職場の上司・同僚への結婚報告は、「いつ」「誰に」報告すればいいのか気を使うものです。
職場によっては慣習や人間関係への気遣いも必要になるでしょう。
そこで今回は職場に結婚報告した経験がある人502名にアンケートを実施。
「職場への結婚報告で悩んだこと」「報告したタイミング」「上司に報告したときのシチュエーション」について聞きました。
- 調査対象:職場に結婚報告をした経験がある人
- 調査期間:2022年9月1日~7日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:502人(女性343人/男性159人)
※口コミ内の年齢は結婚当時のものです。
このたびの調査結果に対して、株式会社Rooters代表取締役の土居宏次氏から監修コメントいただいております。
【監修者プロフィール】
株式会社Rooters代表取締役 土居宏次氏
年間動員数25万人を誇るNo.1の恋活パーティー企画・運営会社を経営。
お腹が空いたときにレストランに行くように、洋服が欲しい時にデパートに行くように、恋がしたい時に出逢える場を提供するをモットーに、現在東京・大阪・福岡を中心に恋活パーティーを展開中
上司への結婚報告について悩んでいる方にとって少しでも参考となれば幸いです。
職場に結婚報告をする際の悩み
職場に結婚報告をした経験がある502名に「職場への結婚報告で悩んだこと」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位になったのは「報告するタイミング(162人)」です。
2位「誰から報告するか(69人)」、3位「相手の反応が不安(59人)」、4位「誰まで報告するか(49人)」と続きます。
以降、5位「式への招待有無を伝えること(33人)」、6位「退職を伝えること(25人)」、7位「妊娠を伝えること(20人)」の結果となりました。
報告するタイミングについて悩んだ人が最も多くなっています。
「タイミング」「報告する順序」「誰まで報告するか」など、いわゆる「職場内の正解・常識」がわからずに悩んでいる人が多いのですね。
また「結婚にともなう退職」「妊娠」など、結婚以外のことも同時に伝える必要があり悩んだ人もいました。
では具体的な回答を紹介していくのでチェックしてみてください。
職場に結婚報告をする際の悩み1位 報告するタイミング
- プロポーズされてすぐ報告するのか、入籍の直前まで報告しないのか悩んだ(25歳 女性)
- 報告するタイミング。業務のことではないので、忙しくなく気を遣わせないタイミングで報告するのが難しかったです(28歳 女性)
- いつ頃報告をすべきなのか、悩みました。結婚式を挙げなかったので、招待状を渡すタイミング等もなかったため(35歳 男性)
1位は「報告するタイミング」です。
「早すぎると結婚式の予定は別途知らせることになる」「遅すぎると結婚式への招待やスピーチ依頼が急になる」など、報告のタイミングは難しいですよね。
「普段の仕事の中で、いつ報告の時間をとるか」に悩んだ人もいました。
多忙な職場であれば、「プライベートなことで話しかけづらい」と感じてしまうこともありそうですね。
職場に結婚報告をする際の悩み2位 誰から報告するか
- 報告する順番です。上役から順に伝えるのか、親しい方から伝えるのか悩みました(28歳 女性)
- 誰から報告すればいいかで悩みました。当時平社員だったので、一番身近な係長から報告するか、一番上の部長から報告するかで悩みました(35歳 男性)
- 古い体質の会社に在籍していたため、誰から報告するか迷いました。最初に直属の上司に報告しましたが、正しかったのかいまだに分かりません(38歳 女性)
「誰から報告するか」が2位。
「上司と同僚のどちらに先に伝えるか」「上司の中でも、どういう順番で伝えるか」など、悩みは深いようです。
職場の雰囲気や上司・同僚の性格にもよりますが、報告される順番にこだわったり「噂で聞くなんて嫌だ」と言い出したりする人もいるため注意が必要ですね。
最初は直属の上司に報告し、報告する順番について相談してみるのもいいでしょう。
派遣社員の場合、雇用主である派遣元に先に報告することをおすすめします。
職場に結婚報告をする際の悩み3位 相手の反応が不安
- 嬉しい報告ではあるのですが、「どう思われるかな?」「詮索されるのかな?」と必要以上に考えてしまい悩みました(25歳 女性)
- 付き合っていることを秘密にしていたので、どんな反応が返ってくるか怖かったです(32歳 男性)
- 聞きたがりの上司・職場だったので、あれやこれやと質問攻めになることが予想され、報告するのが嫌になった(46歳 女性)
