。

5万円~10万円を審査なしで借りる方法

5万円~10万円を審査なしで借りる方法は以下のとおりです。

  • クレジットカードのキャッシング機能を使う
  • バンドルカードで希望額をチャージする
  • 高額商品を質屋に預ける
  • 生命保険の契約者貸付制度を利用
  • 家族・友人から借りる

詳しく解説していくので参考にしてみてください。

5万円~10万円を審査なしで借りる方法クレジットカードのキャッシング機能を使う

まずはクレジットカードのキャッシング機能を使う方法があります。

手持ちのクレジットカードにキャッシング機能がついていれば、審査なしでお金を借りられます。

借りられる金額はキャッシング枠の限度額によって異なりますが、5万円~10万円以上に設定していれば、枠内のぶんは借り入れできます。

なお現在持っているクレジットカードに、新たにキャッシング枠を設定する場合や限度額を増やしたい場合は再度審査が必要となります。

もちろん、別で新たにキャッシング枠付きのクレジットカードを作る場合も審査が必要となるので、早くお金を借りたい人には向いていません。

5万円~10万円を審査なしで借りる方法バンドルカードで希望額をチャージする

バンドルカードで希望額をチャージする方法もあります。

バンドルカードとは、審査なし・無料で作成でき、Visa加盟店(ネット含む)で使えるVisaプリペイドカード。

現金をチャージして使う方法もあるが、「ポチっとチャージ」なら後払いも可能。

バンドルカードの「ポジっとチャージ」なら、後払いで上限50,000円までチャージできます。

カード発行にもチャージにも審査はなく、「ポチっとチャージ」したお金は、翌月末までに支払えばOK。

「ポチっとチャージ」の方法は以下の通りです。

  1. バンドルカードアプリをダウンロード
  2. 必要事項を入力してバーチャルカード発行
  3. チャージ方法画面で「ポチッとチャージ」を選択
  4. 必要事項の入力とSMS認証をおこなう
  5. 希望金額を入力してチャージ実行

上限額は50,000円となっていますが、上限額は利用状況に応じて低くなることもあるので注意しましょう。

さらに詳しく知りたい人は、「バンドルカードとは?使い方やメリットについて解説します」の記事を参考にしてみてください。

5万円~10万円を審査なしで借りる方法高額商品を質屋に預ける

高額商品をもっているなら、質屋に預けてお金を借りるのも可能です。

質屋では品物の査定はありますが、利用者個人の信用情報などは審査されません。

10万円借りたいなら、買い取り時の価格が15万円程度の品物を預ける必要があります。

例えば以下のような商品が挙げられます。

  • 高級ブランドの時計
  • 宝石・貴金属
  • 人気の家電

返済期限(3ヶ月以内)にお金を返せば、質草(預けた品物)は返却してもらえます。

返済期限までに返済できないと、品物は質屋のものになってしまう(質流れ)ので注意してください。

5万円~10万円を審査なしで借りる方法生命保険の契約者貸付制度を利用する

生命保険を契約しているなら、契約者貸付制度を利用する方法もあります。

解約返戻金(解約払戻金)がある生命保険の契約者なら、解約返戻金の一部を無審査で借りられるからですね。

保険によりますが、借りられる額は解約返戻金の7~8割程度です。

そのため10万円借りたいなら、解約返戻金が14~15万円程度になっている必要があります。

解約返戻金は保険加入期間が長いほど増えていくので、契約してから時間が経っている保険なら、5万円~10万円借りられる可能性は十分あります。

ただし「返済しないと保険が失効するかもしれない」のと、「借入金額は保険金額から差し引かれる」ことには注意しましょう。

気になる方は、契約している保険に解約返戻金があるかチェックしてみましょう。

5万円~10万円を審査なしで借りる方法家族・友人から借りる

家族・友人から借りる場合も、審査は不要です。

経済的に余裕のある人なら、5万円~10万円は貸してくれる方もいるかもしれません。

一人では無理な場合、複数人に声をかけて、5千円、1万円と少額ずつ借りることで補う方法もあります。

借りた後、「家族や友人だから大丈夫だろう」と考えて返済が遅れたりすると、いままで築いてきた信頼関係を失うリスクがあるので気をつけましょう。

また、借入をお願いする際は当然ですが、あなたがお金に困っている理由も聞かれることになります。

思わず誤魔化したりウソをつきたくなる理由もあるかもしれませんが、あなたへの信用を失うことにつながるのでおすすめできません。

5万円~10万円のお金を借りる際の注意点

5万円~10万円のお金を借りる際の注意点を紹介します。

  • 複数社のローン審査へ同時に申し込まない
  • 必要な額だけ借り入れる

順番に解説してくので参考にしてみてください。

5万円~10万円のお金を借りる際の注意点複数社のローン審査へ同時に申し込まない

5万円~10万円のお金を借りる際、複数社への同時申し込みはやめましょう。

同時申し込みすると、いわゆる「申し込みブラック」となり、審査に通りづらくなってしまうからです。

「5万円~10万円なら少額だから大丈夫」と思っていても、申し込みブラックだと審査に落ちる可能性も十分あるので気をつけましょう。

申し込みブラックを避けたい人は、ローン審査を一社ずつ申し込みするようにしてください。

5万円~10万円のお金を借りる際の注意点必要な額だけ借り入れる

必要な額だけ借り入れるのも大切なポイントです。

申込金額が少額であるほど、返済時の負担が減ります。

また、早く返済することで、金利を抑えることも可能となります。

「融資上限額が高いから、とりあえず10万円借りておこう」と考えるのではなく、必要な額だけ借りてください。

調査結果から見えた5万円~10万円のお金を借りる際のアドバイス

社会人になってから5万円~10万円を借りた理由としては、「生活費の補填」と答えた人が多数。

浪費やショッピングのために借金する人よりも、生活が立ち行かなくなってお金を借りている人が多いとわかります。

借入先の相手は「親」が多数だったものの、「親には頼れない」という理由でカードローンやキャッシングを利用した人も多いとわかりました。

カードローンやキャッシングは「すぐ借りられる」「借金を周囲に知られない」というメリットがあります。

しかしカードローンやキャッシングで繰り返し借りていると、返済期間が延び、返済総額も増えていきます。

金融機関を利用するときは、計画的に返済できる額だけを借りるよう心掛けましょう。

最後に当記事の監修者、大竹麻佐子氏からの総括コメントを紹介しているので、参考にしてみてください。

大竹麻佐子氏
大竹麻佐子氏の総括コメント

人生において、お金を借りることが有効な選択肢となる場合も多くあります。

タイミングは大切にしたいですし、将来に繋がる投資も必要でしょう。

ただし、軽はずみな借入れは避けるべきです。アンケートに回答された方のなかでも、すでに完済されて借入れのない方も多いかと思われます。気になるのは、「未完済」「100回以上借りている」という方ですね。

まずは「お金と向き合う」ことから始めましょう。現在の借入額を正確に把握していますか。そして、いつまでにいくら返済するか書き出してみましょう。

返済総額に愕然とするかもしれません。お金と向き合うことは、人生と向き合うことにも繋がります。心もおサイフも余裕のある人生を目指しましょう。応援しています。

■監修者プロフィール
大竹麻佐子氏
ファイナンシャルプランナー(CFP)・相続診断士

証券会社、銀行、保険会社など金融機関での勤務を経て2015年FPとして独立。

より豊かに自分らしく生きるためには、「お金と向き合うこと」が大切との想いから、相談・執筆・講師活動を行う。知識だけでない経験を踏まえたアドバイス&サポートを提供。

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