仕事を辞めてから転職活動をするメリット・デメリットと注意点【男女500人アンケート調査】

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仕事を辞めてから転職活動 キャプチャ

「退職してから転職活動したいけど、収入面などデメリットが大きいのでは」と不安に思っている人もいるのではないでしょうか。

今回は仕事を辞めてから転職活動をした経験がある500人にアンケートを実施。

退職後の転職活動のメリット・デメリットについて聞きました。

【調査概要】

  • 調査対象:仕事を辞めてから転職活動をした経験がある人
  • 調査日:2021年12月16日~24日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 調査人数:500人(女性307人/男性193人)

また、「まだ仕事を辞めていない人」「すでに仕事を辞めてしまった人」それぞれのおすすめ転職活動方法や、「仕事を辞めてから転職活動する場合のコツ」についても解説。

仕事を辞めてから転職しようか迷っている方や、すでに退職して転職活動中の方にとって少しでも参考になる記事となれば幸いです。

目次

仕事を辞めてから転職活動をするメリット

仕事を辞めてから転職活動をした経験がある500人に「仕事を辞めてから転職活動をするメリットは何ですか?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。

上位10位までをランキング形式で紹介します。

仕事と辞めてから転職活動するメリット

ダントツの1位は「十分な時間がとれる(258人)」です。

2位以下は「スケジュール調整しやすい(141人)」、3位「リフレッシュ・リセットできる(55人)」と続きます。

全体的に「時間にゆとりがあることによるメリット」が多く寄せられました。

では4位以降のランキングの解説も含めて、具体的な回答を紹介します。

1位 転職活動に十分な時間がとれる

仕事を辞めてから転職活動をするメリット1位は、500人中258人が回答した「十分な時間がとれる」となりました。

退職してからだと転職活動に専念できるため、「求人探し」「企業研究」「応募書類の準備」「面接対策」の時間が十分にとれます。

腰を据えて転職活動に取り組めるのは、大きなメリットですね。

企業研究や面接対策の時間が多く取れることから、「短期間で内定をもらえて効率がいい」という意見もありました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • ゆっくりと時間をかけて会社の下調べができるなど、片手間にならずに集中できる(転職時29歳 女性)
  • 時間にゆとりが生まれ、転職活動に専念できること(転職時32歳 男性)
  • どこの会社がよいか考える時間が十分にあること(転職時49歳 女性)
ワンポイントアドバイス

仕事を辞めて無職状態になっても、規則正しい生活を送りましょう。

昼夜逆転など生活リズムが崩れてしまうと、いくら時間が十分あっても転職活動に支障をきたしてしまいやすいです。

朝イチの面接に遅刻してしまったり、ダラダラした生活になじんでしまってヤル気を失ってしまう可能性も出てきます。

企業研究や情報収集、面接の振り返りなど、豊富な時間を有効活用していきましょう。

2位 面接・面談のスケジュール調整しやすい

仕事を辞めてから転職活動をするメリット2位は、500人中141人が回答した「面接・面談のスケジュール調整しやすい」です。

面接はたいてい平日に行われるため、在職中だと「希望企業と面接日程の調整ができず、応募の断念をせざる得ない」というケースも。

スケジュール調整がしやすければ、在職中のライバルよりも早く選考が進められる可能性があります。

平日昼間に面接を受けられたりすることで、転職先候補企業の選択肢を増やせるメリットを挙げる人も。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • 拘束時間がないので面接などの約束をしやすいところ(転職時23歳 女性)
  • 時間の融通がきくので、先方の日程に合わせやすい(転職時32歳 女性)
  • 平日に企業面談のスケジュールを設定できる(転職時42歳 男性)
ワンポイントアドバイス