3位は「相手の反応が不安」です。
報告する相手によっては「結婚相手はどんな人?」など、根掘り葉掘り聞きたがる場合もあるでしょう。
職場であまりプライベートな話をしたくない場合、困ってしまいますね。
また結婚はデリケートな話題でもあるため、「結婚報告で独身者や離婚経験者を傷つけないか不安になった」という人も目立ちました。
職場に結婚報告をする際の悩み4位 誰まで報告するか
- 報告する範囲。直属の上司や披露宴のあいさつをしてもらいたい方には話をしたが、その他の同僚にどこまで話すか悩んだ(26歳 男性)
- 派遣社員だったので、どの範囲の人たちにお伝えするか迷いました(28歳 女性)
- あまり関わっていない同僚にも伝えるべきなのか悩みました。「私だけ聞いていない」となると雰囲気が悪くなる可能性もありますし、困りました(32歳 男性)
4位は「誰まで報告するか」。
「直属の上司」「結婚式に招待する同僚」などには当然報告しますが、「式に招待しない」「あまり親しくない」同僚に報告すべきかは悩みどころですね。
「お祝いしなくては」などと気を遣わせたくなくて、「黙っていたほうがいいのかも」と考える人もいるようです。
ただ「教えてほしかったのに!」と気分を害する人もいるかもしれないので、難しいですよね。
直属の上司に報告したあと、誰まで報告するべきか相談してみるのもいいでしょう。
職場に結婚報告をする際の悩み5位 式への招待有無を伝えること
- 結婚式に呼ぶか呼ばないかをお話しすることが一番困りました(24歳 女性)
- 結婚式に誰を招待することになるかも、合わせて報告するかどうか(25歳 女性)
- 職場の誰を結婚式に呼ぶか聞かれることが考えられたため、まず「誰を呼ぶか」に悩みました(32歳 男性)
5位は「式への招待有無を伝えること」でした。
職場の中で招待する人としない人がいる場合、招待しない相手に結婚について報告するのは気まずそうです。
結婚式に誰を招待するかは「式の規模や会場」「予算」に合わせて決めなくてはならず、とても悩みますよね。
報告の前段階として、招待客の人選に悩む人も多いことがわかりました。
職場に結婚報告をする際の悩み6位 退職を伝えること
- 結婚と同時に退職すると伝えるのが気まずかったです(25歳 女性)
- 結婚を機に退職するつもりだったが「やめて欲しくない」という雰囲気があったので、伝えづらく悩んだ(32歳 女性)
6位は「退職を伝えること」でした。
コメントを寄せてくれたのはほとんど女性です。
「配偶者の勤務地が遠く、同居するなら退職せざるを得ない」などの理由で、結婚と同時に退職する人もいます。
この場合結婚報告と退職の相談が同時になってしまうため、「言い出しにくい」と感じる人も多くなりました。
引き留められるとわかっている場合、どう伝えるべきか悩みそうですね。
職場に結婚報告をする際の悩み7位 妊娠を伝えること
- 妊娠もしたことを一緒に言うか、安定期に入ってから言うか。それとも妊娠については言わないか(28歳 女性)
- 妊娠もしていたので、「驚かせてしまいそう」と悩みました(30歳 女性)
7位は「妊娠を伝えること」です。
「安定期に入ってから伝えるべきか」「つわりがひどいので早めに伝えて配慮をお願いすべきか」など、妊娠を伝えるタイミングはとてもデリケートな問題ですよね。
そのため「妊娠をきっかけに結婚を決めたカップル」や「婚約と同時に妊娠がわかったカップル」にとっては、結婚報告と同時に妊娠について伝えるかどうかは大きな悩みになります。
また産休・育休の相談も必要になるので、「忙しい時期に休むことになり申し訳ない」と感じる人もいるようです。
タイミングは難しいですよね。
率直に報告する方との関係性や所属されている企業様の雰囲気によっても違うとは思いますが、雇用されてる方の最優先事項は『売上を上げる事』です。
結婚は幸せな報告ですが、寿退社や妊娠結婚による代謝などは企業にとっては嬉しい反面、率直に困らせてしまう現実も加味しているかと思うので、結婚が決まったタイミングでの報告が理想だと思います。
結婚を上司に報告したのは入籍のどれぐらい前
職場に結婚報告をした経験がある人に「結婚を上司に報告したのは入籍のどれくらい前だったか」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
最も多かったのは「約1ヶ月前(33.8%)」です。
2位「約3ヶ月前(21.0%)」、3位「約半年前(14.0%)」、4位「入籍後(10.8%)」、5位「約2ヶ月前(9.8%)」と続きます。
多くの人が、入籍半年前から1ヶ月前に報告しているとわかります。
あまり早く報告しても、結婚式や結婚休暇の具体的な時期を伝えられないからでしょう。
また入籍後に事後報告した人も多くなりました。
「結婚式前に入籍した」など、入籍日と結婚式の時期が違うケースもあるのかもしれません。
ではそれぞれの時期に報告した理由について、具体的な回答をもとに紹介していくので参考にしてみてください。
結婚を上司に報告したのは入籍のどれぐらい前1位 約1ヶ月前
- ギリギリに言うと勤務に差し支えがあるので、事前に報告しました(26歳 男性)
- 近すぎても遠すぎてもいけないかと思い、ネットで調べて多かった1ヶ月前にした(28歳 女性)
- 披露宴などの予定がなかったので、1ヶ月前ぐらいが丁度いいと思いました(36歳 男性)
1位は「約1ヶ月前」です。
「ネットで調べて参考にした」という人も多くなっています。
また「あまり早く報告して、のちのち破談になったらどうしよう」と心配になり、1ヶ月前まで待った人もいました。
「結婚式をしない」「職場の人を式に招待しない」なら、1ヶ月前が目安です。
職場で社会保険や姓を変える手続きなどが必要になるので、余裕をもって伝えておくのがいいですね。
結婚を上司に報告したのは入籍のどれぐらい前2位 約3ヶ月前
- 式での挨拶を依頼するため(27歳 男性)
- 提出する書類などもあるので、早めに伝えたほうがいいと思ったから(28歳 女性)
- 退職を希望していたため、余裕をもって伝えたかった(32歳 女性)
「約3ヶ月前」が2位。
「職場の人を結婚式に招待する」「上司にスピーチを依頼する」などの場合、結婚式の3ヶ月前に報告するのが目安です。
相手にスケジュール調整をお願いするためですね。
上司・同僚を式に招待する場合、結婚報告前には結婚式の場所や日時を決めておきましょう。
また「結婚を機に退職を希望している」「結婚休暇のスケジュール調整をしたい」などの理由で早めに伝えた人もいました。
結婚を上司に報告したのは入籍のどれぐらい前3位 約半年前
- 結婚式を挙げる予定だったので、日程調整をお願いするためです(21歳 男性)
- 早めに伝えないと、今後のシフトなどに影響があるため(26歳 女性)
- 早めに言わないと、仕事の引き継ぎが間に合わないと思いました(28歳 女性)
3位は「約半年前」です。
「退職予定で引き継ぎが必要」「結婚と同時に異動したい」などの事情があり、早めに報告したという人が多くなりました。
「長期休暇は早めに申請しなくてはいけない」「突然の異動が有りうる」といった職場でも、早めに報告しておくべきかもしれません。
またどうしても結婚式に出席してほしい上司・同僚がおり、早めに伝えたというケースもありました。
結婚を上司に報告したのは入籍のどれぐらい前4位 入籍後
- 入籍前にあれこれ詮索されたり、余計なことを言われたくなかったから(27歳 男性)
- 結婚前に報告すると、もし破談になったときに嫌だから(29歳 女性)
- 退職もしないし手続き上の問題だけなので、上司に許可をとる必要もなかった。そのため総務への報告と同時にしました(31歳 女性)
4位は「入籍後」。
「破談になったら嫌だから」などの理由で、入籍後に報告した人も多くいました。
「結婚式をしない」「結婚式に職場の人を呼ばない」「結婚式より入籍のほうが早い」といったケースなら、入籍後に報告しても問題ないように思えます。
ただ入籍にともなって「社会保険」「姓の変更」などの事務手続きが発生するため、基本的には職場へは事前報告するのがおすすめです。
結婚を上司に報告したのは入籍のどれぐらい前5位 約2ヶ月前
- 社内の事務手続きに2ヶ月程度かかる見込みだったため(26歳 男性)
- 両家顔合わせが2ヶ月前に終わったためです。シフト制なので1ヶ月前だと入籍日を休むのに間に合わなかったという理由もありました(28歳 女性)
- 入籍が急に決まり、決まった直後に報告したため(31歳 女性)
5位は「約2ヶ月前」でした。
「結納」「両家の顔合わせ」など親族間の儀式が終わった後に報告したという回答も目立ちます。
また「社内手続き」「休暇申請」などに2ヶ月程度かかるため、2ヶ月前に報告したという人も。
「結婚報告に関する社内の規則」や「手続きの所要時間」が明文化されていると、報告する時期を迷わなくていいですね。
皆さん、真剣に考えられていてすごいですね。
これはいつでもいいと思います。
入籍し結婚式などを挙げ、旅行や産休などの可能性がある場合は事前に予定を報告するのは優しいと思います。
結婚報告のタイミング