仕事を辞めてから転職する人は、平日の日中などを狙って積極的に転職活動を進めてみてください。

在職中の人が動きにくい時間帯に面接の予定をどんどん入れられる分、ライバルよりも有利といえるでしょう。

また、転職先から提示される日時にすぐ対応できるなど好印象を与えられる可能性も考えられます。

転職エージェントへの登録や、転職セミナーなど、面接以外のことにも積極的に動いてみてはいかがでしょうか。

3位 これまでの仕事疲れのリフレッシュ・リセットできる

仕事を辞めてから転職活動をするメリット3位は、500人中55人が回答した「これまでの仕事疲れのリフレッシュ・リセットできる」がランクイン。

退職する際には「退職前の有給消化」など、長期的な休みをとる人も多いです。

そのため「次の勤務開始までの期間を、自分の好きに使えてリフレッシュできる」という人が多数。

具体的には「旅行した」「趣味の時間をもてた」などの回答が寄せられています。

退職することで心機一転し、新たな気持ちで転職活動や次の仕事に取り組める効果があるのですね。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • 辞めた直後は、社会から離れられた解放感を感じられる(転職時25歳 女性)
  • 気持ちを新たに就職活動に専念できること(転職時30歳 女性)
  • 平日の帰省や旅行など、これまでできなかったことができて、リフレッシュできる(転職時42歳 男性)
ワンポイントアドバイス

前職でハードな日々を送っていた人ほど、退職後のリフレッシュやリセットすることで、まるで生き返ったような気持ちになるのではないでしょうか。

注意点としては、リフレッシュする期間を決めるようにしてください。

期限を決めずダラダラと過ごしてしまうと、仕事の感覚を取り戻せなくなりかねません。

アンケートでは旅行に行く人も多かったですが、金銭面のことも考えて過ごすようにしましょう。

リフレッシュのためにお金を使いすぎて、無職期間の生活が厳しくならないよう、計画的に自分の時間を使っていきましょう。

4位 採用後に即日勤務が可能

仕事を辞めてから転職活動をするメリット4位に入ったのは、500人中44人が回答した「採用後に即日勤務が可能」です。

早期入社ができるというのは、採用する企業側にとっても大きなメリット。

そのため、優秀かつ離職中の人材であれば、採用までのスピードが早くなる可能性もあります。

「急募」の求人にも応募できますね。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • 採用時に即日勤務ができる(転職時26歳 女性)
  • 面接で「すぐにでも働けます」とアピールできる(転職時31歳 男性)
  • 行きたい職場を見つけた時、すぐ出勤できるので有利になる(転職時39歳 女性)
ワンポイントアドバイス

即日勤務可能でも、仕事内容や条件面についてはきちんと確認してから入社しましょう。

急な欠員の穴を埋めるための即戦力として期待されていると、最初から仕事内容のレベルが高くて苦労することも考えられます。

また、「すぐにでも働けます」というアピールも、次のような足元を見られるケースもあるので注意してください。

  • 正社員の募集なのに契約社員での勤務を提案される
  • 条件面について交渉の余地を与えてもらえない

就職に焦っている様子は表に出さず、条件面に納得ができない場合は撤退も視野に入れておきましょう。

同率4位 空いた時間を使って自分を見つめ直せる

仕事を辞めてから転職活動をするメリット同率4位として、「空いた時間を使って自分を見つめ直せる」がランクイン。

在職中だと仕事が忙しく、将来のキャリアプランや目標をじっくり考える時間はとりにくいものです。

一方で退職してからだと、自分を見つめ直す時間を確保しやすいことでしょう。

自分を見つめ直したうえでの転職活動なら、転職先への満足度も高まるのではないでしょうか。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • 本当にやりたいことを探す時間ができる(転職時26歳 男性)
  • 自分と向き合う時間がじっくりとれる(転職時32歳 女性)
  • 頭や心の中を整理する時間が持てる(転職時47歳 女性)
ワンポイントアドバイス

仕事を辞めてから、じっくり自分を見つめ直したいという人は、「キャリアコーチングサービス」を利用してみてはいかがでしょうか。

自分ひとりで今後のことや将来の目標を考えるのもアリですが、第三者に相談することで、より徹底した自己分析やキャリアプランの設計ができておすすめです。

興味がある人は、キャリアに関する幅広い相談にのってくれる、『マジキャリ』や『キャリアアップコーチング』をチェックしてみてください。

6位 精神的なゆとりができる

仕事を辞めてから転職活動をするメリット6位は、500人中42人が回答した「精神的なゆとりができる」です。

退職後は「落ち着いて転職活動できる」と感じた人が多数。

とくに「現職がかなり忙しい」「現職のストレスが大きい」という人にとっては、退職後の転職活動はメリットが大きいでしょう。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • 仕事に追われずに転職を進められるので、心や時間にかなり余裕ができる(転職時24歳 女性)
  • 「現職と転職活動を並行しておこなう」「辞めるまでに次を決めなければならない」という精神的なしんどさがない(転職時28歳 女性)
  • 気持ちが落ち着いている状態で探せる(転職時35歳 男性)
ワンポイントアドバイス