職場に結婚報告をした経験がある502名に「結婚報告のタイミング」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位になったのは「終業後(24.1%)」です。
2位「就業中(23.3%)」、3位「休憩中(19.1%)」、4位「始業前(12.4%)」、「定期的な面談で(6.6%)」と続きます。
「終業後」「始業前」「休憩中」など、執務時間外に報告した人が多くなっています。
業務時間外であれば報告したい相手と二人きりになれるチャンスが多いからでしょう。
なお報告方法は「対面」の人が多数。
ただ「リモートワークがほとんどだから」といった理由で、電話やメールで報告した人もいました。
では具体的な回答を紹介していくので確認していきましょう。
結婚報告のタイミング1位 終業後
- 勤務終了後に少し時間をもらって報告した(25歳 男性)
- 定時後、チームメンバーがほぼ帰宅したタイミングで「相談があるから」と言って会議室に移動して報告しました(31歳 女性)
- 帰り道が同じ電車だったので、帰宅中に報告しました(35歳 女性)
1位は「終業後」です。
「上司には伝えるが、まだ同僚には秘密にしておきたい」という場合には、職場に人が少なくなる定時後はいいタイミングですね。
日報などを上司に提出する職場ですと、報告書提出と同時に「実は…」と結婚について報告する人もいるようです。
予め終業後のアポをとって報告した人もいました。
結婚報告のタイミング2位 就業中
- 仕事の合間に、上司の様子を伺いながら「今ならいいかな」というタイミングを見計らい、話を切り出しました(28歳 男性)
- 午前中に報告したいことがあるため時間いただきたい旨を伝え、夕方上司の部屋で話をした(34歳 女性)
- 店舗だったので、営業中のお客様のいない時間帯に報告しました(37歳 女性)
「就業中」が2位。
上司が手すきの時間帯を狙って話しかけた人もいれば、アポをとって別室で話をした人もいました。
上司が忙しい人であれば、事前にアポをとって報告するほうがスムーズでしょう。
報告する場所については「使える会議室・個室があるか」「オフィスか店舗か」など、職場環境によって異なりそうですね。
結婚報告のタイミング3位 休憩中
- なかなか上司がつかまらなかったので、お昼休憩中に時間をもらい個別に話しました(24歳 女性)
- 休み時間、上司が一人になったタイミングを見計らって報告しました(29歳 女性)
- 昼休憩中に食事に誘い、報告しました(34歳 男性)
3位は「休憩中」です。
「昼休憩中に話しかけた」という人が多くなっています。
昼休憩中に人が少なくなる職場であれば、報告しやすいですね。
ランチに誘って報告する方法もあります。
「みんなで昼食を食べる職場だったので、昼食時に上司も含めて全員にまとめて報告」という人もいました。
結婚報告のタイミング4位 始業前
- 上司が始業時間より早めに出社するので、その時間に合わせた。まだ出社している人が少ないので(23歳 女性)
- 出勤後、朝礼前に上司の部屋へ伺って報告しました(34歳 男性)
- 上司が就業前にいつも食堂でコーヒーを飲んでいたので、タイミングを見て話をしました(36歳 男性)
4位は「始業前」。
始業時間より早く出社する上司なら、人の少ない時間帯に報告できますね。
「朝礼後に上司に声をかけ、報告した」という人もいました。
結婚報告のタイミング5位 定期的な面談で
- 定期的にある個人面談の日に、あらかじめ「お話ししたいことがあるので個人面談の最後に10分ほどお時間頂いてよろしいでしょうか」と伝えておいた(24歳 女性)
- 月1回の定期面談の際に報告しました(27歳 男性)
- 困ったことなどを相談できるミーティングが定期的にあるので、そのときに伝えました(29歳 女性)
5位は「定期的な面談で」でした。
職場によっては「ボーナス査定」「人員配置」などのために、定期的に面談が行われます。
上司と二人きりになるため、面談中に報告した人も多くなりました。
月1回ペースなど頻繁に面談が行われているなら、報告の時期も調整しやすいですね。
こちらは上司との関係にもよるかとは思いますが、理想は終業後だと思います。
結婚後、退職などにならない場合は業務外、寿退社や妊娠による退社などの場合は、業務時間でも可能かと思います。
職場で結婚報告をする順番とそれぞれの人へ伝える内容
職場で結婚報告をする順番とそれぞれの人へ伝える内容を紹介します。
- 直属の上司
- 上司から「報告しておいた方がいい」と言われた人
- 仲の良い同僚
- 人事担当者
- 取引先
これから結婚報告する際の参考にしてみてください。