精神的なゆとりを持てる状況なのであれば、本当は働きながら転職活動したいと考えている人もいると思います。

「転職エージェント」や「スカウトサービス」を頼ってみてはいかがでしょうか。

働きながらでも転職活動できるよう、転職支援やフォロー体制も用意されています。

忙しいあなたに変わって転職先企業を紹介してくれたり、あなたに興味を持った企業やエージェントからスカウトメールが届くので、活用をおすすめします。

他にも、面接のスケジュール管理や条件交渉も行ってくれますよ。

転職エージェントを探す際は、『転職エージェントおすすめランキング|1,000人へ口コミ調査』の記事も参考にしてみてください。

スカウトサービスなら『ビズリーチ』や『リクルートダイレクトスカウト』をチェックするといいでしょう。

7位 スキルアップの時間がとれる

仕事を辞めてから転職活動をするメリット7位は、500人中40人が回答した「スキルアップの時間がとれる」でした。

退職後は時間の余裕があるので、資格取得やスキルアップに取り組みやすいです。

資格を取れば、転職活動でのアピールポイントにもなります。

実際に「資格をとったのでスムーズに採用が決まった」という体験談も複数寄せられました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • 資格を取るための時間が確保できました(転職時23歳 女性)
  • チャレンジしたい職業があった際、勉強したり資格取得したりする時間がとれる(転職時32歳 女性)
  • 転職先がなかなか見つからない場合は、職業訓練を受けるなどしてスキルアップできる可能性がある(転職時39歳 男性)
ワンポイントアドバイス

退職してからの時間をスキルアップに充てたい人は、転職に役立つスキルの習得や資格取得を目指しましょう。

ブランク期間に何をしていたかは、面接時の印象にも大きく関わってきます。

英語力をつけるための留学や、希望の仕事で活かせる資格取得なら、アピールポイントにもなり採用にもつながりやすいです。

取得スキルが明確でない人は、『転職に役立つおすすめの資格ランキング|男女500人へ口コミ調査』の記事にある、資格取得を目指してみてください。

8位 職場に気兼ねなく転職活動できる

仕事を辞めてから転職活動をするメリット8位は、500人中32人が回答した「職場に気兼ねなく転職活動できる」でした。

在職中だと「面接のために有給休暇を使いすぎて、職場の人から変な目で見られるのでは」「転職活動中の姿を同僚に見られたらどうしよう」などと心配する人もいます。

在職中の転職活動がバレると、職場で気まずくなったり上司から慰留されて辞めにくくなることも。

退職してしまえば、そのような気兼ねは不要ですね。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • 前職の事を気にせずに、100%の気持ちで就職活動に集中できる(転職時27歳 男性)
  • 「辞めることを隠したまま転職活動している」という後ろめたさがない(転職時32歳 女性)
  • 面接などに行く際に有給休暇を使う必要がないので、会社の人から詮索を受けない(転職時43歳 男性)
ワンポイントアドバイス

人手不足や有給休暇が取りにくい職場で働いている人ほど、仕事を辞めてから転職活動をしたほうが気持ち的にはラクかもしれません。

転職活動がバレることで退職を引き止められたり、職場でのコミュニケーションが上手くいかなくなる可能性もあります。

結果、面接などのスケジューリングをスムーズに行えなかったりすることも。

退職に対して不安を持っている方は、『円満退職できた理由と上司への伝え方のコツ【転職経験者500人アンケート調査】』の記事を参考にしてみてください。

9位 失業手当がもらえる

仕事を辞めてから転職活動をするメリット9位は、500人中25人が回答した「失業手当がもらえる」です。

前職で一定期間以上雇用保険に加入していて、かつ再就職の意思がある人は、失業手当を受け取りながら転職活動ができます。

そのため「生活の心配はしなくていい」という人もいました。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • 失業手当がもらえるため生活はなんとかなる。給付期間を一定以上残して再就職できれば手当ももらえる(転職時25歳 女性)
  • 失業手当が受けられること(転職時32歳 男性)
  • 失業手当をもらいながら仕事探しできる(転職時46歳 男性)
ワンポイントアドバイス

失業給付を受けるにしても、ある程度の生活費は準備しておきましょう。

給付額は前職の賃金よりも少なく、自己都合退職だと3ヶ月間は給付を受けられないためですね。

給付中に転職先が決まらないケースも考えられるので、計画的にお金を使うことで、余裕を持って転職活動できるようにしておきましょう。

ちなみに失業手当は受給するための条件を満たさなければもらえないので、仕事を辞める前に受給要件を必ず確認してください。

受給要件については厚生労働省のホームページより確認できます。

10位 前職を辞められる

仕事を辞めてから転職活動をするメリット10位は、500人中24人が回答した「前職を辞められる」でした。

転職を理由に、人間関係がうまくいっていなかったり、職場環境が悪い会社を辞められるのがメリットなわけですね。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • 辞める職場の人間関係をすぐにリセットできる。嫌な仕事から一刻も早く離れられる(転職時23歳 男性)
  • 今までの人間関係や、職場の環境から解放され、精神的に楽になる(転職時33歳 女性)
  • 職場でのストレスが早く解消されることがメリット(転職時40歳 男性)
ワンポイントアドバイス

「前職で強いストレスを受けている」「体調面で勤務を続けるのが難しい」といった場合には、退職して環境を変えたほうがいいでしょう。

ストレスから解放されたり、体調を整えたりでき、冷静な判断力を取り戻してから転職活動に打ち込めるからですね。

「休職」という選択肢もありますが、仕事や職場が原因で追い詰められている場合、復職したとしてもまた同じことになってしまいます。

転職先が決まるまで在職するよりも、さっさと辞めたほうが精神衛生上いいのではないでしょうか。

仕事を辞めてから転職活動をするデメリット

では仕事を辞めてから転職活動をするデメリットは何でしょうか。

続いて退職後に転職活動をした500人へ「仕事を辞めてから転職活動をするデメリットは何ですか?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。

上位7位までをランキング形式で紹介します。

仕事を辞めてから転職活動するデメリット

仕事を辞めてから転職活動をするデメリットの第1位は、ダントツで「収入が減る・なくなる(276人)」でした。

2位は「焦り・不安が大きい(154人)」、3位「妥協してしまう(47人)」と続きます。

「収入が減ったために焦りや不安が生まれ、焦っているから妥協して転職先を決めてしまう」という姿が想像できます。

つまりデメリットの大半は「収入がなくなること」が理由だと言えるでしょう。

では4位以降のランキングの解説も含めて、具体的な回答を紹介します。

1位 仕事を辞めることで収入が減る・なくなる

仕事を辞めてから転職活動をするデメリット1位は、500人中276人が回答した「収入が減る・なくなる」でした。

アンケートの回答でも、金銭面や生活の不安を挙げる人が多い結果となっています。

転職だけでなく生活の心配まで増えてしまった人や、厳しい生活を強いられた人も。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • 金銭面の心配が増えること(転職時25歳 女性)
  • 貯金が十分ある人以外は、生活費に対する不安は拭えないと思います。失業保険が出るとはいえ、厳しい生活を強いられました(転職時29歳 女性)
  • 収入がなくなるので、生活の不安を感じる。収入がなくなることが一番のデメリットであると思います(転職時40歳 男性)
ワンポイントアドバイス