職場で結婚報告をする順番とそれぞれの人へ伝える内容1.まずは直属の上司に報告
まずは直属の上司に報告します。
仕事と同じように、「大事なことはまず直属の上司に報告すべき」と考えられるからです。
結婚報告時、上司に伝える内容は以下の通りです。
- 結婚後の働き方(退職の有無)
- 結婚にともなう引越しの有無
- 職場で名字を変えるか
- 挙式・結婚休暇の予定
- 結婚式への招待有無やスピーチ依頼有無
報告前に上記の内容は整理しておきましょう。
職場で結婚報告をする順番とそれぞれの人へ伝える内容2.上司から「報告しておいた方がいい」と言われた人
直属上司の次に報告すべきなのは、上司から「報告しておいた方がいい」と言われた人です。
具体的には「直属ではない上司」「同じ部署の同僚」などが考えられます。
「誰まで報告すべきか」は職場によって考え方が違うので、報告時に上司に相談しておくのがおすすめです。
上司や職場によっては、上司からさらに上の上司に伝えてくれたり、朝礼などで部署内のスタッフに結婚報告する機会をつくってくれたりします。
指示がなければ、直属の上司に報告したあと、以下の順番で報告しましょう。
- 同部署の先輩・後輩
- 他部署でとくに関わりのある先輩・後輩
同僚や先輩への結婚報告時、伝える内容は以下の通りです。
- 結婚後の働き方(退職の有無)
- 結婚式や二次会への招待有無
直接会えるなら口頭で、なかなか会えない人ならメールで報告するカタチでもOKです。
職場で結婚報告をする順番とそれぞれの人へ伝える内容3.仲の良い同僚
上司や同じ部署のスタッフに報告してから、仲の良い同僚に報告しましょう。
仲がいいからと言って同僚・同期から報告してしまうと、噂が広がって、直属の上司や先輩が人づてに結婚を知ることになりかねないからです。
上下関係や礼儀に厳しい上司や先輩だと、「まず上司・先輩に報告すべきだろう」と不快に感じてしまいかねません。
順番を間違っただけで、喜ばしい報告が気まずくなってしまうのは避けたいですよね。
もし上司より先に仲の良い同僚に話した場合は、「上司や○○先輩には私から報告するまで内緒にしておいてほしい」と、しっかり口止めしておきましょう。
親しい間柄なら、「報告すべき内容」はとくに決まっていません。
結婚式に出席してほしいなら、結婚式の日程を伝えて、相手が参加できるかどうかの予定を聞いておきましょう。
職場で結婚報告をする順番とそれぞれの人へ伝える内容4.人事担当者
人事担当者にも報告が必要です。
結婚にともなって各種の手続きが発生するからですね。
報告する内容は会社によって異なりますが、以下のようなことを確認されるケースが多いです。
- 入籍予定日
- 名字変更の有無
- 扶養申請の有無
報告する項目がわからなければ、人事担当者に直接聞くことで確認していきましょう。
職場で結婚報告をする順番とそれぞれの人へ伝える内容5.取引先
取引先については、関係性にもよりますが、基本的に結婚報告はしなくてOKです。
ただし結婚にともなって名字やメールアドレスが変わるなら、報告しておくことをおすすめします。
取引先が登録している「あなたのメールアドレス」や「各種書類の宛名」を変更してもらう必要が出てくるからです。
連絡する際「結婚のご報告」というように「結婚」を前面に出してしまうと、取引先担当者に「お祝いを渡すべきかな?」などと気を遣わせてしまいます。
そのため「氏名・メールアドレス変更のご連絡」というように、事務的に連絡するのがおすすめです。
まとめ
アンケートの結果、「職場に結婚を報告するタイミング」に悩んでいる人が多いとわかりました。
「結婚式を挙げない」「式に職場の人を呼ばない」場合は、余裕をもって社内手続きができるよう、1ヶ月前までに伝えておくといいでしょう。
上司・同僚を結婚式に呼びたいなら、スケジュール確保のため結婚式の3ヶ月前までには伝えておくことをおすすめします。
具体的な報告のタイミングとしては、就業時間外を選んだ人が多数。
プライベートなことなので、業務時間外の人が少ないタイミングで報告したいと考える人も多いようです。
多忙な上司に報告する際は、事前にアポをとりつけておきましょう。
ない結婚報告に関する職場のルールや慣習がわからないときは、まず直属の上司に報告して相談することをおすすめします。
様々な報告を色々な角度から悩まれているようですね。
しかしながら、シンプルに可愛がってきたスタッフの新しい門出は上司や仲間にとっても嬉しいモノです。
悩みましたら、1番頼りになる上司に『誰まで報告?』『いつに報告が理想?』などと全ての質問を投げてみましょう笑