退職してから転職活動する場合は、十分な貯金をしておきましょう。

仕事を辞めた後の転職活動は、生活費はもちろん「面接時の交通費」などもかかってくるため、金銭面での不安へとつながりやすいです。

「貯金はどんどん減っていくのに、転職先が決まらない」といった不安な状態が続いた結果、転職先を妥協して決めてしまいかねません。

最低でも、失業給付が受け取れるまでの3ヶ月分は準備しておくのがおすすめです。

2位 仕事を辞めることで焦り・不安が大きい

仕事を辞めてから転職活動をするデメリット2位は、500人中154人が回答した「焦り・不安が大きい」です。

とくに転職活動が予想より長くなってくると、強い焦りや不安を感じる人が多くなる傾向に。

具体的には「貯金がなくなったらどうしよう」「どこからも内定が出なかったらどうしよう」といった不安ですね。

メリットのランキングには「精神的なゆとりがもてる」が入っていたので、矛盾しているように思うかもしれません。

このような結果が出たのは「短期で転職先が決まるなら時間・精神的にゆとりがあるが、長期化すると焦りが大きくなる」という理由からだろうと推測できます。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • 辞めて数週間経った頃から、急に焦る気持ちになる。「とにかく早く次の仕事を見つけなければ」と冷静さを失う(転職時25歳 女性)
  • 「すぐに決まらなかったらどうしよう」という不安が日に日に大きくなる(転職時29歳 女性)
  • 就職活動が長期化すると、精神的・経済的に負担が増える(転職時44歳 男性)
ワンポイントアドバイス

仕事がないことに焦りや不安を抱えないためにも、転職市場で価値の高いスキルや経験を積んでおきましょう。

多くの企業から「ぜひウチに来てほしい」と引っ張りダコ状態であれば、気持ち的にも幾分か余裕を持てることでしょう。

次に該当する人は転職市場でも需要が高いので、仕事を辞める前に意識してスキルを積んでみてはいかがでしょうか。

  • 専門性の高いスキルを保有している
  • マネジメントスキルがある
  • 人手不足の業界・職種で活かせるスキルがある
  • 大きな実績や豊富な経験がある
  • 利益を出せるなど

時代の流れに応じて求められる価値や人材も変わってくるので、現在の転職市場で必要なスキルや経験は何かを客観視することも大切です。

3位 転職先に妥協してしまう

仕事を辞めてから転職活動をするデメリット3位は、500人中47人が回答した「転職先に妥協してしまう」がランクイン。

転職活動が長引くと、焦りや不安から条件を妥協してしまう人もいます。

「正社員希望だったが、非正規雇用で入社する」「希望の職種を断念する」などですね。

しかし妥協すると結局、転職先でやりがいがもてず、短期間で再度転職することになりそうです。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • 妥協して転職先を決めてしまうこともある(転職時27歳 女性)
  • 焦りが出て、若干条件などを妥協してしまう(転職時38歳 女性)
  • 無収入の状態が続くと「なんでもいいから早く就職したい」と考えてしまいます(転職時45歳 男性)
ワンポイントアドバイス

転職活動が長引いて焦りから就職先に妥協しないようできる限り貯金や節約をしておきましょう。

手持ちのお金が底をつき生活するのもままならないと、「働ければどこでもいい」と選んでいる余裕もなくなります。

またお金の面だけでなく、転職市場に強みのあるスキルを積んでおくこともおすすめします。

どこの企業からも引く手あまたの人材になれば、選択肢の幅も広がり、条件に合った仕事を選ぶことも可能になってきます。

ただし、すべての希望に合った条件の仕事が見つかることは難しいと考えておきましょう。

上記理由から、転職先企業の優先順位もつけておいてはいかがでしょうか。

4位 転職活動で不利になる

仕事を辞めてから転職活動をするデメリット4位は、500人中40人が回答した「転職活動で不利になる」です。

「計画性のなさ」や「ブランク期間」を指摘されている人が多い結果に。

また、なぜ仕事を辞めてから転職活動をしているのか聞かれることも多いようです。

そのため、書類審査や面接で不利にならないような対策が必要だと言えそうです。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • 転職先からは「計画性がない」と思われてしまうようです(転職時27歳 男性)
  • 履歴書に空白期間ができることで、転職自体が不利になってしまう場合がある(転職時39歳 男性)
  • どこの会社も「どうして辞めたのか」を聞いてきます。辞めてからの転職活動は本当に厳しかったです(転職時42歳 女性)
ワンポイントアドバイス

なぜ仕事を辞めてから転職活動しているのか説明できるようにしておきましょう。

一般的には転職先が決まってから退職するため、仕事を辞めてから転職活動をしていると「計画性がない」と思われがちに。

「資格取得」や「留学」など、仕事に活かせるスキルや経験を積むための期間に使っていたり、「介護」など家庭の事情といった理由なら、マイナスにはなりにくいです。

具体的な理由を説明できない人は、面接対策を実施している『doda』『リクルートエージェント』といった、転職エージェントへ相談してみてください。

5位 退職後の年金・保険の手続きが面倒

仕事を辞めてから転職活動をするデメリット5位は、500人中18人が回答した「退職後の年金・保険の手続きが面倒」でした。

退職後に1日でも離職期間があると、国民年金への加入手続きが必要になります。

健康保険については、1日でも離職期間があり、かつ前職の健康保険を任意継続しないのであれば国民健康保険に加入しなくてはいけません。

自分でお役所に手続きする必要があるので「面倒」と感じる人が多いようです。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • 健康保険、国民年金の移行手続きが面倒(転職時33歳 男性)
  • 国保や国民年金への加入など、社会保険の手続きが面倒だと思います(転職時38歳 女性)
ワンポイントアドバイス

年金や保険の手続きは面倒かもしれませんが、必ず行うようにしましょう。

病気になって病院を受診した際に無保険だと10割負担となったり、「障害基礎年金」や「遺族基礎年金」が支給されなかったり、「老齢基礎年金」を満額受給できないケースがあります。

「国民健康保険」の負担額が不安な人は、「健康保険任意継続制度」を利用してみてはいかがでしょうか。

国民健康保険より安く抑えられる可能性もあるので、加入している健康保険へ任意継続について確認してみてください。

6位 転職活動へのモチベーション維持が難しい

6位は500人中16人が回答、「転職活動へのモチベーション維持が難しい」です。

「選び過ぎて仕事が決まらないこともある」「だんだんやる気がなくなる」といった回答が寄せられています。

憧れの職種につきたいなど明確な目標がない場合、退職後に働く意欲を失ってしまう人もいるようです。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • 「貯金があるうちはまだ働かなくていいか」と思ってしまいがち(転職時23歳 女性)
  • 時間が空くと仕事へのモチベーションが失せる(転職時30歳 女性)
  • 仕事をしないことに慣れてしまう(転職時40歳 男性)
ワンポイントアドバイス

転職活動を一人で行っている中で、やる気を保ち続ける人も多いのではないでしょうか。

希望する会社からお断りを受ける回数が多くなるほど難しいと思います。

転職活動に向けたモチベーションを維持したいなら、転職エージェントを活用してみてください。

転職エージェントの担当者と二人三脚で転職活動を行うため、相談できたりアドバイスをもらえたりと不安も解消できて、やる気にもつながりやすいです。

たとえば不採用だった理由のフィードバックと、次の面接に向けてのアドバイスをしてもらえれば、「次こそは頑張ろう」と前向きな気持ちにもなりますよね。

上記のように「モチベーションを維持しなきゃ」と頑張るのではなく、モチベーションに頼らずにいられる環境作りを考えていきましょう。

7位 仕事を辞めた後の先が読めない

仕事を辞めてから転職活動をするデメリット7位は、500人中15人が回答した「先が読めない」でした。

転職活動に十分な時間がとれるからといって、転職先がすんなり決まるとは限りません。

内定をもらうのに苦労するのは、在職しながらの転職活動でも同じでしょう。

ただ退職後の転職活動だと、より将来の不透明感が増し、焦りや不安が大きくなる可能性は高いです。

以下、実際に寄せられた回答を紹介します。

回答者の声
  • 次の就職先がいつ見つかるかわからない(転職時23歳 女性)
  • 先のことが不透明で計画を立てづらい(転職時40歳 男性)
ワンポイントアドバイス

仕事を辞めてからの転職は、予想よりも転職活動が長引く可能性もあると理解しておいたほうがいいです。

楽観的に「すぐ転職できるだろう」と思っていると、なかなか決まらないときの焦りや不安はより大きくなってしまうからですね。

また、金銭的にも不安定なため、結婚や住宅購入といったライフイベントは控えておいたほうがいいでしょう。

まずは転職活動を優先し、仕事を見つけてから人生の目標を叶えてくださいね。

続いて、在職中で転職を検討している人へ、働きながらの転職活動がおすすめな理由と、オンライン面談やリモート相談ができるおすすめ転職エージェントを紹介します。

まだ仕事を辞めていないなら、働きながらの転職活動がおすすめ

まだ仕事を辞めていないのであれば、働きながらの転職活動がおすすめです。

会社を辞めてしまうと、収入面、精神面で追い込まれるからですね。

実際、今回の調査項目『仕事を辞めてから転職活動をするデメリット』の中でも、ダントツ1位は「収入が減る・なくなる(500人中276人)」となっています。

2位「焦り・不安が大きい」や3位「妥協してしまう」も、仕事を辞め、収入がないからこそ起こりうることでしょう。

・・・そうは言っても、今の仕事が忙しすぎて転職活動をする時間がない!!

時間に余裕のない方は、『転職エージェント』に転職活動を手伝ってもらうのがおすすめです。

身動きが取れないあなたに変わって、色々な面でサポートしてくれるからですね。

転職エージェントのサポート例

  • 希望条件にマッチした求人をピックアップ
  • 応募書類作成や提出のお手伝い
  • 面接の日程調整をしてくれる
  • 転職先との条件交渉をしてくれる

転職エージェントの多くは「リモート対応可能」なので、昼休みや空き時間を利用して相談できますし、移動時間も必要ありません。

以下、「オンライン面談」や「リモート相談」できるおすすめの転職エージェントを紹介します。

「オンライン面談」「リモート相談」できるおすすめ転職エージェント

「オンライン面談」や「リモート相談」できるおすすめの転職エージェントを選ぶ際、参考になるのが、当メディアが行った『転職エージェントおすすめランキング|1,000人へ口コミ調査』です。

支持を集めている転職エージェントの中から、自分に合うサービスを選べば失敗もしにくいですよ。

上位にランクインした「リクルートエージェント」「doda」「マイナビエージェント」は、いずれもオンライン面談に対応しており、多くの利用者に支持されている転職エージェントです。

上位3社に口コミ数は及びませんが、「JACリクルートメント」や「パソナキャリア」もオンライン面談に対応。

気になる転職エージェントが複数ある場合、掛け持ち登録もできますよ。

おすすめの転職エージェントBEST5
リクルートエージェント

転職支援実績No.1。
【公式】https://www.r-agent.com/

doda

LINEでの相談にも対応。
【公式】https://doda.jp/

マイナビエージェント

回数制限なしで面談を受けられる。
【公式】https://mynavi-agent.jp/

JACリクルートメント

ミドル・ハイクラスの転職支援に強い。
【公式】https://jac-recruitment.jp/

パソナキャリア

専門性の高い相談会をオンライン中心に開催。
【公式】https://pasonacareer.jp/

すでに退職している人は、次の章で紹介する、仕事を辞めてからの転職活動方法を参考にしてみてください。

すでに仕事を辞めている場合の転職活動方法

仕事を辞めてから転職活動する方法の参考として、当メディアが別途行った『仕事を辞めてからの転職活動方法ランキング』のアンケート調査結果を紹介します。

仕事を辞めてからの転職活動方法ランキング1位「ハローワーク(155人)」、2位「転職サイト(121人)」が他に大きく差をつける結果となりました。

3位「求人情報誌・新聞広告(37人)」、4位「転職エージェント(19人)」、5位「知人の紹介・コネ(17人)」と続きます。

以降、6位「派遣会社(16人)」、7位「企業に直接応募(10人)」、8位「その他(15人)」の結果に。

アンケート結果から、ハローワークで失業手当をもらいつつ仕事探しをする人が多いと推測できます。

2位の『転職サイト』を選ぶ際の参考として、「おすすめの転職サイト口コミランキング【1,000人の利用者へ徹底調査】」の結果もあわせて紹介します。

上位5つ「リクナビNEXT」「エン転職」「マイナビ転職」「doda」「ビズリーチ」の中から選んでおけば手堅いでしょう。

もし気になるサイトが複数ある場合は掛け持ち登録も可能です。

おすすめの転職サイトBEST5
リクナビNEXT

日本最大級の転職サイト。
【公式】https://next.rikunabi.com/

エン転職

求人記事に細かな情報を記載。
【公式】https://en-japan.com/

マイナビ転職

無料の履歴書添削サービスやWEBセミナーが充実。
【公式】https://tenshoku.mynavi.jp

doda

「転職タイプ診断」「自己PR発掘診断」などの診断メニューが豊富。
【公式】https://doda.jp/

ビズリーチ

年収1,000万円以上のハイクラスな求人が豊富。
【公式】https://www.bizreach.jp/

最後に、仕事を辞めてから転職活動する場合の注意点について解説していきます。

仕事を辞めてから転職活動する場合の注意点

精神面・収入面で追い込まれることから、働きながらの転職活動をおすすめしていますが、「すでに退職した」「辞めてから転職活動がしたい」という人もいると思います。

仕事を辞めてから転職活動する場合の注意点は以下の3点。

  • できるだけ早く転職活動をはじめること
  • 収入が途切れて金銭的負担が大きくなる
  • なぜ仕事を辞めてから転職活動するのか理由を答えられるようにしておく

注意点を押さえておけば、仕事を辞めてからでも転職活動を円滑に進められるので、ぜひ参考にしてください。

できるだけ早く転職活動をはじめること

「退職後しばらくゆっくりしよう」と考えて、仕事を辞めてから転職活動をする人も多いのではないでしょうか。

リフレッシュも大切ですが、転職を考えているのなら、退職後はできるだけ早く転職活動をはじめるようにしましょう。

なぜなら、転職活動を遅らせることで様々なデメリットが生じてくるからです。

【転職活動を遅らせた場合のデメリット】

  • ブランク期間が長くなると転職が不利になる
  • お金がなくなってきて転職先を妥協してしまう
  • モチベーションが低下する
  • 生活リズムが乱れてくる

転職を希望しているのに、転職活動がうまくいかなくなるのは本末転倒ですよね。

仕事が決まらず金銭的な不安も出てくると、精神面でもしんどくなります。

また、生活の乱れやモチベーションの低下で「働きたくない」「社会に戻るのが怖い」など社会復帰できなくなる可能性も考えられます。

退職後のリフレッシュ期間をあらかじめ決めておくと、スムーズに転職活動を始められるでしょう。

収入が途切れて金銭的負担が大きくなる

仕事を辞めてからの転職活動は、収入が途切れるため、金銭的な負担が大きくなります。

働いているときのように毎月お給料が入ってくるわけではありません。

また忘れがちですが、今までお給料から引かれていた「保険料」や「税金」を自分で支払う必要も出てきます。

退職後に支払う「保険料」や「税金」は以下のとおり。

  • 国民健康保険
  • 国民年金
  • 住民税など

仕事を辞めたあとの金銭的負担を軽減するためにも、受給資格のある人は「失業保険」の受給手続きを忘れず行いましょう。

また、退職後の保険料や税金の支払いに不安がある人は、それぞれの管轄機関に相談してくださいね。

なぜ仕事を辞めてから転職活動するのか理由を答えられるようにしておく

なぜ仕事を辞めてから転職活動をするのか、理由を答えられるようにしておきましょう。

なぜなら、辞めてから転職活動をしていると、「なぜ退職後に転職活動しているのか」を面接で聞かれるからですね。

辞めてからの転職は、「クビになったのか?」「次の転職先が決まるまで在籍できない理由があったのでは?」など、訳ありの応募者なのではないかと面接官も気にします。

なぜ辞めてから転職活動するのか明確な理由を伝えられれば、面接官の懸念もなくなり、採用にも一歩近づきますよ。

【仕事を辞めてからの転職理由の回答例】
「資格取得の勉強に集中するために退職しました。無事資格を取得できたので、資格を活かせる御社の求人に応募しました。」

仕事を辞めてから転職活動をするメリット・デメリットのアンケート調査まとめ

仕事を辞めてから転職活動をした経験がある500人を対象にアンケート調査を行ったところ、「仕事を辞めてから転職活動をするデメリット」第1位は「十分な時間がとれる」でした。

2位以下にも「スケジュール調整しやすい」「自分を見つめ直せる」「スキルアップの時間がとれる」など、時間にゆとりがあることからくるメリットが多数ランクインしています。

デメリット第1位は「収入が減る・なくなる」です。

「収入が減ることで焦り、転職先選びで妥協してしまう」という人も。

また「モチベーションの維持が難しい」「転職活動が不利になる」という意見もありました。

転職活動の目標が明確で十分な貯金もあって、失業手当を受けとれるなら、退職後に転職活動をするメリットは大きそうです。

ただ「目標がないまま、とかく前職が嫌だったから辞めてしまった」「難易度が高すぎる転職を目指していて、長期化必至」などの場合には、デメリットのほうが大きくなるので、在職中の転職活動をおすすめします。

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